私は、昔から自分なりに新しい仕掛けをしたり、仕組みを作るのが好きでしたが、ここ数年でそれが得意と思えるようになりました。

でも、最初からそうだったかというと、勿論、そんな筈もありません。

『効率』というご褒美は、いつも『非効率』から生まれます

はじめから『効率』はない

はじめから『効率』はない

『効率化』の落とし穴

 
「効率が悪いなぁ~」と思いつつ自分なりに作業を進めます。その中で、どうしたらこれを効率よくできるのか、誰がやっても同じ効率をあげる為にどうしたら良いのかを考え、仕組み作りをします。
一度仕組みができれば、暫くはその仕組みの品質チェックだけしていれば、他に注力できます。

何もやる前からある効率は、手落ちか手抜きです。

一から何かを作る場合、最初からの効率は有り得ません。テストをしながら、少しづつ完全を目指せば、ずっと使える効率を手にできます。一つの効率を手に入れると、二つ目はずっと楽になります。

今日のお薦め本

「ザ・ゴール― 企業の究極の目的とは何か」エリヤフ ゴールドラット著

エリヤフ ゴールドラット 三本木 亮 
ダイヤモンド社 (2001/05/18)
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おすすめ度の平均: 4.18

4 苦しんでいるプロジェクトの最適化にはお勧め。
5 映像が浮かぶ
5 ザ・ゴール

機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴを中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスを主題にした小説。通常、アメリカでベストセラーとなったビジネス書は、すぐに日本語に翻訳されるものだが、本書は世界で250万部売れたにもかかわらず、17年もの間日本での出版だけが認められなかった、いわば「幻の名著」。特に、TOC(制約理論)の幹であるボトルネックの考え方の基本を知るには良い本だと思います。少々分厚いですが、読む価値があります。

 

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