!こんにちは!
! Guten Tag!
! 大家好!
皆さん、こんにちは
去る週末は凄まじい雷雨で覆われた鳴門市でしたが、
今日は少し曇っているがよく晴れていますね。
今年の夏が終わろうとしていますが、
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、鳴門市ドイツ館では今年度も職員の最新研究結果等を
伝える「板東俘虜収容所」を開催いたします
昨年度と同様、板東俘虜収容所に関するテーマを中心に、
100年以上前に鳴門市で行われた日独交流などについて講演します。
今回は歴代最大のラインアップをご用意しておりますので、
板東俘虜収容所に暮らしていたドイツ人捕虜等について
一緒に勉強してみませんか。
イベントの詳細は以下の通りです
開催場所 鳴門市ドイツ館 1階大会議室
鳴門市大麻町桧東山田55-2
開催時間 各講座とも午後1時30分~2時30分
申込不要・参加費無料
お問い合わせ 鳴門市ドイツ館 088-679-9110
以下は講座内容の概要
9月30日(土) 第1回 講座
テーマ: ~ハンザ同盟と鳴門市の姉妹都市「ハンザ都市・リューネブルク市」~
講師: ダリオ・シュトライヒ (ドイツ館 職員)
ドイツ人捕虜の殆どは解放された後、船に乗り、祖国の港へ向かいました。
海と関わりの少ないドイツですが、エルベ川等、豊富な河川にある都市を
中心に、中世から貿易や商業の目的でヨーロッパの水路を発展させたハンザ
同盟が誕生。本講座では、ドイツ海兵が深く関わったドイツの港町とハンザ
同盟について勉強しながら、鳴門の姉妹都市で、製塩で栄えたハンザ都市・
リューネブルク市にも焦点を当てます。
10月7日(土) 第2回 講座
テーマ: 徳島で葬られたドイツ兵捕虜たち
講師: 森 清治 (ドイツ館 館長)
板東俘虜収容所では、ドイツ兵捕虜を収容した2年10ヶ月の間に9名が
亡くなっています。しかしながら、徳島に残る墓は2名のみで、それ以外の
所在はわかっていません。今回の講座では、捕虜の死亡と疾病に関する記録
から、徳島市蔵本町に本拠を置いた歩兵第62連隊と収容所の関係を整理します。
10月21日(土) 第3回 講座
テーマ: 青島市 古い建物の旅
講師: 呉 世康 (鳴門市国際交流員)
青島市は第一次世界大戦アジア唯一の戦場です。今でも多くのドイツ系の建物が
残されています。それらの建物が青島市民の生活に溶け込み、今の青島に成り
立っています。ここは旧市街と呼ばれ、世界遺産登録を目指しています。現在は
どんな様子と役割をしているのか、一緒に歩きながら探ってみます。
11月4日(土) 第4回 講座
テーマ: 近代日本の捕虜政策と「板東俘虜収容所」1 - 日清戦争から第一次世界大戦
講師: 長谷川 純子 (ドイツ館 学芸員)
明治維新(1868年)からみる近代日本軍の捕虜の取り扱いを中心に取り上げます。そこ
から見た「板東俘虜収容所」とはどのような存在であり、世界からどのように捉えられる
のでしょうか。近代日本の捕虜政策第1回として、前半の明治維新から大正9(1920)年
までの主に3つの戦争に焦点を当てます。
11月18日(土) 第5回 講座
テーマ: 板東とその他四国の捕虜収容所での音楽活動
講師: 川上 三郎 (徳島大学名誉教授・前ドイツ館館長、鳴門市ドイツ館資料アドバイザー)
板東俘虜収容所はベートーヴェンの第九交響曲のアジア初演があったことで知られていますが、
ドイツ兵士たちの音楽活動はそれにとどまらずもっと多彩で、楽曲も数多く演奏していました。
それは板東以前の徳島・丸亀・松山の収容所でも同じでした。今回、彼らが日本に来てから
板東に至るまでの音楽活動を概観してみます。
ぜひご参加くださいますよう、よろしくお願いします。
では、 また次回!
Bis zum nächsten Mal!
下 期 再 会!