こんにちは。俣野成敏です。

僕は、一人でも多くの方に、サラリーマンを趣味にしていただきたいと考えています。

サラリーマンを趣味にするとは、どういう意味でしょうか?


現在、サラリーマンの中で「趣味でサラリーマンをやっています」という人は、ほとんどいないと思います。

趣味ではない最大の理由は「辞められない」から。「働かないといけない状況だから働いている」ということです。


つまり、サラリーマンを趣味にするとは、「いつ辞めてもいい」状態にすること。

いつ辞めてもいいのに、なおかつ「明日、会社に行きます」と言えるとしたら、それが趣味なのではないでしょうか。


サラリーマンが義務になっているほとんどの理由は、お金だと思います。

サラリーマンとして収入を上げようと思ったら、時間単価を上げるか、働く時間を増やすしかありません。しかし、それにも限界があります。

我々の身体は一つしかないからです。


大体の人は、ここで行き詰まります。

「サラリーマンを趣味にする」なんて、夢のまた夢なのでしょうか?


自分という限界を越えるには、「自分以外のモノに働いてもらう」ことです。

「会社を経営しているわけでもないのに、どうやって?」


「自分の代わりに働いてくれる」とは、継続して価値を生み出してくれるモノのことを指します。一体、なにがあるでしょう?

不動産などをお持ちであれば、それを他人に貸すなどして収入に当てることができます。それらがなかったら?

自分の持っているものをオークションなどで売りますか?それは、売ったらそれでおしまい。それ以上は増えません。

家族を働かせますか?大事な家族に義務を強いますか?



あなたが持っているモノで、あなたと同じように価値を継続して生み出してくれるモノ。それは、お金です。

以前、お話したロバート・キヨサキ氏が提唱したクワドラントの4つの職業区分を、覚えていますか?

「キャッシュフロークワドラント」の記事はこちら


サラリーマンがいるのはEクワドラントであり、「お金を働かせる」のは、Iクワドラントの領域。掛け持ちは、もちろん可能です。

「それって株式投資とか為替投資とかのこと?危険じゃない?」

お金は、自分の労働の結果、得た貴重な対価です。

それを投資に回すためには当然、勉強が必要ですし、リスクをとらなければなりません。

投資が危険だと思われるのは、正しい知識がないから。なによりも、クワドラントに対する理解不足にあります。


そもそも、別のクワドラントに足を踏み入れるということは、そこが今までとはまったくの別世界だということを知っておく必要があります。

クワドラントごとのルールが違うからです。

その違いをマスターし、そこで活動するときはスイッチを切り替えるようにしないと、上手くはいきません。なにより、覚悟が必要です。


ルールとは、なんでしょう?

たとえばE(従業員)の売り物である「時間」は、I(投資家)ではお金になりません。

Iは先にお金を支払い、B(ビジネスオーナー)は自分では動かずに、他人に動いてもらいます。S(自営業者)は講演すればお金になりますが、Iは話しても全くお金にはなりません。

ルールとは、クワドラントごとにある約束事のことです。

それを理解せずに、今いるクワドラントの延長線上で他のクワドラントに行こうとしてしまうから、失敗してしまうのです。


自分の限界を越えて自由を手にするには、自分以外のモノに働いてもらうこと。

みんなが持っていて、誰でも喜んで受け取ってくれる価値あるモノとは、お金であること。

お金に働いてもらうには、勉強と準備が必要なこと。


日本の学校では、お金についてはなにも教えてくれません。お金が自分の代わりに働いてくれることなど、多くの人は知りません。

これから、ますますサラリーマンとして生きていくのが難しい世の中になっていきます。

一つの収入源だけでは、先細りしていくことが見えているからです。


「どうしたら、効率良くお金に働いてもらえるか?」

それを考え、実践していくことこそが、「サラリーマンを趣味にする」近道なのです。

今日、お伝えした内容は、大変重要です。ぜひ、考えてみてください。


★お金の未来について、ご一緒に考えてみませんか?

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