こんにちは。俣野成敏です。

人が求めるものといえば“安心”。

それは本能とも言えます。

人は安全なところで安心したいものです。
最近の難民問題などが主たるものでしょう。

では、安全なところに暮らしている僕らは
なぜ安心できないのでしょうか?

それは
未来がどうなるのかわからないからです。



マイナビコーポレーションが
2015年2月に社会人を対象に行った
アンケートによると、54.8%の人が
「ウチの会社は大丈夫か?」
と思ったことがあるそうです。

かつてサラリーマンは安定の象徴でした。

それは「会社に定年まで勤めるのが当たり前」
という時代です。

当時は、「安定した場所にどうやって居続けるか」
ということが主眼でした。

そのために必要とされたのが
「会社」という、ある意味“村社会”に適応する
ための世渡り術。

人間関係を円滑にするために
派閥に属するとか、駆け引きやコネなどを
必要としたわけです。


今は
「定年まで会社があるかどうかもわからない」
という世の中になっています。

一流企業とされている会社でさえ、
未来永劫の保証はありません。


もう、会社のブランドに
頼れる時代ではないのです。


一体、これからは
何を頼りにしていけばいいのでしょうか?

それは「信用力」ではないかと
僕は思います。

自分の社会的な信用力。
社内の信用力。
外に対しての信用力。
外で付き合う人たち。

そこで必要なのは、信用と信用の交換です。

その力をどれだけ高めていけるかというのが、
これからの時代に求められること。

要は信用を原資に行動していく時代
だということです。


信用を集めるために、
今できることとは何でしょうか。

サラリーマンが持つ最大の武器は
会社のリソースをフル活用できること。

会社の持つ力を使って、
経験知を積み上げていくこと。


他には
インプットするべきものや集めるもの。

サラリーマンの処世術として、
よく「人脈を広げろ」という話を聞きますが、
ただ社名の印刷された名刺を配っているだけでは
信用は集められません。

社名のおかげで会える人たちに対し
「自分」という人間を高く評価してもらうには
どうしたらいいのか?

そのためには、
「この人たちは社名がなくなっても、
次回また自分にオーダーをくれるだろうか?」
と考えてみること
です。


こういう時代ですから、情報はいくらでも
無料で手に入れることができます。

しかし
無料には必ず意味があります。

逆に、こういう時代に有料にするからには、
それだけの価値があるはずです。

でなければ売れませんね?

「このサービスがこの価格で売られている価値は
どこにあるんだろう?」
と考えることは、非常に重要です。


ここまで読めばお分かりのように
あなた自身も“商品”です。

あなたは
ご自身にどれだけの付加価値をつけられますか?

経験や知識の集大成が、
あなたの価値
だということです。


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ありがとうございました。