HCR32 スカイライン ノックセンサー交換 | ナルズ工場長の出来事

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皆様コンニチハ('ω')ノ

 

 

 

こう暑いと食欲がわかず

ついつい冷たいものを選んでしまいます。

 

ざる蕎麦とか冷やし中華とかね。

 

おいしいんだけど

流石に飽きてきますね。

 

暑い日こそラーメンとかカレー食うと

サイコーにうまいんですよ!

 

頭の先っぽから汗だくになってしまうけどw

 

なんだろ?寒い日にコタツ入って食う

アイスがうまいような?

そんな感覚。

 

 

ラーメン食った後は

必ずエアコン浴びないと死んでしまいそうに

なるオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

今回はHCR32スカイラインの

修理作業です。

 

 

 

事の始まりはHCR32スカイラインに

安価に水温計をつけたいと言うことで

岡ちゃんメーターを購入。

岡ちゃんメーターは色々ありますが

初代のやつですね。

 

言わずと知れた

このメーターはおまけ装備?裏技?で

故障診断コードが見れる優れものです。

 

詳しい内容は皆さんご存知でしょうから

割愛しますが

古めの日産車なら水温も見れるし他の数値も

見れるし(タコとか色々見れます)

接続簡単!ってな訳で今回オーナー様が

取り付けました。

 

 

付けた当初は問題なく使用していましたが

サーキット走行会に行って来たら

エンジンかける度に数字が出ると。

 

これは何ぞや?って事で見てみました。

 

画像にはありませんが

出てた数字は「34」

 

34のコードを調べると

「ノックセンサー」となります。

 

 

ノックセンサーといっても

ノックセンサー自体なのかセンサーのハーネス断線

なのかまではわかりません。

 

年式的にもハーネスって恐れもありますが

常識的にいってセンサー自体の故障が濃厚。

 

 

現状、特にエンジンがかからないとか

調子が悪いとかは全く無く

体感的には何も変わりは無いですが

ノックセンサーが壊れてしまっていると

文字通りノッキングを検知できませんので

ターボ車には危険。

 

 

よってノックセンサーを交換していきます。

 

 

んで

ノックセンサーってどこについてるの?

 

ってなるんですが

 

簡単に言うと

エンジンブロックの側面についております。

 

HCR32のエンジンはRB20の6気筒。

 

RB20のノックセンサーは2個ついております。

(RBは20、25、26共に2個あります)

 

 

 

これはエンジン下から見たところ。

 

セルモーターの上あたりにインマニが見えますね。

 

ノックセンサーの2個のうち

後ろ側のセンサーはこの奥にあるんです。

もちろんこの画像では見えませんw

 

 

 

カメラ突っ込んでみるとここにいます。

 

後ろ側のセンサーはシリンダー4~6気筒目の

真ん中?あたりに居ます。

 

こんなところにあるって事は

取り外すの大変じゃあ~(´;ω;`)

 

 

 

 

んじゃもう1個は何処やねん?って

事ですが…

 

 

前側のセンサーは1~3気筒目の真ん中あたりに

居ます。

 

もちろんこの画像では見えませんw

 

※エンジンオイル交換もついでにやってるので

オイルドレンボルトがついてないのはスルーしてください。

 

 

 

今度はエンジンルームを上から見たところ。

 

インマニの間の隙間からチラリと見えるのが

前側のセンサー。

 

エライところについてるやで…

 

兎に角、この2個とも交換していきます('◇')ゞ

 

 

 

どちら側からでもいいんですが

まず後ろ側から交換していきます。

 

後ろ側はエンジン下側から攻めていきます('◇')ゞ

 

セルモーター

 

 

作業スペース確保のためにセルモーターを

外します。

やった事がある方は共感してくれると思いますが

取り付けボルトの上側、なんでこんな構造にしたんだって

くらいにすごく大変…

SRもちょっとめんどいけどRBの方がやりにくいなぁ…

 

 

 

周りの邪魔なものを外したんで

ノックセンサーが丸見えだぜ。

 

これでカプラーを外してからボックスをかけて

外します。

 

 

 

 

 

お次は前側。

 

 

エンジン下側からカメラ突っ込んでみたところ。

 

前側はオルターネータ外さないと

できないかな?って思ってたけど

意外とオルタは外さずできそうです。

 

ちょっと大変?かもですが

まず下側からセンサーのカプラーを外し

ボックスのみを装着しておきます。

 

 

 

さらに今度はエンジン上側からレバーハンドルを入れ

ボックスと接続。

 

 

 

もちろん手探りでね。

 

モーパイ状態ww

 

 

こんなん売ってるの見たことねー

 

 

 

 

そうすると意外と楽に前側のセンサーを外す事が

できました(*'▽')

 

※RB26のノックセンサーは何回か交換した

経験がありますがRB20のノックセンサー交換は

今回初めてです。

なので外し方はオイラのオリジナルなやり方なので

参考までに。

 

 

 

外れました。

 

 

ノックセンサーはこんな感じです。

 

RB20のノックセンサーは交換したのが

今回初めてとは言いましたが

昔、R31スカイラインのRB20の

ノックセンサーを交換した事はあります。

記憶が確かならば

R31のRB20のノックセンサーと同じに見えるんだよな。

確かこんなだった記憶が。

 

品番までは調べてませんが同じなのかもしれん。

 

 

 

 

新品ノックセンサー

 

 

参考までに品番載せておきます。

前側、後ろ側、同じものです。

 

最近の日産部品は製造年月日が品番の

ところに印刷されてきます。

作業したのがいつかバレますねw

そうです、作業したのは約2年前でんがな( ´∀` )

 

なので当時から部品値段が上がってる可能性が

ありますので値段は掲載しません。

ご自身でお調べくださいm(_ _"m)

 

 

 

 

取り付けは外した逆手順で組付けます。

一度外した感覚や外した場所を覚えておけば

装着は簡単かと思います。

 

センサーのカプラーがささるところにOリングが

あります。

ここに薄くシリコングリスを塗っておくと

スムーズにカプラーをつける事ができます。

 

もしかしたらまた外す事があるかも知れないので

その時にOリングが固いとカプラーが

外れません。

 

まぁもうセンサーが壊れない事を祈るがw

 

 

完成('ω')ノ

 

 

センサー交換完了しました。

まぁ画像では見えませんがw

 

想像でお願いしますww

 

 

エンジンを始動し

エラーコードが出ない事を確認。

 

ノックセンサー交換で

エラーコード出なくなったので

今回の故障コードの34の検出原因は

「ノックセンサー本体の故障」

でした。

 

一応コードの履歴消去して試乗とかして

問題ありませんので

これで作業完了をなります(*^^)v

 

※コードの履歴消去はバッテリー開放10~15分くらいで

消去できます。

 

 

 

ちなみに

先ほども少し書きましたが

RB26のノックセンサーはよく壊れ交換した

記憶があります。

 

今回RB20のノックセンサーを見て思いましたが

RB26のノックセンサーは形状が違います。

 

RB26ノックセンサー

 

 

全然違うでそ?

 

取り付け方法もボルト留めになります。

 

なぜセンサーが違うのを使っているのは

知りませんが

何故かこっちのセンサーの方が壊れるイメージが

強いなぁ。

オイラだけかも?

 

 

 

 

今回のノックセンサー交換後、約2年経過して

いますが今のところコード出てません。

サーキット走行もしていますが大丈夫そうです。

 

センサー関係は純正タイプの社外品や外国製も

ありますがトラブルもよく聞きます。

やっぱり安心できるのは純正新品。

 

ノックセンサーはまだ製造廃止とは聞いてませんので

まだ新品でると思います。

 

でもRB20のノックセンサー故障は

オイラのなかではレアケースなので

そこまで予備部品でとっておくってまでは

やらなくてもいいかな??

どうかな???

 

 

いざ壊れて新品出ないよって言われた時の

絶望感ってないよねwww

 

 

 

 

今回は大変な作業でしたがセンサー交換で

なおってよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ