優氷は、自分の部屋に戻っていた。
そして、奏斗に電話を掛けるのである。
奏斗【もしもし、こちら、冠咲・・・】
優氷【奏斗先輩ですか・・・？】
奏斗【そ、その声は、優氷！？】
優氷【はい、お久しぶりです・・・】
奏斗【ああ、久しぶりだな・・・
心配させやがって、俺が、俺がどんだけ
心配したと・・・】
優氷【ご、ごめんなさ！？】
奏斗【優氷、、、おまえ、今度会ったら】
優氷【あ、会ったら・・・？】
そして、奏斗は、いつもより低い声で言った。
奏斗【説教な・・・】
優氷【そう、って、説教！？】
奏斗【くくくっ】
優氷【ありがとう・・・】
奏斗【ん？】
優氷【いや、その、し、心配してくれて・・・】
奏斗【あのな、心配するのは当たり前だ！】
優氷【それでも、ありがとう、嬉しかったわｗ】
奏斗【そうか、、、それよりも、明るくなったな・・・】
優氷【実は、零子お義母様と和解したの！】
奏斗【あ、あの人と！？ 大丈夫なのか？】
優氷【ええ、理由も聞いたわｗ だから、大丈夫よ？】
奏斗【そうか、それならかまわないが、、、
あ、ところで、おまえは、これから、どうするんだ？】
優氷【しばらくは、家族と過ごそうかなぁって、、、】
奏斗【なるほどな、こっちも、また寂しくなるな・・・】
優氷【大丈夫よ・・・でも、高校生になったら、
そっちに行くわ！また、その時に会いましょう？】
奏斗【分かった・・・また、会おうな？】
優氷【ええ！もちろんよｗ】
奏斗【そういえば、、、セツナって知ってるか？】
優氷【ええ、知ってるわよ・・・って、なんで、先輩が
知ってるんです？】
奏斗【実は、おまえのお祖父さんと共に、日本に
来たんだよ・・・】
優氷【ええええええ！？おじい様がそちらに行ってらしたの！？】
奏斗【ああ、それで、セツナのことなんだが、
しばらく、アースの家に泊まることになったらしい
から】
優氷【了解しましたわｗ セツナ殿によろしくお願い
いたしますね？】
奏斗【ああ】
優氷【あ、それと、学校には、いつ帰るのか内緒に
してて！でも、アース先輩とセツナ殿には
伝えて下さる？】
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第２１話完成ｗ
次回『奏斗との電話 後編』