会社を辞め、いきなり独立起業して成功する人は世の中でもごくわずかです。その点、サラリーマンの内から起業家精神を育み、起業の準備をしておくことで、以下のようなメリットが考えられます。

1.会社の資源(リソース)の使い方を知る。
2.企画力・提案力・コミュニケーション力を鍛える。
3.勝ちパターン・負けパターンを身体で覚える。

 

プロフェッショナルの条件とは?

プロフェッショナルの条件とは?

「どうせこの会社で何かしらの事業を提案しても、箸にも棒にもかからない」とお思いになる方も多いかも知れません。

しかし、よく考えてみてください。「どうせこの会社で何かしらの事業を提案しても、箸にも棒にもかからない」という程度の企画を持って、あなたはいざという時に自らの資本をリスクにさらして独立起業しますか?

稼ぐ人は提案を磨いて何度でも提案し続ける

僕の周りで稼いでいる人は、
サラリーマン時代からサラリーマンらしくありません
いや、正確には徹底してサラリーマンらしく下積みはしたと思いますが、サラリーマンとしてもっと大きな仕事をするために
社内にいながら事業提案しているのです

そして、多くの場合、その方々もことごとく提案を却下された経験を持っています。
もしかしたら、ここまではその他大勢の人たちと大差がないかも知れませんが、彼らが他の人たちと決定的に違うのは、提案を却下されたからもうダメだというマインドではなく、
さらに提案に磨きをかけていく点です。

その磨きあげた提案を現職の上長に受け入れられない場合は、敗者復活戦としてもう一度上長に提案し、それでもダメなら社内の別の場所に持っていきます。別の場所でもダメならどこか別の会社に売り込み、それでもダメなら自分で起業するという具合です。
このようにして起業に必要な、企画力・提案力・コミュニケーション力を鍛えていくのです。

なぜなら、並みの中間管理職は、

「提案がこの会社の未来を明るく照らすか?」

という視点ではなく、

「この提案に関ると自分の仕事が増えるのでは?」

という視点で受け取るからです。

逆説的ですが、それなら最初から自分でそういう方向で仕掛けてみてはいかがでしょうか?周囲の人から反対されて「それもそうだ」と思うレベルで起業することは、自殺行為ではないでしょうか。

自分ボートをつくっておく理由は、以下の2点です。

1.広く世の中の需要にも目を向けること
2.会社と自分の両方の強みを見つけること

自分ボートを得ることで得られる2つの自由

会社というタイタニック号の乗組員でいながら、船が沈んだときにはいつでもボートで漕ぎ出せるようにしておく。準備さえしておけば、沈まなくても船長だって目指せるし、タイタニックが用意した別の関連ボートを舵取りするチャンスだってあります。

つまり、船大工発想を持って自分のボートを得ることで、あなたは
2つの自由を手にします。

1.会社の倒産やリストラの不安から解放される
2.自分の価値観を曲げてまで、会社の方針に従わないで済むようになる

たとえ、倒産の心配がなくてもリストラに怯え船長の顔色をうかがいながら船に乗り続けるのは苦痛でしかありません。ボートを持たないサラリーマンは、会社や船長に自分の人生を委ね、「生かされている」のです。

自分ボートを持ち、自分で舵を取り人生の方向性を決められる自由は、あなたに

「生きている」実感

を取り戻させるでしょう。

プロフェッショナルのサラリーマンを目指すのであれば、いつでも独立できる力を持つこと、つまり『自分ボート』の準備を今から始める必要があります。

プロとしてのレベルがあがれば、その報酬として『自由』と『夢』を手に入れます。・・・いや、正確に言うと思い出すことができます。誰もが抱いた子供の頃の夢。忘れている夢と向き合うタイミングが訪れます。例えば、このような夢はありませんでしたか?

 

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