成功者と言われる人が「非常識」を提唱すると、何に対しても非常識になるのが良いことだと思ってしまいがちだ。
 

成功者の非常識を鵜呑みにするな

成功者の非常識を鵜呑みにするな

 

非常識な成功者は常識人?

非常識に成功している人達は、常識を充分にわきまえた上であえて外しているということを忘れてはならない。人物的には、むしろ極めて常識的であることが多い。

同様に、「実践あるのみ」と言われると、思考を中途半端にしてしまいがちだ。ルーチンワーク(決められた仕事)に疑問を抱くことすらなく、受身の忙殺が実践だと勘違いしてしまう。

実践で結果を出している人というのは、何も考えずに闇雲に実践しているわけではない。理論を身につける努力を惜しまず、人並み以上に論理的な裏付けをしながら実践している。
実践は、当たり前の日常を超えたところにあるのだ。
そのような人が、成功体験を商業出版することにでもなれば、「常識」とか「理論」というような当たり前なことを書いてもウケが悪いので、「非常識」とか「実践」というような一見特異な表現に落ち着く。

書いてあることが間違いというわけではない。常識を超えた非常識、理論を伴った実践なのだ。行間に目を向ければ、真実が見えてくる。

 

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