四万温泉、家族旅行記の第五話です。
やまぐち館の人気の秘密に迫ります（爆）。
今回で、四万やまぐち館は終了～
。
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四万温泉には夜、
ちょっと温泉街でもブラブラしてみようかぁ～？
と散策できるような場所が無い。
というか昼でも寂れた温泉街に
商店はまばら、飲食店も数えるほどしかない。
その鄙び感や、
いかにも「世のちり洗う四万温泉」的な(笑)
郷愁を誘う風情
。
それらすべて合わせて四万温泉の魅力
だから、
それはそれで良いのだが。
グループや家族での旅行だと、
温泉入ってあとはずっと部屋に引きこもり。
静かに夜が更けるのを待つだけ、
っていうのもちょ～っと寂しいものがあるよね
（爆）。
でも、大丈夫！！
やまぐち館には、名物女将がいらっしゃる♪ヽ(^。^)ノ
お名前を久美子女将とおっしゃいます。
夕飯を終えて、午後8時
さぁ、女将劇場の始まり、始まりだよぉ～～
(笑)
フロントのある4階奥に、
女将劇場の特設会場が設けられている。
昼間はこんながら～んとしたスペース。
毎夜、大女将の紙芝居が繰り広げられるのだ。
お嬢夫婦は、空いていそうなこの時間に温泉
に入る～と行ってしまった。
え～！？見なくて良いの？女将の紙芝居だよ！！
と待ったをかけたが、まったく興味が無いらしい（爆）。
父母とお姉夫婦と5人で部屋を出る。
8時をちょっとまわって会場に着くと、すでに満席だ！！
それでもなんとか後方に座れる場所を見つけた。
このアングルねｗｗ。
それでも座れただけ良かったよ。
その後もどんどん観客は増えて、
立ち見までも超満員だったもんね。
久美子女将、大人気（爆）。
しかし、25年も続けているだけの事はあり、
御年と思えないほど（お幾つかは存じ上げませんが（爆））
良く通る可愛らしいお声
そして抑揚をつけたわかりやすい読み方。
題材は民話の「天女の羽衣」。
最初はあまり関心が無かったのに、
気付いたら久美子ワールドに惹き込まれてしまっていたわ(笑)。
紙芝居の後もまだまだお楽しみは続く～
。
今度は観客も参加の合唱大会(笑)。
さぁ、何を歌いましょうかぁ～？
って、女将の問いかけに、
あっちこっちから、リクエストが飛んでくるのよねぇｗｗ。
そのたびに、
「それは合唱には難しいからどうのこうの、
私が一人で歌うんじゃないんですよ～(笑)。」
なんて、お客さんとの掛け合いもコミカルで楽しいのよねぇ(笑)。
結局、そんなおしゃべりを挟みながら
誰でも知って良そうな曲を2曲、みんなで歌ったのだけれど。
おじゃる☆の耳元で母が突然、
「あたし前に来た時、ここで歌ったよ」って。
えっ？どういう事？
母がやまぐち館宿泊2度目だというのはさっき聞いていたけれど？
なんとその時に、仲居さんに女将の紙芝居と合唱の事を案内され
「私たちもコーラスやってるんですぅ～
」と言ったらしい。
はい、おばあちゃんたちの趣味のコーラスグループの旅行でした(笑)。
「じゃあ、出ませんかぁ～？」って仲居さん。
冗談か本気か知らんけど、誘われたらすっかりその気になって！
本当にみんなの前でコーラスを披露することになったらしい。
しかもなぜかちゃんと衣装も着たというのだから不思議。
なんで持ってたん？（爆）
ほんと、田舎のおばちゃんたちのパワーには負けるわ（爆）。
ビヤ樽もどきのおばちゃんたちが、
ペラペラの派手なムームーみたいな衣装着て、
ここでコーラス数曲を披露したんだって(;´▽｀A``。
聞いてくださった宿泊客の皆さま、ありがとうございます（爆）。
そんなサプライズ話も飛び出して、
他の方々以上に盛り上がった我が家族でありましたｗｗ。
お姉と二人で「バアちゃんたちならやりそうだよねぇ・・」ｗｗ。
女将劇場、まだまだ続きます！
というか、ここからが本領発揮（爆）。
40分ほどで、紙芝居＆合唱大会が終了すると、
ロビーにお茶を用意しますからどうぞどうぞ～～
ひゃぁ～、女将劇場で楽しませていただいた上に、
お茶まで出してくれるんかい！Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
しかも、お菓子付き
やまぐち館、太っ腹
ｗｗ。
（全部料金に入ってますｗｗ）
さらにさらに！！
久美子女将、試食用のお菓子が入った箱を抱えてロビーを回り出した。
そこにいた30人以上、全員の手の平に、
小さなトングで1個1個、笑顔で会話しながらお菓子を乗せていく。
女将自ら！？
我が家の所まで来た時に、母。
「いつも見てます！ここではお味噌汁は売ってないんですか？」
久美子女将、一瞬戸惑った顔をして、
「あれは通販で買ってくださいねぇ～」。
女将、世田谷食品のフリーズドライみそ汁のCMに出てはります（爆）。
お母さぁ～ん、恥ずかしいから
余計なこと言わないでよ！！
ふと気づくと、ロビーの一角に人だかり。
なんだ？なんだ？
まるでデパートのバーゲン会場みたいだぞ！
女将が配り歩いたお菓子の特設コーナーでした（爆）。
たった一粒。
たった一粒！！！
たぁ～～～った一粒
手の平にのせられただけで
こんな箱を、3つも4つも5つも6つも抱えてる（爆）。
あかん
。
みんな久美子教祖さまの信者になってしもうた（爆）。
もちろん、うちの母も。
おじゃる☆ちゃんちと、お姉ちゃんちと、お嬢ちゃんち、そして自分ち。
4箱お買い上げ（爆）。
特設会場、一瞬でほぼ完売してました（爆）。
これが、毎夜繰り広げられるんだろうなぁ～。
すげえな、久美子女将（爆）。
でも、なんか許せちゃうんだよなぁ～。
ずっとそのままで、やまぐち館に君臨して欲しい！！
あ、若女将を後継者として育てておかないと、大変ねｗｗ。
ちなみに、飛ぶように売れたこのお菓子。
製造元は大阪やないかぁ～い！！
(;｀O´)oごるぁぁぁぁぁぁぁぁーー!
四万のお菓子、売らんかぁーい！！
あ、関西の老舗チョコレートブランドなんやね？( *´艸｀)
確かにメッチャ美味しかったわｗｗ。
なんだかんだ楽しくて、
全体としては思いのほか満足の四万やまぐち館でした(笑)。
女将の存在感、ありすぎ（爆）。
そうそう、紙芝居広場の周りには、ラーメン屋さんやバーもあり、
ビックリするようなまどんながいた（爆）。
やまぐち館館内だけでプチ温泉街が形成されておりますｗｗ。
温泉街の夜を楽しみたいお父さんもバッチリ(笑)。
チェックアウトの時に返却された車の鍵に、
こんな素敵なアイテムが！！
交通安全のお守りの木札
もちろん婿ちゃんたちの鍵にもついていて、
みんなビックリ＆大喜び
。
やまぐち館の名入りで、
なんか記念にもなるし、心遣いが嬉しい！！
帰ってきてからも、ず～～っとつけています。
それでは次回、
四万温泉家族旅行、最終回へと続きまぁ～す！！
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