SXE10 アルテッツァ 車検整備 | ナルズ工場長の出来事

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皆様(*ゝω・*)ノコンチャ☆・゚:*:゚











昨日は久しぶりの定休日でして


昼まで寝っぱがしてやんぜー!って冗談


言ってたら、まじで起きたのが10時半位でしたw


休みの日に遅く起きると


なんか損した気分になっちゃうね(´;ω;`)ブワッ








そのままダラダラ飯食ったりゴロゴロしたりして


出かけたのは15時過ぎとかなんて堕落した生活w





まぁオイラの休日の過ごし方なんて


どうでもいいんですけどねぇ…














さて今回はアルテッツァの車検整備の


作業を行いました。




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トヨタ SXE10 アルテッツァ








オイラのなかではまだ新しい部類に入る車ですよ。


新車価格が高くて、中古でも


まだまだ高価なイメージが残ってます。


(最近は全然相場知らないです)





すんごい前にお客にアルテの中古車探してくれって


言われ調べた時はまだ車両で200~250万とか


してて、こりゃー高けえわー(´Д`υ)って


ことがあったから、そのイメージが残ってます。








車検で入庫すると年式とか確認するんですが


もうこんなに経つのか~ってしみじみ思っちゃいますね。








この手のトヨタ車は見るところ(ダメになるところ)って


ほぼ同じです。


エンジン以外はマークⅡやらチェイサーやらの90、100と


同じ感じです。





距離乗ってると、どうしてもブッシュ関係がへたるのは


しょうがないんですがトヨタ車の場合、足回りのアームなどに


ボールジョイントをよく採用しています。


やっぱりそこに負担がかかる訳で。


普段は気づかなくても車検などでリフトアップして


足回りをゆすってみるとガタがあったなんて


ザラですよ。





ホイールを変えたり車高調を調整するついでに


足回りとかゆすってみてみましょう。


ちょっとゆすった位でガタ出てるなら走行時にも


ガタわかると思います。


けっこーパワフルにゆらさないと出ないガタもあります。


(こういったガタは走行時でもたまーにしか出ないとかね)





ガタチェックするのにゆすりすぎてジャッキが外れて


大事故になる危険性があるんで


ガタ見るときはキチンとウマかけてからにしましょうね。











入庫したアルテは普段メンテはマメにしている


ようなので、特に問題あるところもなく作業しました。





アルテのオーナー様は少し遠方な方なので


作業中の感じがちょっとでもわかればと思い


作業画像載せていきますね。








車検整備作業中の


下回りのペイントをします。







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マスキング中








当店では下回りペイントの際には


必ずマスキングを行います。


下回りペイントとは通称シャーシーブラックという


サビ防止効果の高い塗料を足回りやメンバー部に


吹き付け塗装する作業です。





しっかり下回り洗浄


 ↓


エアーブロー


 ↓


完全乾燥


 ↓


マスキング・パーツ取外し


 ↓


塗装面下処理


 ↓


塗装


 ↓


マスキング取外し・パーツ装着


(完成)











こんな感じの工程です。











他店のメカなどに


下回りペイントくらいでマスキングとかしてるの?


そこまでマスキングとか面倒じゃない?って


よく突っ込まれますが


もし自分が、ある修理屋に車検を依頼し


下回りペイントもお願いして


出来上がってきたら社外の車高調のネジ部には


べったり塗装され、キレイなステンレスのマフラーも


色々塗装が飛んでいたり


カラフルに塗られている社外アームがまっくろとか


なってたらショックじゃない??





オイラはそんなん許せませんがな(# ゚Д゚)








整備士や修理屋やってる方だったら


わかると思いますが


ここまで下回りに手間かけると割に合いませんw


(工賃やっすいからねwww)


でもいいんです。もう自己満の世界でもあります。














当店でも○○に車検出した後、


自分で車高調を調整しようとしたら


ネジ部も塗られてて、うまくリングが回せない。


もしくはなんとか固かったけど回したら


ネジ部がガリガリになってしまった。という


ケースを数え切れないほど見ております。








このアルテは見たところ


1度も下回りペイントした経験がないようで


所々錆が発生していました。


1度も塗ってないのにこの程度なら


全然マシな方ですけどね。










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カバー








塗装の際に外したアンダーカバー類です。


アルテは下回りにカバーが多いので有名?な


車です。


この当時の車ってカバー多い車がたくさんありましたね。


外車(BMW)あたりを参考にしてるんでしょうね。
















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ペイント完了








う~~ん、ビカビカヾ(´^ω^)ノ♪





デフカバーの塗り分とか美しいでそ?w





下回りって普段見ないところですが


普段常に外気にさらされている場所です。


たまには下回り覗いてチェックしましょう。








下回りに使用する塗料、シャーシーブラックは


簡単にいうと油性と水性の2種類あります。


当店では


場所により使い分けています。


ほぼ水性で塗っております。


水性の方がのびがよく仕上がりも美しくなります。


水性の方が持ちも良い気がします。





それでシャーシーブラックは油性でも水性でも


通常の塗料より塗ると塗膜が厚くなります。





なので下回りのアームやメンバーをきっちり塗ろうと


すると多少「たれ」てしまいます。


うすーく塗ればたれもないんですが


防腐効果を狙って塗っているので薄いと効果は


発揮されません。


当店ではきっちり塗る方向で作業しています。


だから多少のたれはご勘弁を(;´Å`)








今回は車検を出されたオーナー向けな


内容になりましたが


こんな感じに車検整備行ってます。


もちろん下回りペイント作業はお客様の依頼が


ない限り作業はしません。


※あるディーラーや修理屋などは車検すると


お客の了解関係無しに下回り塗られる店もまだ多いです。





当店では作業前の入庫時に塗る塗らないの確認を


とり作業に取り掛かります。(普通そうしないとダメなんだが)








海の近くにお住いの方や


車を長く大事になされる方などには


下回りペイント好評です(´∀`)





下回り塗れば完璧に錆は防止されるわけでは


ありません。


しかし塗らない車両に比べれば、塗ってある車両の


方がかなりの確率で錆発生は防げます。





以前ブログで紹介したと思ったけど


フロントのロアアームが錆で崩れ落ちた車両も


ありました。

















最後にオーナー様に


今回は遠方からのご依頼ありがとうございました。


またのご利用お待ちしております。








ちなみにこのアルテ、すでに納車済みです。


このブログのネタがどれだけ古いかは


アルテのオーナー様しかわからないことですねw


これでも前倒しで書いてるネタなんですよww








それでは


そろそろお仕事してきます。


今日は1日中、見積り作ったり


注文書つくったりで事務作業ですわ。

















それでは


(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪