昨日夕方、温泉マニアにとっては
耳を疑うようなショッキングなニュースが
全国を駆け巡りました。
夕飯の用意をしながら
なんとなく聞いていたTVニュース。
「〇△□温泉で火災があり、江戸時代から続く老舗旅館が焼失」
えっ?温泉で火災?
老舗旅館だって?
何温泉って言った???![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
家事の手を止めてニュースにくぎ付け。
TV画面に映ったのは、
長野県は湯田中温泉の「よろづや」。
しかも、焼失したのは昭和14年に建築され
国の登録有形文化財に指定されている『松籟荘』。
うそぉ~~~~!!!![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
ポチッと押してちょうだい~。
よろづやの松籟荘と言えば!!!
おじゃる☆が湯めぐりを始めて、
一番最初に宿泊した登録有形文化財の宿!!
松籟荘の魅力があったからこそ
その後の、、
法師温泉長寿館
渋温泉金具屋
四万温泉積善館
を始めとする、数々の
登録有形文化財宿泊に
結びついたと言っても過言ではないのだぁ!!
ヾ(。`Д´。)ノ
少々お高いので、すぐには無理だけど
いつかまたチャンスがあれば泊まりたいと
ずっと心には秘めていた。
それはもちろん、いつでも泊まれると思っていたから。
まさか、こんな日が来ようとは!
Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
どんなに歴史と文化を重ねて来ても
滅び去る時は一瞬なのだ。
形あるものはいつか壊れるとわかってはいても
永遠に続くものと思っていた。
後世に残したい素晴らしい建物でした。
これは2010年の宿泊記。
読み返してみると、あまりに稚拙で恥ずかしい~~(/TДT)/
画像も粗いし、枚数少なすぎ!!
二度と見る事の出来なくなった松籟荘
在りし日の姿を改めてここに残します。
撮影はすべておじゃる☆
2010年2月
よろづや 本館
建物外観とあまりの豪華さに愕然としたロビー(笑)。
チェックインは本館で。
今回火災被害があったのは、松籟荘だけで
本館は無事のもよう。ε-(´∀`*)ホッ
和の伝統と機能美の調和したロビー。
本館から離れの松籟荘へと続く通路。
この頃のデジカメ、画素数が小さくて粗い(-_-;)。
そのうえ、館内画像は明るいうちにゲット必須!!
なんて気持ちもまださらさらない!
よって、せっかくの松籟荘の魅力が半分も伝わらない。
申し訳ない
。
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
松籟荘の外観。
奥まって建っているので
頑張ってもこれだけしか見えない
。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
松籟荘には独自の玄関がある。
登録有形文化財の証。
内玄関には囲炉裏が設えられている。
純和風の趣き・・・![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
廊下のそこここにも、
歴史を刻んだ家具や小物が置かれる。
よく見れば、床に歯車らしきデザイン!!
金具屋と一緒だぁ~~♪ヽ(^。^)ノ
この掛け軸や香炉も
灰になってしまったのであろう。
松籟荘は、地上三階建て、地下一階。
二階への階段を上る。
今回の部屋はこの廊下の一番奥。
松籟荘の中でも6室ある
特別室利用のプラン。
部屋の指定はできないので
どこになるかは当日のお楽しみ。
部屋の前から階段方向をパチリ
。
![カメラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/111.gif)
201号室 岩菅
ちなみに現在の松籟荘は
従来の趣きを残しつつ
ベッドルーム付きのモダンなお部屋などに
リニューアルされていたようだ。
部屋名も変更されたようで
公式HPを見ても「岩菅」という部屋はない(爆)。
たぶん、「桔梗」がそうじゃないかな。
じゃらんのお得な特別プランだった。
これで確か2万円ちょっと。
10年前だからね、今はいくらくらいするんだろう?
とにかく広い部屋だ。
10畳和室に、広縁、書院、踏み込み、4畳半前室
源泉檜内風呂付き。
まずは床の間付き10畳の和室
旦那が邪魔で当時のレポには載せられなかった画像。
今は処理して使う(爆)。
おこたつポカポカ♪
テーブルの上が散らかっていてすまん(;´▽`A``。
広縁も、しっかり広いww。
広縁から書院への扉!!
意匠が凄い!
広縁と書院の位置関係を10畳から( *´艸`)。
だから!!
昼間撮れヾ(。`Д´。)ノ
昼間撮ったww。
お殿様のようなひじ掛け(爆)。
文豪に慣れる文机♪
そして4畳半の和室。
着替えにしか使わなかった
勿体ない部屋。
洗面所はダブルシンク。
10年以上前ですでにスキンケア用品たくさん並んでいる。
いや、たくさんに見えるのは鏡に映っているせいか?(爆)
檜の内風呂。
源泉掛け流しでめちゃくちゃいいお湯だったぁ~![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
これらがすべて焼失してしまったって信じられない。
あまりに悲しいね。
よろづやのみなさまの心痛お察しいたします。
それでも、同じく登録有形文化財の『桃山風呂』は被災を免れたとか?
だとしたら、それだけでも本当に良かったよ~(´;ω;`)ウッ…。
『桃山風呂』また入りたい!!
よろづやさんの再開を心より願っております。
よろづや、頑張れ!!
そして全国にある
歴史的価値のある温泉旅館を
後世に残して参りましょう!!
今日も応援、ありがとうーー!!ヽ(^。^)ノ
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