Chapter5:親友
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これって……キスをしてくれって事なのだろうか?
自問自答しながらも、今度はアドルフから何かアクションを起こさないといけないという半ば強迫観念にも似た気持になる。
ドキドキする心臓を押さえながら、アドルフもゆっくりと目を閉じてミキに唇を重ねた。
優しく触れるだけのキス。
ミキは一度目を開けると、アドルフの首に手を回した。
ミキの唇を見ると、強請るように半分開いた口が、妙に色っぽい。
アドルフは自分の舌をからませて、ミキの唇にキスを落とした。
ミキとのキスは、なんでこんなに胸が高鳴って、気持いいのだろう。最初は下半身の始末をするだけのつもりが、段々と本気になっていく。我を忘れ、ミキが欲しいと思う。
時折角度を変えながら、息継ぎをする間さえも惜しいほどに、どちらともなくキスを求めた。段々と気持が高揚して、キスだけでは納まりそうになかった。もっとミキを触りたい。
アドルフはミキのシャツを開けるのももどかしく、裾から手を差し入れた。小振りな胸が、アドルフの手にすっぽりと入り、軽く掴むととてもやわらかい。
ミキ蕾が手に辺り、それをいじりながらキスをすると、ミキがため息混じりの声を上げた。
一瞬、声がアドルフに聞こえたか? と、恥ずかしがって顔を背けるミキの上気した顔がかわいかった。こんな顔もできるのかと思うと、もっと見てみたい。
アドルフは首筋にキスを落とした。首筋に舌を這わせると、声を抑えたミキの吐息が、耳元で聞こえる。
「声は抑えないでいいですよ」
アドルフが忠告すると、ミキは悔しかったのかもしれない。
ミキはアドルフのシャツの裾から手を入れて、脇腹をさすると、くすぐったくて仕方がなかった。
「ミ、ミキさん……くすぐったい……」
「馬鹿。くすぐったいところは感じるところなんだぞ」
お互い感じているのはわかるのに、身体に没頭してしまうのに、違和感を感じていた。きっとミキも恥ずかしいのだ。
親友という言葉でしかお互いの関係を認めていないのに、下半身の処理とばかり理由をつけて抱き合うことしかできない。
感じている癖に、こんな時に、大まじめに言うミキをいじめてやりたくなって、アドルフは、ミキのズボンのジッパーを落とし、下着の上から秘所を探った。
「お、お前……イキナリ…」
「ヌキあいっこしようと言い出したのは、ミキさんの方ですよ」
ミキも負けじとハイデリヒのズボンに手をかけて、せり立ったモノを引きずり出す。
「ミ、ミキさん……ちょ……」
すでに先走りの雫がミキの手を汚す。
「お前、かなり貯めていただろ?」
ミキはいう早いか、いきり立ったアドルフ自身を片手で包むと、上下させはじめた。
「うわっ!ダメです……ミキさん…もう…」
あっと言う間に、アドルフはミキの腹の上で果てしまった。
to be continued……