タイタニックが沈むとき、すなわち会社が倒産したりリストラされたりしたときに溺れないための秘策は、自分で稼いでいける収入の道を得られる「船大工」になり【自分ボート】を持つことだと言いました。

プロサラファイブフォース

プロサラファイブフォース

ここに記した5つのキーファクターを簡単に説明しましょう。

1.ブランディング

 世間が興味を持つ自分だけの武器を見付け、それを磨くことです。
 これが見つかり相手に届くように仕組めれば、美味しい話は向こうからやってきます。

2.ビジネスセンス

 世の中の勝ちパターンや負けパターンを見抜き、自らの教訓として活かすことです。
 これが身に着けば、世の中がチャンスだらけに見えてきます。

3.マーケティング

 自分の価値を潜在顧客に届けるチカラです。
 これが身に着けば、いつでも需要と供給をマッチングさせることができます。

4.コミュニケーション

 お互いを高め合える仲間を増やし、自分の提案を実現するチカラです。
 これが身に着けば、より大きな力でビジネスを有利に進めて行くことができます。

5.ファイナンス

 必要な時にお金を引っ張り、それを運用するチカラです。
 これが身に着けば、未来の時間を今使うことができます。

ファイブフォースの身につけ方

これら5つのスキルを磨くことで、いつでも独立出来る状態の『プロフェッショナルサラリーマン』になることができます。

そもそもサラリーマンは、創業者がビジネスを構築する課程で、業務を分担して回すために必要になります。組織の中で効率的にビジネスが回ることが、存在意義であることに間違いはありません。

そう考えると、サラリーマンとして懸命に働いて自己研磨したところで、一つの職場経験ではこの5つの力を手に入れることは不可能です。

例えば、製造ラインで働く技術者はブランディングを学ぶ機会はありませんし、取引先を獲得するために駆け回っている営業マンはファイナンスを学ぶ機会はありません。

私はこの【プロサラ式ファイブフォース】を手に入れるために、たくさんの高額セミナーや海外研修に参加しました。自費で参加することもありましたし、会社をうまく利用して経費として部下を連れて参加することもありました。

サラリーマン時代から、自己研磨を繰り返していましたが、最終的に【プロサラ式ファイブフォース】が完成したのは、社内ベンチャーを起こして経営者として活動し始めてからです。

ここで私が伝えたいことは、いつでも独立できる状態のサラリーマン、つまり
『プロサラ』への道は今の延長線上に無い
ということです。

ヒントはいつでも社外にあり、実践の場は社内にある

特に、最近ではサラリーマンが積極的に社外のコミュニティや勉強会に参加することも珍しくなくなり、サラリーマンが社外のイベントに参加するハードルが下がったように感じています。

どんどん積極的に外の人を知り、ヒントを持ち帰って、社内で成果を上げてみてください。昇進・昇給はもちろんのこと、あなたの”やりがい”や”生きがい”が大きくなるに間違いありません。

ここで気をつけていただきたいことは、
自己ブランディング をどうするかです。

たくさんのサラリーマンの読者から名刺交換頼まれることが多いのですが、全く話の広げようが無い方がほとんどです。もちろん、そういう方は名前も覚えていませんし、恐らく顔も覚えていないと思います。(すみません)

なんの為に名刺を交換するのか?

あなたの強みはなにか?

何が伝えたいのか?

そういったことを深く考える作業が『ブランディング』です。

私は自己ブランディングのおかげで1冊目の著書を出版できたと言っても過言ではありません。あの本はサラリーマン時代に出版関係の方と名刺交換をさせていただいたことがきっかけで、話が進展しました。

サラリーマンでもチャンスを掴むことは可能です。そのチャンスを掴むためのツールの作り方をお伝えします。

 

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