こんにちは。俣野成敏です。

サラリーマンや個人事業主というのは、基本的に自分の時間と労働力を
お金に換える職業です。

ビジネスオーナーというのは、人に働いてもらう職業です。

ここではリーダシップやマネジメントなどの能力が必要です。


じゃあ、投資家は?

投資家というのは、お金に働いて
もらう職業
です。

お金は働き場所を適正なところに移してあげるだけで、ものすごく
パワフルに働き出します。


そう聞くと、
「投資家とは汗を流さずに儲かる楽な仕事だ」と思われる人もいるかも
しれませんが、それは違います。

働く大変さや、お金の価値がわかるからこそ、その大切なお金をどこに
投資するのがいいか、と真剣に考えるようになるからです。

つまり、お金を活かすということの真の意味を理解するための期間が
必要だということです。


それが「器の形成期」です。

成功している人は必ず、この器の形成期を通過しています。

たとえば
孫正義さんやユニクロの柳井さんにしても、大変だった時期はありました。

それを通しているから今があるわけです。



成功したら、その成功を世の中に還元することを考える段階に入ります。

それがミッションです。

ミッションは後付けでいいのです。

最初はわからなくても、後から「ああ、これでいいんだ」という感覚です。


おぼれている人は、隣でおぼれている人を助けられません。

たとえば、お金に困っている人に多額の寄付を求めても、できないような
ものです。

けれど成功すれば、寄付をするだけでなく、学校も建てることができる。

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェトなど、成功した人たちが寄付している
のは、必ずしも有名税としてそれをしているわけではありません。

もちろん、実際に税金対策のためという側面もあるにはあります。

ですが、
いずれにせよみな自分の成功を、積極的に社会へと還元しています。

この辺は、「運を創る」という概念になりますが、機会があればまた後日、
記事にしたいと思います。


他人を助けるためにも、まずは自分が溺れている川から岸に上がる
力を付けて、それから浮輪を投げること。


最近は、ボランティア活動を大学の単位に認定するなどの動きがあり、
それはそれでとても良いことです。

とはいえ、意味もわからず言われてやっているだけでは、ただの反射で
終わってしまうかもしれません。

そうなると、人を助ける意味を深くは理解できなかったり、中には
「単位になるから」という理由でボランティア活動をする人も出てくるかも
しれないということです。


成功するためには、まずは自立が不可欠です。

自立しなければ、少なくとも「人を助ける」という、その本当の意味は
わからないと思います。

日本人は、汗を流さずにお金を稼ぐことは悪いことだという価値観を
持っています。

だから投資を良くないものと考えがちになりますが、投資とはそもそも
必要としている人のところへお金を回し、その結果がリターンとなって
返ってくることです。

「この技術を開発すれば、社会が進歩する」
「このプロジェクトを推進すれば、景気が良くなる」
「けれど資金が足りない」。

そういうところへ出資するわけです。


確かに、中には怪しいものや悪いものもあるでしょう。

どれだけ慎重になっても、失敗はあります。

実際は慎重になるから上手くいくのではなく、経験をするから上手く
なるのです。


「お金を増やしたい」
「成功したい」
「役に立ちたい」
「イノベーションに関わりたい」など

投資をする理由はさまざまだと思います。

でもどんな理由にせよ、投資は「社会をより良くする」というのが、その本質なのです。


ありがとうございました。


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