JZX100 チェイサー セルモーター強化 | ナルズ工場長の出来事

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ナルズ・メカニックマイスターの営業・出来事のブログ

皆様コンニチハ(^^♪

 

 

 

世間ではコロナの影響で自粛モード。

やっと国も本気緊急になったみたいで緊急事態宣言とか

なんか物々しい単語の事態が発表されたり

エライ事になってまんがな。

 

これマジで他人事って思ってると

痛い目にあうんで本気で取り組んだほうがいいかと。

 

みんなでやらないと意味の無い事なんで

協力しあい頑張って乗り切っていきましょう。

 

TVやメディア等では物品の品薄は起こらないので

買占めや転売はやめましょう!って大体的に言ってるのにも

かかわらず

今日休みで、たまたまホムセンに行ったら

押すカートの籠にパンパンのティッシュとトイレットペーパーを

買占めしてる方を目撃した。

 

しかもオイラが確認しただけで10人はいた。

 

ティッシュとか業者か!っていうくらい買い占めてた。

 

売っちゃう店側もだけど買う方は

こんな時だからこそ周りの方の事も考えんとね。

 

世の中がヤバい方向になってるのはわかるけど

店入り口に置いてあるアルコール消毒液もパクられるらしいからね。

 

このままだとマジ世紀末になると思ったオイラです(´・ω・`)

 

果たして救世主は現れるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はJZX100チェイサーの

セルモーター交換作業です。

 

 

セルモーターの調子が悪いと言うことで

完全に壊れる前に交換しましょう!って流れで入庫です。

 

んで

どうせ交換ならちょいといいやつにしましょうぜ!って

要望でしたので

その交換内容です。

 

セルモーター

 

 

JZX100のセルモーターはエンジン左側(助手席側)にあります。

 

下から覗くとちょうどクラッチのオイルラインや

エアコンのホースがあるあたりにあります。

 

少しやりにくい感じですが

取り外しに関してはそんな難しい事もありません。

 

特別100だからってやることもありません。

 

通常の交換通り、まずバッテリーマイナス開放、

セルについている配線(+端子やカプラーなど)を外し

ミッションにマウントされているボルト2本を外せばOKです('◇')ゞ

 

 

 

セルモーターのマウントボルト外しは少しやりにくいですが

こればっかりは良い道具があれば速攻で外れます。

 

首振りできるラチェットや板ラチェがあればいけたはず。

 

 

外れたセルモーター

 

 

少し汚いくらいで外見ではダメなんだかどうか

わかりません。

電装品ってこんな感じです。

 

外れたセルモーターは純正のセルモーターでした。

 

 

 

取り付けるセルモーター

 

 

これが今回の目玉です。

取り付けるのは所謂、寒冷地仕様のセルモーターになります。

リビルト品です。

 

ここでちょいと情報ですが

1JZエンジンのセルモーターは2Jの物などが流用できます。

噂だとM系の物も使えるそうです(試した事がなんで多分ですが)

 

 

大きさが全然違うし

 

 

画像を見てもらえばわかりますが

まずセルモーターの大きさが全然違います。

 

トヨタマニアやJZXマニアの方達はこの品番見ただけで

お!これは寒冷地仕様ですね!ってわかるらしいw

 

寒冷地仕様ってなんぞや?って方もいらっしゃるでしょう。

 

旧車乗りの方などはなじみがあると思いますが

最近じゃあまり聞かないワード。

 

寒冷地仕様といいますが正確には

「リダクション式セルモーター」になります。

 

それに対して純正は

「プラネタリー式セルモーター」です。

 

何か違うかと簡単に言うと

少ない電力で大きなセルの力が出せるのがリダクションって

事ですわ。

 

そもそもプラネタリー式とリダクション式では

構造が違います。

 

なので形状も違うって訳ですわ。

 

※違いについて詳しく知りたい方は各々ggt下さいましm(_ _"m)

 

【参考までにまとめ】

 

JZX00純正セルモーター 品番28100-46130

プラネタリー式 出力0.8kw

 

寒冷地仕様セルモーター 品番28100-46140

リダクション式 出力1.4kw

 

※寒冷地仕様セルモーター品番はJZX100系、JZX110系共に

同じです。

 

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JZX系の寒冷地仕様セルモーターの大きな特徴は

セルモーターのギアのところになにもありません。

ギアが剥き出状態です。

 

半分カバーみたいのがあるのが純正です。

 

 

 

 

サイズ的にはこれだけ違いますが

ご心配なく、ちゃんと装着できます(*'ω'*)

 

 

今回はオーナー持ち込み品なので詳しい事はわかりませんが

通常ついているセルモーターが純正ならばリビルトでくるのも純正です。

 

寒冷地仕様のセルモーターにしたいのであれば

中古の寒冷地仕様を手に入れリビルトするか

コア返却なしのリビルトを購入するか

新品を購入するかですかね。

 

今回はコア返却なしのパターンらしいっす。

 

 

装着完了(*^▽^*)

 

 

外して手順で組んでいけば難しい事もないです。

 

寒冷地仕様セルモーターは純正セルモーターに比べ

重量があります。

重いので落とさない様にね。落としてしまうと最悪壊れます( ノД`)

 

セル自体が大きくなるのでハーネスなどの取り回しが

純正と変わりますが、特にハーネスが突っ張ったり届かなくなったりなどは

皆無でした。

普通にちゃんとつきまっせ('◇')ゞ

 

きちんと最後にバッテリーマイナスを繋げセル作動確認を行いましょう。

 

前記した通り純正(プラネタリー式)と寒冷地仕様(リダクション式)では

構造も違いますのでセルの音も変わります。

 

回り方なども変わっているんですが、やっぱり大きく感じるのは音。

 

元々調子が悪いのから変えると

すんごい変わったと違和感すら覚えるほどです。

 

 

変わりすぎやろ

 

 

 

そういう情報が入ってるからか、なんかセル音も心強い感じもしますw

 

とってもいい感じです。

 

これにて作業は完了です。

 

余談ですが

トヨタ系のセルモーターって何故か故障が多いですね。

ましてJZX系のセルモーターってけっこうダメになります。

 

ダメになる予兆としてセル音が変わったり

重くなったりします。

 

もちろん完全に壊れますとエンジンがかからなくなりますので

症状が出始めたらお早目の交換をおススメします。

 

 

 

 

 

 

それでは

またねー('ω')ノ