昨日からの続きです。

休憩を挟んでの第二部は

こんな感じの歌を歌いました。

 

1.島酒とヴィオラン

 

ここ数日で書いたばかりの歌。

アルバム「声とギター」の頃の

ジョアン・ジルベルトのような

内省的なボサノヴァに

初めてチャレンジしました。

 

おじいちゃんになったら

一人静かにステージでこんな歌を

歌って暮らせたらいいな

なんて夢を見ます。

 

https://note.mu/19681211/n/nfa54ece7dbfe

 

 

2.はちみつマフィン

 

カフェを経営している友人に

新しい歌を送ってあげたら

「はちみつマフィン焼きながら聴いてます」

とメールをもらって

素敵なフレーズだなあ

と歌にしました。

ジェームス・テイラーの

指弾きスタイルで弾き語り。

なんでも時間のある時に

練習しておくものですね。笑

 

https://note.mu/19681211/n/n97006e652fde

 

 

3.ドリフター

 

ライブではドリフの「いい湯だな」の

フレーズを絡めて

土曜日の夜にテレビの前に

全員集合していた僕たちの世代の

方たちに向けてのシンパシーの表明です。

これも今年の初夏に書いた新しい歌。

歌詞を今回のライブ用に

大幅にリライトしました。

 

この歌を書きながら

僕はボブ・ディランのスタイルで歌う

吉田拓郎さんが大好きなのだと

再認識しました。

 

 

4.Peace Piece

 

僕のウクレレインストのアルバムの

「カンバセーション・ピース」という曲の

サビのフレーズを広げて

平和を願う曲を作りました。

これも新しい歌。

 

昨年、サンディエゴのペトコパークへ

MLB取材に行った時の体験談に始まり

(珍道中でした笑)

想いは代官山のブックカフェを経由して

コスタリカから沖縄

そして西荻窪の夕暮れまで。

ステージで歌いながら育てて行きたい曲です。

 

https://note.mu/19681211/n/nb0a6f43772b9

 

 

 

5.後日談

 

数日前に出来たばかりの

ノベルティタイプの一曲。

 

青春映画のエンドロールなどで

三行くらいにまとめられた後日談。

大人になった僕たちはずっと「後日談」の中を

必死に生きている。

そんないくつかの物語を紡いでみました。

 

初演でしたが、爆笑をいただきました。

してやったり。

歌で笑いを取ったのは初めてですね。

嬉しかった。

 

 

6.君はメロディー

 

AKB48、2016年春のミリオンセラー。

自作ながら世紀の名曲だと思います。

秋元康さんの二重三重に意味の取れる

大きな世界観を持つ最高の歌詞!

 

甘いメモリー  メモリー

夢を見たグローリーデイズ グローリーデイズ

サヨナラに込めた永遠こそ

僕の誓い

 

 

そして、野中”まさ”雄一さんの

ポップスの歴史への愛に満ちた

それでいてテクニカルなアレンジメント。

間奏のエレピのソロは

青春の切なさが胸に迫るまさに名演です。

 

作曲担当の僕にとって

この作品はまさに一生の宝物。

 

2007年の「BINGO!」から

AKB48に関わらせていただいた

僕にとって

大好きなOGメンバーが

再集結した10周年というタイミングでの

採用をいただいたことは

まさに一生分の運を使い切ってしまった

くらいの嬉しさで

逆に怖いくらいでした。

なんとこの年の紅白でも

歌っていただけました。

 

長いポップスの歴史上

「歌う作曲家」が素晴らしい

セルフカバー作品をたくさん残しています。

僕もこの曲を大切に歌い続けます。

 

 

7.

 

ウクレレで弾き語る新曲です。

 

この僕にとって特別な曲が

初夏のある日

僕の部屋に降りてきてから

まさに堰を切ったように

歌いたい言葉が溢れてきました。

10年以上も自分の言葉を持たない

”コンペ作曲家”だったのが嘘のようです。

 

自分の心に正直に生きるのなら

しばらくは楽曲コンペに提出する

ペースを落として

自分の作品とステージを作り上げたい

という想いが抑えきれずにいます。

 

97年にバンドでメジャーデビューして

全く世間に受け入れられなかった挫折感から

楽曲を提供する側にまわり

かなりの時間を要しながら

なんとか世の中にいくつかの作品を

残すことができた。

 

今はやるだけやってみよう。

どうせやるならオールインで

ポーカーでいうなら全取っ替えで

やってみよう。

そんな気持ちでいます。

 

 

アンコール

タイムマシンなんていらない

 

2013年の前田敦子さんへの提供曲。

これもアレンジまで担当させていただいた

「成瀬サウンドの極致」と言える

お気に入りの曲です。

 

 

 

 

時代を象徴する大スターのあっちゃんに

2作連続で表題曲を提供出来るなんて

本当に天にも昇る心地でした。

 

だからこそ

EXILEに阻まれてオリコン1位が

獲れなかった悔しさが

もう一度コンペに本気で向かわせてくれた

モチベーションになりました。

 

3年後に「君はメロディー」で1位に

なりました。そこにもOGとして

あっちゃんが参加している。

勝手ながら、非常にご縁を感じました。

 

そして裏テーマが

「オマージュとは?」であった

この夜のラストに一番ふさわしいと思い

久しぶりに歌いました。

さすがに盛り上がりますねええ!!笑

 

あのね言っときますが

僕のビートルズへの愛は

そんじょそこらのものではありませんからね!笑

 

 

 

 

この夜来ていただいたお客様

本当にありがとうございました。

もっと楽しんでいただけるよう

これからも精進します。

 

そしてここまで読んでいただいた

あなたにも、ありがとうございます。

ブログもなるべく更新してゆきます。

せっかく書く機会をもらえたので

他ではなかなか読めない視点から

お届け出来るように工夫します。

 

そして

機会があったら

僕のライブにも足を運んでみて下さいね!

お待ちしております。

 

成瀬英樹

http://www.hidekinaruse.com