こんにちは~
【NATURAL BASIC】 倉敷京子です^^
似合う色を見つける方法の1つとして、
イエローベース、ブルーベースに分ける方法があります。
一般的に「パーソナルカラー」と呼ばれる似合う色は、100色以上もの色を次々に試して、顔映りをみます。
「色」は、どんな色も、次の3つの要素を持っています。
●色相(色み)
●明度(明るさ、暗さ)
●彩度(鮮やかさ(色としての純度の高さ))
例えば、似合う色があるとしますね。
すると、その背後には、
「なぜそれが似合っているのか」、
その理由も、3つある、と言えるんです。
今回は、その1つの理由、
「明るさ」についてご紹介したいと思います。
■色の「明るさ」にも 似合う、似合わないがある
「似合う色」を見るにあたって、
色の3要素のうちの1つ、
「明暗」だけを取り出してチェックする方法があります。
同じ女性に、明暗の異なるグレーを合わせてみました。
いかがでしょう~?
明るさが変わるだけなのに、顔のみえ方が違いますよね~!
この方の場合、左側の明度の低い色よりも、
真ん中から右側の明るい調子の方が、
魅力的に見えますね。
同じ色で別の方を試してみますと・・・。
また印象が違いますよね~!
この方の場合、一番左側のダークグレーでも
「顔」がハッキリとわかります。
逆に、一番右側のライトグレーだと、
「色」よりも「顔」のほうがハッキリ見えすぎませんか?
もし、このグレーが「服」だった場合、
顔の個性に負けてしまい、
「安っぽく」見えたり、
「あえてその色を着なくても…」
というちぐはぐな印象に
なってしまうんです。
■似合う色(パーソナルカラー)には似合う理由がある
今回は、「色の明るさ・暗さ」に着目した、
似合う色の探し方をご紹介しました。
おそらく、最初の女性は、中明度~高明度が合うことから、
パーソナルカラーも、スプリングやサマーになる可能性が高いです。
逆に、2番目の例の女性は、やや低明度が合うことから、
パーソナルカラーも、ウィンターやオータムになる可能性が高いです。
4シーズンで分けるパーソナルカラーは、
スプリング、サマー、オータム、ウィンター、大きく4タイプに分けられます。
さらに、4シーズンを、16タイプ分類まで、細分化したコンサルティングを実施しているところもあります。
いずれにしても大切な点は、
自分に似合うパーソナルカラーの根底に流れる、「共通性」が何かを見ることです。
それが、「似合う理由」のヒントになってきます。
■イエローベース、ブルーベースにとらわれ過ぎない柔軟性をもとう
自分に似合う、そのパーソナルカラーが、なぜ似合っているか、
色の3つの要素についてひとつずつ紐解くと、
まず「明るさ」が自分のゾーンに合っている、
という事実が見えてきます。
実際、「色、ただ1色」 だけを見ていても、
その色のベースカラー(ブルーベース、イエローベース)は、判断がつきにくいものです。
特にグリーンから青緑、青までの間の、無数の段階の色では、
同じ青緑でも、
「ブルーベース寄りの緑」とも見えてくるし
「イエローベース寄りの青」とも見えくることがあります。
よって、色の 1色1色を、シーズンに分ける「正解」や、「意味」は無いのではないか?と私は考えています。
「なぜその色グループが似合うのか」
その、「似合う理由」がわかっていると、多少、ベースカラー(イエローベース、ブルーベース)から外れていても、
「似合わせる方法」までわかってしまうものなんですよ。
■一番大切なのは、「自分が活きているか」
なぜ、自分に似合う色を知りたいんでしょうか?
やはり、より素敵な、より良い自分になりたいからですよね。
ならば、ベースカラーにとらわれ過ぎないこと。
例えば、私はブルーベースですが、同じブルーベースの色グループでも、似合わない色もあります。
逆に、イエローベースの色でも、似合ってしまう色もあります。
大切なのは、初めの動機である、
「自分が素敵か」
「より良い自分であるか」
その色の服を、身に着けた状態が、
「自分が活きること」
ではないでしょうか?
似合わない色を着ると、
「着る人自身」が活かされません。
似合う色を着ると、
自分も、そして「服」も相互に活きてくるのです。
しかし、
「いつもお洒落な服着てるね~…」という印象は、微妙です。
服だけが目立つのも、
実は、「着る人自身」が活かされていないからです。
真に似合っていると、
「何かわからないけど、さわやかな感じの人だな~」
「何かわからないけど、親しみのある人だな~」
「何かわからないけど、信頼感のある人だな~」
・・・・・・・というふうに、服と一体になって、「人柄」を感じさせるものです。
その状態が、
「似合っている」
「着る人自身が活かされている」
という状態です。
■簡単なチェック方法
自分に合った明度の服なのかどうか、チェックする方法があります。
今はスマートフォンで自分を気軽に撮影できますよね。
ある服を着て、自分を撮影してみて下さい。
それを、白黒モードにしてみます。
「何だか服だけが重そうに見える」
「顔つきが暗く見える」
→明度のあかるい服の方が似合う可能性があります。
「何だか、顔だけが目立つ」
「部屋着やパジャマに見える」
「服に柄があるはずが、一色に見えてしまう」
→明度を落とした服の方が似合う可能性があります。
このような調子で、いろんな明るさの段階の服を試してみると良いですよ。
こうすることで、「客観性」をもって自分を観察でき、一石二鳥です。
ぜひ、試してみて下さいね。
【NATUTAL BASIC®︎】
倉敷京子