新規事業をはじめる場合、どうしても何か画期的な新しいモノやアイデアを出さなくてはならなような心境になりがちです。
俣野の場合も、社内ベンチャーから創業して一部上場企業の関連会社を創ったというと、何か画期的な商品やサービスを扱っているのではないかという印象を持たれることが多いですが、実際は違います。
社内起業の2つのメリットとは?
社内企業のたった2つの利点とは・・・?
社内起業の利点を煎じ詰めると、この2つしかありません。
1.ブランド力
2.資金力
この2つがビジネスの中で最も力の要る個所であり、上手く使い倒せるなら、強力なレバレッジ(梃子)になりますので、自分でやるよりも遥かに立ち上がりのスピードが早いわけです。
これは、社内での新規事業の立ち上げの場合でも同様です。
逆に言うなら、
この2つを上手く利用できないのなら、
社内起業でやる意義は少なく、自己資本でやった方がベター
ということになります。
この2つの接点を活かすことを考えてみると、
必ず新しいモノより新しい価値観というところに回帰します。
あなた個人(又は会社)の資産を用いて、
今とは違う新しい価値観を提供できるものはありませんか?
ヒントは、「苦痛からの逃避」、若しくは「快楽の追求」にあることが多いでしょう。
生物の根源的な欲求は、会社にもありますし、個人にもありますので。
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