こんにちは^^
倉敷京子です。
わたしは、
幼い頃から絵をかくのが大好き。
中でも「色」を塗るときが特に楽しかったんです。
そのまま、美術系の方面に進みましたが、
学校に行っている時間、帰ってからの時間、
とにかく絵ばっかり描いてました。
その頃から思っていたのが、同じ色でも、合わせる色や面積で、全然違う色に見えることがある、ということ。
例えば……
■面積と、地の色との対比で、同じ色が異なる印象になる
まったく同じ水色を、白いドレスとネイビーのドレスに配置してみました。
どう感じますか?
左の方が、濃いブルーに、右のほうが薄いブルーに見えませんか?
柄のない状態と比較してみると、こんな感じです。
左の方が、「可憐」「さわやか」「軽さ」を感じ、
右の方が、「大胆」「動的」「しっかり」した感じがしませんか?
同じ水色の柄が、面積・配置でこのように印象が変わってくるんです。
こうやって見ると、色って変幻自在なんだな…ということに気づきますよね。
■同じ色が違う色に見える!
それから、頭ではわかっていても 何度見ても「う~ん、不思議だ~…」と感じる現象があります。
これです!
この、中央の赤紫の「○」。
3つとも同じ色なんですよ~
また、下図のベルトのピンクも……
ブラックのドレスだと鮮やかに、グレーのドレスだとちょっと渋めに見えませんか?
これも、同じ色なんです。(なんなら面積も同じ)
このピンク色や、初めのドレスの水色柄のように、同じ色でも、何を組み合わせるかで、人の目には違う色に見えることがあるんです。
そこで、パーソナルカラー、です。
このような現象から、私は 1色1色を細かくタイプ分類しなくてもいいと思っています。
もともと、服選びは楽しいはずなのに、
自由度を狭めることにならないか…と思うからです。
パーソナルカラーを診断してもらったことのある方で、何か制約を感じ始めている方はいらっしゃいませんか?
そんな方は、ざっくりと「その色たちの性格」に着目してほしいと思います。
具体的には、
「あ〜、明るい感じの、フルーツや花束のような色が合うんだな」とか
「ふーん、ちょっと陰りのあるニュアンスカラーが私には合うんだな」
という感じです。
ピンクなら「このピンクじゃなきゃ!」
青なら「こんな水色じゃなきゃ!」
グリーンなら「あんな緑じゃないと!」
と、厳密に決めなくても、無地のワンピースでない限り、服には「配色」があります。
なので、「ざっくりと自分に合うものの性格を把握する」ことが一番大切だと思います。
■「似合う色」は、「似合う」の一部分。だから、服選びはもっと自由になれる。
似合う色を見てもらって、カラーチップをいただいたことのある人もいらっしゃると思います。
私も、観ていただいたあとは、嬉しくて持ち歩くほどでした。
でも、同じ色の服に出会うことはなかなかありません。
また、ときどき、「違う色も着てみたいな・・・」と思うことがあったり、
「似合うはずなのに、何だか恥ずかしくて着れない」と感じることもありました。
「似合う」って、本当に奥深いんです。
実際には、そんな心理面のフィット感も観る必要があるんだな、ということが今はわかります。
はじめに、例に出しましたように「色」って組み合わせで印象がコロコロかわります。
だからこそ、柄、配色、素材、カタチなど、総合的な選択肢を持つと良いですよ。
本当に、「自分に合うもの」を知ると、「色」以外の部分でも
いろいろ遊ぶことができるのですから^^
【NATURAL BASIC®︎】
倉敷京子
2017/05/17
■■コンサルティング、その他 お問い合わせはこちらをクリック ■■