皆様コンニチワ━━(´・∀・`)ノ━━━!!
今日は曇りで湿気ムンムン。
不快感ハンパないです。
このジットリと汗かく感じ、
とても気持ちが悪いです。
朝一の掃除でTシャツチェンジすると
夏ダナー(´ー`)と感じますね。
夏はいいんですが昨夜寝てる時に
蚊がプ~ンと飛び回っていて寝不足な
オイラです(´・ω・`)
あったまきて
部屋の電気点けるといなくなるってねw
消して数分経つと、またプ~ンってね。
ちくそー(怒
今回はJZX100チェイサーの修理です。
そろそろツアラーVも距離が増えてきたり
年式的にもメンテが多くなる車両になってきました。
もうヒーターバルブとか定番のところですね。
クーラント漏れが発生していましたので
修理します。
ヒーターバルブ
これヒーターコックって言ってたお。
まぁどっちでもわかるんだけどもw
これはクーラントが中に流れていて
エンジンから室内のヒーターコアに繋がっている
ウォーターラインの途中に設置されて
おります。
要はクーラント通路を閉じる開けるをやっとるんですわ。
ヒーター暖かいのを出すなら開いてって
具合に。
このヒーターバルブ本体はプラスチック製。
ここの動く部分から、よくクーラント漏れを
起こします。
ここね
スライドする根元のパッキンの劣化で
漏ると思われます。
※画像は事前に漏れを洗浄してしまっています。
ちなみに漏れの場合、ASSY交換になります。
ただヒーターバルブ本体だけの交換なら
ワイヤーケーブルの固定クリップを外し
ホース2本を外せば交換はラクショーです。
外したバルブ
画像を見てもらえばわかりますが
バルブのホース取付部がボロボロです。
これは外した時に既になっていたわけではなく
外した後に触ったらボロッといった訳です。
(なのでウォーターラインに破片は入ってないと
思いますのでご安心を)
1Jエンジンは設定水温が高めだしエンジンから
発生する熱も多いので劣化したのでしょう。
ゴム製品、プラスチック製品は熱に弱いですからね。
当店でもこのバルブはけっこうな数を交換して
おります。それでも部品は対策品になってない
ので(多分)定期的に漏れたら交換になる部品です。
ちなみに
今回はオーナー様からの指示により
ヒーターバルブについているホース2本も
交換します。
そのホース交換がヒーターバルブ本体交換より
タイヘンなのです(´Д`;)
ヒーターバルブから室内にいってる
ヒーターホース(アウトレット)は交換は
簡単なんですが
エンジンからヒーターバルブに入っている
ヒーターホース(インレット)の交換が
めっさハード。
こんな奥にあるんです
バルブからエンジンに繋がっている
ヒーターインレットホースは
エンジンヘッドの裏側、ミッションとの繋ぎ目の
上あたりのウォーターパイプと接続されて
おります。
だからエンジンに潜って?の作業なんですわ。
ここね
手なんか全然入らない。
片手が辛うじて入るくらいのスペースしか
ありませぬ。
しかもホースバンドがスプリングバンド。
(正式名称は知らん!)
基本再利用できないバンドで、バンド自体が
バネになっていて部品頼むと
バンドが広がったままの留め具がついてくる
やつです。
※説明上手くでけん;;わかる方はわかると思う。
その上
外さないといけないバンドのツマミが
真上に向いておらず若干後ろに向いているんで
なかなか掴めない(;´Д`)
しかもバネ力が強いんで固いし。
いろんな工具を駆使して
ようやく外しました。
前にホースバンド用のワイヤー式工具あったんだけど
壊れちゃって買いなおして
なかったのが運のつきでしたわ。
あれあると楽だったカナー?
今度買っとこ。
外したインレットホース
苦労したわ、こいつには。
外したホースを見ると
ホースバンドの力が凄いのか
ホースのゴム劣化なのか不明ですが
バンドのついていた後がすごい。
バンド後のホース自体の膨張も
起こってるね。
新品パーツ
さっき説明不足だったホースバンドは
コレ見てもらえばわかるかな。
留め具をプライヤー等で外すと
バチーン!といきます。
気をつけないと普通に怪我しますぜ。
参考までに
部品の値段は
ヒーターバルブ ¥2,990-
ヒーターホース(インレット) ¥1,830-
ヒーターホース(アウトレット) ¥680-
ホースバンド ¥220- ×4
※平成28年5月現在価格(税抜き)
完成
クーラントを入れエア抜きをし、
ヒーターの温度調整を動かし
ちゃんとワイヤーが作動してるか確認をして
完成です。
あともう1点。
ラジエターアッパーホースからの漏れも
ありましたので一緒に交換。
ホース&バンドを新品に交換します。
ここのバンドもまたバチーンなバンドなんです。
※ここも事前に洗浄してあるので漏れ後はないです。
漏れ後
ホース取付部はこんなんなってました。
漏れというか滲み程度でしたが
外してみるとこんなんです。
アルミの腐食はほとんどありませんでした。
クーラント漏れは
早目交換に越したことはありません。
こういうの放っておくと、どんどん腐食しちゃいます
からね。
カット
この車両は社外の大きいラジエターを装着して
いますので長さ合わせで一部カット。
装着して完成でーすd(・∀・)
完成画像撮り忘れました…
これも暑さのせいって事にしておいて
くださいw
これにてクーラント漏れは完治しました。
クーラント漏れは数箇所あったら一気に
やっちゃう方がクーラント交換1回で済むから
お得です。
これから
時期的にどんどん陽気は暑くなっていくので
水関係のメンテはちゃんとしておきましょう。
夏場は車にとっても過酷ですからね。
あと余談ですが
最近クーラント交換する方が少ない。
エンジンオイル交換は気にしてマメに
交換する方でもクーラントはなかなか交換しない。
最低でも2年に1度は交換しましょう。
ハードに乗られる方やエンジンチューンしている
方は最低1年に1度は交換しましょう。
当店でとても車を大事にしておられる
あるお客様は半年に1度ペースです。
それは極端ですけどw
乗ってて劣化が体感できないクーラントだから
マメに交換しないとね。
オイルと同様に全く乗らない車でも
時間と共に劣化します。
しかもクーラント交換サボるとエンジン内が
サビちゃったり異物で詰まっちゃったりします。
日頃のメンテ次第でエンジンも長持ちしますので
夏本番前にクーラント交換オススメします(´∀`)
さて今日も暑いんで
早めに仕事やっつけますかね。
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪