まほろ駅前番外地/三浦しをん | 一期一会

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まほろ駅前番外地/三浦 しをん
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三浦しをんさんの「まほろ駅前番外地」を読みました。

直木賞作品「まほろ駅前多田便利軒」の続編になります。


ストーリーは前作で出てきた登場人物のその後の話や、その後のまほろ市での出来事が中心。

主人公の多田と、高校の時の同級生、行天(ぎょうてん)が、相も変わらずのんびりと便利屋を営みます。

麻薬密売の星や、娼婦のハイシー、小学生の由良ももちろん健在。


前作の本の紹介にも書きましたが、実は私、まほろ市のモデルになった街に住んでいます。

今回も地元住民ならあそこだよ!とか、そうそう。と頷く行が多数。


例えばバスの間引き運転の対象になっているバス会社だとか。(間違いなくK奈川中央バス)

多田と行天が通っていた高校はここね。だとか。(間違いなくM高校)

高校の同窓会の行われたホテルはここだろう。とか。(エルシーホテル)

おばあさんの思い出の映画館はこれかな。とか。(おそらくロマン館?ロマンス館だっけ?;現在廃館の為、名前がうろおぼえ)

商店街はまんまここだよ!とか。(まんま仲町商店街)

亜沙子さんの経営する飲食店の周辺は、ここのファミレスか?(おそらく旭町周辺のファミレス)とか地元住民が読めばおおよそ予想がつくのが余計に面白い。


あと超爆笑したのが「まほろ市民は駅前に買い物に行くのに、まほろに行くと表現する」というところ。

確かにそういう表現する!する!(笑)

作中あるように、例えば中野に住んでいるときっと「マルイに行く」とか「サンモールに行く」とか、商業施設の場所を指す事が多いだろうけど、まほろ市民はなぜか「まほろに行く」といいます。もうここがまほろじゃん!

なんでか知らないけど、それが普通。意味不明だよね。(爆笑)


架空の街なのに、えらくリアルで、ローカルな話題満載。でも、所帯じみていないところが魅力。

今回の見所は、なんといっても便利屋の依頼者の一人の女性(亜沙子)と多田の恋仲に発展するか?という恋バナエピソードでしょうか。

行天の発作も、表ざまになり、この巻では双方完結しないまま終わっています。

……ということは、続編ありか?(笑)


しをん先生!続きが読みたいです!!