こんにちは。俣野成敏です。

最近は、ニュースや雑誌などでも、「下流老人」「老後貧乏」といった言葉が、
よく聞かれるようになってきましたね。

「少子高齢化」「国の厖大な借金」も、よく聞きますよね。だけど「そんなの
国が何とかしてくれる」と思ってはいませんか?

これをお読みの方の中には、「またマスコミの、視聴率を狙った『煽り作戦』
か・・・」と感じている人もいるかもしれませんが、実際は、そうとばかりも
いえません。

ご存じでしたか?先日、何と内閣府が、遠距離結婚に補助金を出すよう、
財務省に求めていくことを決定しました。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS03H2E_T00C16A9NN1000/

政府が国民の恋愛にまで口をはさもうとしているわけは、それだけ「この
ままじゃやばい」と思っているからです。




「少子高齢化」と一口にいっても、一体、何がそんなに問題なのかというと、

「子供が増えず、老人ばかりになる=働き手が少なくなる」
→「働き手が少なくなる=税収が減る」
→「税収が減る=国の借金がますます増える」
→「国の借金が増える=今の状態を維持できない」
→「今の状態を維持できない=どこかを削るしかない」
→「どこかを削る=保障が少なくなる」
→「保障が少なくなる=足りない分を自分で何とかしないといけない」

・・・ということです。

もしかして、「足りなくなったら生活保護を受ければ?」と考える人もいる
かもしれませんが、本気で今の状態を維持できなくなったら、当然そこも
削減対象となります。

「収入も減り」「生活保護も受けられない」となった後に待っているものは
何でしょうか?それは「自分で何とかするしかない」現実です。


では、ここで「自分で何とかする」シミュレーションを立ててみましょう。

定年退職後、ご年配の夫婦が必要な生活費は、最低でも月に24万円とか
28万円などといわれています。

今後、年金がいくら出るのかわからない中で、安心した老後を迎えるために
は、月額24万円×12ヶ月×15年(80歳-65歳)=4320万円と、5000万円
程度は準備しておいた方がいいと思われます。

しかしながら、ゼロに等しい日本の金利環境下では、5000万円を貯めるため
には、毎月5万円積み立てても83年以上、毎月10万円を積み立てても41年
以上はかかる計算になります(単純計算)。

ところが、たとえばここに100万円あって、そのお金を年利5%の複利で
運用できるところへ持っていったとしたらどうでしょうか?

「複利」とは、「利息も元本として、一緒に運用していく」ということです。
すると、元金が増えますから、それに応じて利息も増えていきます。お金が
お金を生む状態となって、100万円が、何と40年後には、700万円以上
になります。

このように、金利がまったくないところでお金を増やそうとするのと、金利
が付くところで、複利の力を使ってお金を増やすのとでは、労力がまったく
違います。しかし残念ながら、日本は「国の膨大な借金のため」に、将来に
わたって、金利が上がる見込みはありません。


どうして、国にたくさんの借金があると、金利が上がる見込みがないので
しょうか?それは、もし金利を上げてしまうと、「国債=借金」の返済金利も
上がることとなり、国が支払いできなくなってしまうからです。

こうした事情から、現在、日本の金利環境は、他の先進国と比較しても、極端
に低く抑えられています。ですから、お金を日本に置いておいては、資産を
増やすことは、なかなか難しい
のです。

そうはいっても、「海外投資」と聞いて、それをすぐに行動に移せる人は
少ないでしょう。

「日本にいながらにして、海外投資はできるのか?」
「言葉や習慣の壁はどうしたらいいのか?」
「詐欺に遭わないためには、何に注意すればいいのか?」
「安全に資産を増やせる方法はあるのか?」・・・

こうしたことを、セミナーを通じて、ご一緒に考えてみませんか?
私が現在、共催しているマネースクールでは、定期的にセミナーを
開催し、皆さまに有益な情報をお届けしています。

よろしければ、ぜひ足をお運びいただければと思います。


★俣野成敏最新セミナー★
詳しくはこちら

ありがとうございました。