皆様(*ゝω・*)ノコンチャ☆・゚:*:゚
いんや~連日真夏日!
もう熱中症なのか具合悪いのか
わからんくらい毎日オーバーヒートなオイラです(´・ω・`)
最近じゃ仕事終わって
家で飲むビールが楽しみで仕方ないw
ああ・・・今年はビアガーデンっちゅーところに
いってみたいものである。
今回はDA64エヴリィのデフオイル漏れの
修理です。
この車は4WD。
それのリアデフからのオイル漏れが発生して
いました。
印してある箇所からオイル漏れが発生。
ちょうどミッドフランジのところですね。
この車両の走行距離は9万キロオーバー。
いろんな不具合が発生してくる距離です。
漏れが発見されたのは
半年前くらい。
んで今回ちょうど車検だったので
一緒に修理する事になりました。
発見時はにじみ程度の漏れでしたが
今回確認したら
けっこうな漏れになってました↓
プロペラシャフトの回転によって
漏れたオイルを撒き散らしてしまって
います。
画像ではそばにある燃料タンクに
飛び散っているのが確認されます。
おそらく漏れている箇所は
ミッドフランジのオイルシールかと
思われますが
確認のためバラします。
プロペラシャフトを外し
ロックナットを外したところ。
ここからフランジを抜かなければ
ならないのですが
ここのスプライン部がめっさ固いです。
普通にスルッと抜けてもこないし
軽くプラハンで叩いて抜けてくるレベルでは
ありません。
厳密にはスプラインが固いのではなく
その先にあるベアリングとカラーに
フランジが圧入されてる感じなので
固いのです。
わかってると思いますが
ハンマーでガンガンやっちゃうのもダメです。
フランジの曲がりの原因にもなるし
きっとそんなんじゃまっすぐ抜けてこないので
無理かと思われます。
画像にはありませんが
オイラはプーラーで外しました。
フランジを外してオイルシールが
確認できました。
画像では周りのオイルをある程度
ふき取ってしまった後なので
わかりずらいですが
オイル漏れの犯人は予想通り
ここのオイルシールでした。
もちろん新品のオイルシールに
交換です。
ロックナットも基本再利用不可部品なので
交換します。
画像にはありませんがナットとの間に
ワッシャが入ります。
それも一応交換しました。
ちなみにオイルシール¥680-
ワッシャ¥120-
ロックナット¥120-
でした。(税抜き)
とても部品代的にはリーズナブルに
すむのですが
工賃の方が高いってパターンの作業ですね。
今回は一緒にデフオイルも交換しましたので
プラスオイル代ですね。
余談ではありますが
DA64系の4WD車、リアデフはそうでは
ありませんがセンター(トランスファー)と
フロントデフのオイルはすぐに
汚れますね。
それほど負担が大きいのでしょう。
フロントデフ、トランスファー、リアデフ
共にオイル量は1.2~1.5ℓ程度なので
定期的に交換したいものですね。
ちなみにトランスファーとデフの
オイルは別物です。
今回のデフオイル漏れはシールの
劣化による漏れでしたが
他の原因でミッドフランジのベアリングの
ガタが発生して
フランジが振られてしまいシールが攻撃され
漏れが発生するというパターンも
あります。
フランジを外す前にベアリングの状態を
よーく確認しましょう。
作業終了後、試乗をし
その後漏れをチェック。
その後も車検のラインやらで車を
動かした後もチェックしましたが
漏れはないようです。
フランジのボルトもあまり高トルクで
締まっておりません。
つかスズキの車のボルトとかって
なんで他メーカーに比べると
こんなにちゃちいのだろう?
そのへんのホームセンターで
売っているボルトの方が
よっぽど程度が良い物である。
昔よくあったのが
ダウンサス組み込み時の際に
アッパーマウントのネジを破壊してしまう
(されたまま)事がありました。
オイラは自分の作業ではありませんが
ボルト自体の強度がないため
ちょっと強めに締めるとネジがダメになるのです。
アッパーのネジなんて緩んだら
ダメなところだから、ちょっとしっかり締めたく
なるじゃない?
そういったところだけでも
きちんと?した規格のボルトを使用して
もらいたいもんです。
もしかしたら
こういった積み重ねがコストダウンの
理由なのかも知れませんねw
技術ばっかり追いかけても
基本的なところは手は抜いては
イカンと思うのだが。
外国の車評論家の誰かが言っていたけど
日本車はコストダウン(手を抜く)ところが
上手いんだと。
だからこれだけの技術で作っても
この値段で出せるのだと。
その辺はやっぱり日本車って
すごいのね。
話が脱線しましたが
無事作業終了。
オイル漏れとか
ほっといても自然になおるって事は
ありません。
ましてオイラは添加剤入れたら
止まった!とか絶対やりません。
(一部の添加剤は完全にオカルトパワーだからねw)
きちんと漏れ箇所の部品を
交換しないと完全になおりません。
にじみ程度なら平気だけど
ポタポタたれるレベルの漏れは
きっちりなおしましょね(`・∀・)ь
さて灼熱の工場へと
仕事してまいりますかね。
今回はこの辺で。
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪