こんにちは^^
一人ひとりに合うベーシックスタイル
【NATURAL BASIC】 を追求している、倉敷京子です。
今日はちょっとした思い出話とともに、「似合う」がわからない、
何を着て良いか分からない、
そんな状態との関連性をお話しようと思います。
「いやぁー… 上手に描けたなあ!」
4-5歳のある日、ちょっとだけ頑張って描いた絵を祖母に見せたら、そう言われて得意になって…
そのまま、「絵の上手な子」としてその後の私は生きていきました。
その後、「美大」という大学があることを知ります。
進路を決める際、たまたま 担任が美術の先生だったこともあり、
「お前な〜 美大行くんやったら、それ用の勉強しといたほうがエエぞ〜」
美術の先生だけあって(?)型にハマった印象のない、いつも「ひょうひょう」としたその先生の口から、そういうことを聞きました。
「え? “ それ用 ” の勉強って何?」
「あ…中3の担任の先生も 美術の先生やったなー… そういえば、あの先生も美大のこと進めてくれたっけ」
「そうや、久しぶりに会いたいし、一回聞きに行ってみよー!」
それで、当時の担任の「T先生」に連絡。
「あ、ちょうど、その方面に進みたい子がいて、放課後勉強してるから来る?」
…ということで、トントン拍子に話が進み、ある日、久々の中学校へ出向いたのでした。
そうしたら、放課後のちょっと薄暗い教室で、何やら「専門家っぽいおじさん」というテイの人を隣に、ひとりの女の子(中学生)が画用紙に向かって何かを描いていました。
その「専門家っぽいおじさん」に、
T先生が私を紹介してくださったんです。
「この子(←私)が美大に行きたいそうで、話を聞きたいそうなんです」と…。
すると、その「専門家っぽいおじさん」が画用紙を指差しながらこう言いました。
「あのな? ええか?」
「ここにこう描くとするやろ? すると、ここにこう来なあかん!」
「で、ここをこうするとするやろ? そしたらやっぱりここにはこう描かなあかん!」
「そういうことや!」
えー… すみません。標準語に訳しますね。
「ここにこういう風に色をのせて描くとするでしょう? すると、ここに、こういう風にこういう色で描かないといけないんだよ」
「で、ここをこういう風に色を塗るとするでしょう? そうしたら、やっぱりこの辺りにこういう色を持ってこないといけないんだよ」
「結局、そういうことがわからないことには、美大を受けるなんてダメなんだよ」
そういう意味合いのことを延々、おっしゃったのです。
で、さっき描いていた女の子の絵を指差して、
「この絵は、ここにこうあるから ここにこうあるわけや!」
(この絵の場合、この位置に、こういう色があってこう描いてあるから、この部分にこういうふうに描いてあるわけです)
「そやから素晴らしい!」
(だから素晴らしい)
…っておっしゃったのです。
それが、恐ろしいことに、私には「どこがどういいのか」まったくわからなかったんです。
素晴らしい絵だったら、何にも知らない人が見ても、
「わー 綺麗!」とか
「わー おもしろい!」とか
「わー こわい!」とか
何らかの感動ってあると思うんです。
(別に名画でも何でもなくても、たとえ友達が書いた絵でも感じるものってあると思うんです)
が、本当に「何も」感じなかった…。
「あぁ、青いな」くらいは感じた覚えがあります。
で、この経験から、急に「自信」というものがなくなってしまったのでした。
「今まで、何も知らなかったのかもしれない」
「みんなに喜ばれて、自分でも楽しくて描いてきたけど、何やら専門の人からみると「何もなってない」のかもしれない」
「こんな自分なんて、美大に行く資格すら、ないのかもしれない…」
あの4-5歳の日「上手やなあ!」って言われてから18年間、「〇〇の場合は〇〇じゃないといけない!」なんて考えたこともなかった。
ただ楽しくて描いてきただけだったから…。
そこから、
「えっと…今、こう描きたいけど間違ってる?」
「この色をこう塗りたいけど、これって間違ってる?」
……そんなふうに思ってしまうようになりました。
で、大学の入試本番も、「自分の思い通りじゃない絵」を描いてしまい、やっぱり落ちてしまったのです。
「やりたいことやらずに落ちるって、一体何やってるんやろ…」
「思った通りやってたら、どうなってたんやろう…」
「あの絵の素晴らしさがわからない私には、結局「正解」なんてわからんのかもしれん…」
「そやったら、次は、本当に好きなように、やってみよう!」
そう思って、翌年の入試に挑んだんです。
翌年、晴れて大学生になれたのですが、2ヶ月後くらいのこと。
また似たような想いを
今度は全く 思いがけない方向から、
味わうことになったんです。
その発信者は、バイト先の、ちょっとハデめのおじさん。
(今思えばまだ30代で若い方だったのでしょうけれど)
その方から、ある日こう言われました。
「なぁ、CanCamとかViViとか読まへんの? そういう格好、したらエエのに〜」
(ねぇ、CanCamとかViViとか読まないの?そういう本に載っているようなファッション着たらいいと思うよ)
そう言われて、一気に、また、あの忘れかけていた、あの放課後の教室の「専門家っぽいおじさん」から言われたあの日と同じような気分になったんです。
「あ…、そういういわゆる「若々しい、可愛い格好」しないといけないんだ…」
「そういうのを男の人は求めているんだろう…」
「こういう、シャツとスカート、シャツとジーンズ、みたいなのは可愛くないんだろう…」
今思えば、これがきっかけで、その後「数十年に及ぶ、試行錯誤」をしてしまったのかもしれません。
今思うのは、やっぱり「しなきゃいけない」なんてことは「ない」ということです。
「納得して」「自分が好きなものを」「好きなように着る」。
これがやっぱり一番大事。
そうお伝えしたいです。
前置きが長いな〜… ですね、すみません(笑)
ある人から何かを言われた。
それが元で自分を否定するようになった。
何が「正解」がわからなくなってしまった。
私と同じで、そういう方がいらっしゃるかもしれません。
もともと、本当は無意識では知っていたはずの、あなたの魅力(大事にしたほうが良いイメージ)。
それを再発見することで、
再び「水を得た魚」のようになって行くと 私は思います!!
結局、「人にどう見えるか」よりも、
「自分が着ていて気分が良いか」
「自分が納得できているか」
「我ながら今日、いいな♪って思えるかどうか』
本心では、こちらを 求めているのではないかな〜・・・と私は思っています。
もし、あなたが、「人からどう見えるか」よりも、
自分の「大切なもの」をもう一度見つけたい、という方向性の方だったとしたら、お役に立てるかもしれません
^^
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