こんにちは。俣野成敏です。

これまでにも度々お伝えしてきましたように、現在の日本では、利回りの
高い投資案件というのは、なかなか見つからないのが現状です。

その傾向は、近年の金融業界の動きを見ても明らかです。たとえば、もっと
も「保守的」といわれる銀行でさえ、ここ数年は有力な投資先を求めて、
海外への投資比率を増やしています。

一例を挙げるなら、三菱東京UFJ銀行が2013年、タイのアユタヤ銀行を
買収し、三井住友銀行も同年、インドネシアの年金貯蓄銀行(BTPN)に
出資。みずほ銀行は15年に英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコット
ランド(RBS)の北米企業向け貸出債権を買い取り、社債関連ビジネス
などを手掛け始めています。

メガバンクでさえ、こうした攻勢に転じているのは、リスクを取って行動し
ない限り、資産を増やすことができない
からです。


そうはいっても、投資初心者からしてみれば、「海外投資」が敷居の高い
ものであることは確かでしょう。「日本語が通じない」「距離が遠く、実態が
見えづらい」といったことに不安を感じる人が多いのも頷けます。

一般に、日本で投資意識の高い人が、検討する投資案件の代表といえば、
国内不動産です。僕のコミュニティでも、これまで2度ほどゲスト講師を
お迎えし、国内不動産セミナーを開催してきました。実際に行ってみて、
改めて皆さまの関心の高さを実感しました。



特にサラリーマンの方にとって、国内不動産投資には、
(1)(多くのサラリーマンが諦めている)節税ができる
(2)金融機関からの借り入れでレバレッジをかけられる

・・・という特権があり、他にも「日本人同士のあうんの呼吸が通じる」
「自分でもある程度の調査が可能」「目が届きやすい」など、多くの利点が
あるのは確かです。
※レバレッジ・・・担保と引き換えに融資を受けること

これまで僕が主宰してきたセミナーでは、新築の区分はむしろ「ダメな例」
として紹介してきました。「新築プレミアム」という言葉があるように、
新築には、新築物件ならではの値段が上乗せされています。しかしその価値
は、ただ契約書に印鑑を押すだけで、住んでもいないうちからドンドン下落
していきます。

不動産投資の業界では、もっぱら「値落ちが緩やかになるまで」価格が下が
った中古を買い、減価償却費を短期間で計上して、節税効果を上げることが、
不動産投資の王道とされてきました。

他人資本を使って投資にレバレッジをかけることは、サラリーマンにとって
は非常に有利
です。仮にあなたが独立をした場合、個人事業にしても
法人事業にしても、サラリーマンを卒業した瞬間に、信用情報は1度
リセットされ、不動産投資の資金を金融機関から借りることはできま
せん。

サラリーマンという属性は、貴重な「資産」です。属性とは、「勤務先」
「勤続年数」「年収」など、サラリーマンとしての実績のことです。この
実績が担保となります。

この利点を使うかどうかはともかく、まずは「こういう選択肢がある」と
いうことを、知っておくのは大切なこと
です。


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これからはサラリーマン稼業だけでは、厳しい時代です。ご一緒に、少しずつ
投資に関する知識をつけ、選択肢を広げていきましょう。


ありがとうございました。