国常立尊と富士山その1

２０２４年２月１７日

桜神宮に訪れた翌日から富士山が氣になって仕方ない

昨年、内八海を5箇所巡っていた事もあり今回は明見湖の辺りに行ってみよう

始発の大月駅

寿駅で降りて

目的地の途中に

向原小明見冨士浅間神社

御祭神木花開耶姫

創建及び勧請は不詳なるも社宝に数千年以前の石器等が傳へられてゐる事や境内の現存樹齢をみてもその古さが判る。古来より明見湖のある旧小明見村（古くは湖明見）の産土神として尊崇され、社殿の改修も幾度か行はれてきた。文化十二年の造営にかかる旧本殿は昭和四十一年一月二十一日に焼失、昭和四十七年十一月十日に現在の社殿が再建された。当社に傳はる太々神楽は昭和四十四年三月、富士吉田市無形文化財に指定された。

太神社

御祭神天照大御神須佐之男命

明治二十五年四月二十五日存置許可。当社は創祀年代詳ならざれども、明和八年十月吉日、村中にて石燈籠奉納の事実より、既に存立せしこと明なり。抑々此地は日本武尊御東征の砌、神宮遥拝の地として祠を建て天照大神を祀るといふ。古原を中心として小明見一円に亙る崇敬を受けた。

徐福伝説が残ってます

明見湖

甲子神社

御祭神大國主命

　創立年代不詳なれど小明見発生の地明見湖南東岸に祀る。明治二十五年四月二十五日存置許可される。往古より宮下氏族の守護神

内八海第三番霊場明見之龍神社（小鳥居）

足民龍王

明らかに鏡の元を足民(明日見)よ

曇りを払う富士の朝風

明見湖周辺の歴史を調べてみると非常に興味深い

〈龍宮城〉

明見湖小さいけれど非常に深く、その底は竜宮城まで続いているので湧水が豊富だ地形上この湖水の背後の山岳地帯を越せば、忍野村山中湖付近の地底湖があると想像される。

〈蚕〉

この村に蚕を祭る祝典として、正月の寒いころに、繭玉祭りということをする。枝が八方に成っている形にして飾る。

繭玉の前に三拝九拝して祝詞を唱える。やがて笛太鼓の拍子面白く、繭玉のまわりを躍り回る、興に応じて「鶴々亀々」と叫んで、擂粉木と杓子で繭玉を打ち落とし、みんなで拾ってこれを食べる。

〈鶴と亀〉

昔、国狭槌命、白清瀧比女命ご夫婦、この国を開きたまう時、龍の河原の大松の下の鶴夫婦と、奥の小池の亀夫婦を鍾愛したまい、常に手に持てる杓にて食を投げ与え楽しまれた。ある日、食を与えていると、「都留」（ツル）・家明（カメ）と高くさけんで、互によろこび競いて食し、一食ごとに声いよいよ高く連呼しつつ食せし故、二柱益々興じ喜び、そのあまりの喜ばしさに杓をなげつけ、萬佐々々々々と三唱した。

〈大和武尊草薙の剣〉

日本武尊御東征のみぎり、皇軍に抵抗した賊軍の隠れた場所で、史上で有名な「草薙の剣」草を薙ぎ払い、賊を焼き払った古蹟が此処で、現在もなおその所を「焼橋」称している

〈徐福〉

秦の徐福が富士北麓に移住したというのもこの土地で、徐福の子孫が「秦氏」と称したそうだが、現在もなお、この村にに「羽田」という姓が残っている。徐福は農業工業の技術をこの地に普及したので、後の世まで明見は美田に恵まれ、良い米が採れ、この地で織られた甲斐絹は郡内一の良質で丈夫である。

サイトからお借りしました

ざっと調べただけでもこれだけ出ていて

確かに明見湖周辺は独特な強いエネルギーを感じる

これは後に国常立尊と感じるのです