ナルズS14 ラジエターサブタンク交換 | ナルズ工場長の出来事

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皆様(・ω・`*)ノ【。+゜コンニチワ。+】

 

 

 

 

すっかり朝夕は冷え込み

残業がきつくなってきました。

 

既に防寒対策で着こんでいますが

動き辛くなるのであまり好きではありません。

 

しかし寒いのはもっと嫌いなので

ガッツリ着こんでいるオイラです(´・ω・`)

 

 

年々寒さに弱くなってる気がするぜ…

 

 

 

 

 

 

今回もナルズS14の続きです。

 

 

車検時にリフトアップし色々チェックして

いたところ、

フロントタイヤハウス内に接触跡を発見。

 

フロント左の前側がハンドル切って

バンプした時にタイヤが接触してタイヤハウス内の

塗装が剥がれていました。

 

 

こらイカンと言う事で

当たるところをガンガン叩いて逃げを作りました。

 

 

これで当たらなくなったのは

いいのですがS14の場合、フロント左のタイヤハウス内の

前側の裏(エンジンルーム側)にはラジエターのサブタンクが

装着されています。

 

 

純正サブタンク

 

 

 

 

 

形状がインナーフェンダーのアーチに沿った作りです。

※画像は横向いてますがキャップがついている方が

上側になります。

 

エンジンルームのインナーフェンダーアーチに

けっこうピッタリつく感じに装着されております。

 

 

 

なので

裏からハンマーでシバキ倒すと

上手く装着できなくなるのです(´Д`;)

 

 

以前に

叩いてあるところなので取り付け部を加工して

あります。今まではこれで装着できていました。

 

 

しかし

今回さらにシバキ倒してしまったので

サブタンクが全くつかなくなってしまいました!

 

 

 

また加工すればつくだろうと思ってましたが

なかなかどうして上手くつきません。

 

 

試行錯誤した結果、

サブタンクの真下にポッチ(突起物)があって

これが邪魔している様です。

 

 

 

 

これさえなければ

なんとかつくかも?とニッパーでポッチを

パチンと切り落としたら…

 

 

Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!! 

 

 

 

 

貫通しとるやないけ!!

 

もちろんこれではクーラントダダ漏れです。

 

しかもこうなっては

サブタンクの意味が全くありません。

 

補修も考えたのですが

装着しちゃうと確認できないし

漏れる恐れがあるのは嫌なので

ゴミ箱行きです!

 

 

前々からサブタンクが上手くついてなかったから

気になってたのは気になってたので

これを機会に交換しちゃいます。

 

 

 

社外のアルミ製の物も考えましたが

値段も高いしオイラの装着したい場所に

収まるサイズのものが無かったので

断念。

 

 

 

 

 

 

少し小振りなサイズが欲しかったので

これをチョイスしました。

 

 

汎用品です。

 

 

 

 

小振りだけど一応普通車用らしい。

付属のステーつきで5千円位だったかな。

 

意外と高いね。

 

 

もちろんシルビア専用ではないので

すんなりつきません。

 

 

 

 

 

 

ちょいちょいと加工して装着しました。

 

 

 

 

完成d(・∀・)

 

 

 

すごくスッキリしました。

リターンのホースがちょうどいいのがなかったので

シリコンホースつけちゃいました。

ちと勿体無い気もするけど。

 

容量は純正に比べると

僅かに汎用の方が少ない。

 

200cc位の差かな~?

 

ほんと僅か。

 

 

 

 

シバキ倒した後にタッチペンした跡が

痛々しいですわ(;´Д`) 

 

こんなんも

いずれキレイにしたいのう。

 

 

 

 

S14,S15乗りの方なら

ご存知かと思いますがラジエターサブタンクのリターン

(逃がし)はそのままにしてはいけません。

純正のサブタンクも同様ですが

社外ラジエターを入れていたり過激な走行をすると

ラジエターからサブタンクにけっこうな勢いで

クーラントがリターンしてきます。

 

すると量にもよりますが

サブタンクの逃がし口から吹き出す場合もあります。

 

するとエアクリを剥き出しタイプ(キノコタイプ)にして

いる車両だと思いっきりクーラントを吸い込んでしまいます。

吸い込むとエンジンストールが起き

最悪エンジンが止まります。

 

またサーキットで周回を重ねたりすると

サブタンクの逃がし口からクーラントの蒸気みたいなのが

出てくるので、それもエアクリが吸っちゃいます。

これが原因でエアフロが誤作動しエンジン不調になる

ケースが多いです。

 

 

普段街乗りでは絶好調なのに

たまに走行会行って少し走るとエンジン吹けなくなると

いった症状が出る車両は、けっこうこれが

原因だったりします。

当店でもこのケースを見つけたの

3台位いましたね。

 

 

 

もはや

ラジエターサブタンクの逃がし口は

エンジンルームに出ないようにするのは

シルビア乗りの常識ですね(´∀`)

 

 

オイラはホースでラジエター下部のあたりまで

引っ張ってあります。

 

 

全開くれなければそうそうサブタンクが吹くなんて

事もないですけどね。

純正ラジエターで何の冷却処置を行ってない

シルビアで定常円やってると

あっという間にサブタンクがボコボコ言い出します。

乗っててもわかるけっこうでかい音でボコボコ言いますね。

 

 

そういった車両はラジエター交換やサーモやったりするのが

望ましいのですが

予算の都合もあるしね。

 

せめてサブタンクの逃がし口の処理だけでも

やっておきましょう。

 

 

 

 

 

 

これにて無事S14の整備は終了。

無事またあと2年乗れまっせ。

 

 

 

 

車検って税金なければナーっていっつも思う。

少し税金取りすぎやないかい?

 

 

相変わらず搾取される側から

抜け出せないオイラみたいな一般ピーポーは

車検っていったら一大事でござるよ。

 

 

もちろんオイラのS14、

ぶっちぎりの18年オーバー重量税(割引ゼロ)ですw

 

 

 

 

 

 

もうちょっと安くなんねーカナー(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪