JZX100 ラックマウントブッシュ交換 | ナルズ工場長の出来事

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皆様コンニチハ(^^)/

 

 

 

昨日は久しぶりに予定が何にも無い

休日でした。

普段なかなか乗れない自分の車で

半日くらいドライブしました。

 

天気も良くドライブ日和でしたので

とても気持ちのいいストレス発散になったと

思います。

 

でも天気が良すぎてエアコンレスなオイラの車では

けっこう汗かきましたわw

 

以前はすれ違う車のドライバーのマスク装着率は

ほぼ装着でしたが

昨日ドライブしててすれ違う車のほとんどのドライバーは

マスクしてないですね。

 

少しずつコロナ問題は軽減されて

いってるようですが個人的にはもう少し警戒した方が

いいかと。

 

このまま上手くコロナが収束してくれる事を

切に願うオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

今回はJZX100の

ラックマウントブッシュ交換です。

 

 

JZX100は足回りの形状などにより

けっこうマイルドな動きをする車です。

 

特にシルビア系からJZX系に乗り換えた方は

フロントの動きがダルく思える方も多いと思います。

 

元々の構造の問題もあるのですが

経年劣化によるマウントブッシュのへたりで

よりダルダルになっている車両も多いのが

JZX系であります。

 

ダルダルのままでも特に何かが壊れたり

する事もないのですが

ブッシュがヘタってくるとラックに負荷がかかった時に

ラックが動いて(暴れて)しまう訳です。

 

 

これがダルダルになる

要因なんですね(´;ω;`)

 

 

その対策としてラックのマウントブッシュを

社外の強化品に交換します。

 

 

クニーズ ステアリングマウント

 

 

今回使用するのはクニーズ製ラックマウントです。

マウントは1台分セットになっています。

材質はウレタンで青いカラーになっております。

 

他メーカーではここが金属製などもありますが

異音などを気にする方はウレタン製をおススメします。

 

 

部品構成は

左側の丸いブッシュと右側の2ヶ所のブッシュです。

 

右側のブッシュは1個が2つに分割タイプなので

右側ブッシュは4個です。

 

 

 

 

早速交換していきましょう。

 

 

 

 

ステアリングラック

 

 

交換にあたってメンバーのところにある

三角形のブレースを外してあります。

 

画像の通りJZX系のラックマウントは

このような造りとなってます。

 

ラックは左2本、右2本の計4本のボルトにより

フロントメンバーに固定されています。

 

 

 

左側(助手席側)

 

 

左は輪っかのブッシュに切り込みが入っているので

交換は容易です。

 

マウントの固定ボルトを外せば交換はすぐです。

 

 

 

マウントブッシュ左

 

 

外したブッシュは手で触るとペラペラ。

ゴム痩せもかなりあるようです。

 

 

 

 

 

左側交換しました。

右側がまだなのでボルトは仮組み状態で一旦保留。

 

 

 

これで今度は右側を交換していきます。

 

 

 

 

右2本はブッシュがラック本体に圧入されているのです。

 

 

右側(運転席側)

 

 

本来であればラック自体を外してブッシュ交換作業を

なるのですが

治具があれば車体から取り外さなくても交換は

可能です。

 

 

 

 

治具

 

 

治具もマウント同様、クニーズさんから販売されて

おります。

この治具があれば車体にラックをつけたまま交換作業が

可能となります。

 

ちなみに何回か使っていたり稀に固いブッシュを抜いたり

するとボルトナットがダメになります。

でもそのボルトナットは極々一般的なホームセンターに

おいてあるボルトナットですので

ダメになったり動きが渋くなってきたら交換するのも

安易です。

 

 

 

 

 

画像は右側のマウント部分。

先ほど左側のマウントを交換しボルトが仮組み状態で

このくらい右側は隙間ができます。

 

 

 

 

 

 

ここに治具をセットし抜いていきます。

(当店の治具は何回か使っているので汚くでスンマセン;;)

 

よっぽど固着していたりしない限り

スルスルーって抜けてきます。

 

インパクトとか使わなくてもハンドツール(メガネやラチェ)で

全然外れます。

 

 

 

 

 

外れました(*^^)v

 

 

ラック側はアルミなんでナナメに抜いたり

強引に抜いたりすると傷が入ります。

抜いたら内壁に傷が無いか確認してから

組みましょう。

 

 

 

 

 

 

右側マウント

 

 

前記した通り右側は分割タイプとなります。

 

見ての遠りブッシュを前後から入れて

芯の部分を入れていきます。

 

 

 

 

 

こんな感じにね

 

 

組付け時にオイラは薄くシリコングリスを塗って

組みます。

初期なじみもありますがシリコングリスを塗る事に

より芯の金属部分もすんなり入っていきます。

ヌプププッって感じにねw

 

 

 

 

完成('◇')ゞ

 

 

あとはマウントのボルトを締め付けて完成です。

 

左右のマウントのボルトは片側づつ固定しては

ダメです。

4本を対向で均一に締めこんでいく感じに

固定していきます。

 

 

交換後のレビューですが

オイラ自身は交換前に乗っていないので

交換後のみの感想となりますが

特に違和感とか感じませんでした。

異音なのは皆無です。

 

オーナーの意見はしっかり感が出たと

言うことでした。

 

ステアリングのレスポンスや路面からの

入力に関係する場所のブッシュなので

しっかり感が出るのは非常に

良い部品なのではないでしょうか。

 

交換後リフト上でハンドルロックtoロックを

やってラックの動きもチェックしましたが

動くことはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

交換して

ハンドリングの向上になって

異音も全然でないとあれば

これは交換するしかねーー!って部品なのでは?w

 

 

 

もうJZX系も古いですからね。

一度もここ交換した事ないって方は

検討してみて下さいまし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ