久しぶりに『群馬の温泉』♪
祝!!
南牧村に68年ぶりに温泉が復活しましたぁ~ヽ(^。^)ノ。
って、ななママさんが教えてくださったのがOPEN直後の9月。
なのに、9月はいろいろ忙しくってねぇ~(;^_^A。
・・ご存知でしょうけど(笑)。
なんとか時間の空いた10月に初訪問!!
檜の浴室、鉄臭の源泉掛け流しにビックリ!!Σ(・ω・ノ)ノ!
が、あっという間に1ヶ月が経ってもうたぁ~~!!
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場所は群馬の西南部に位置する南牧村です。
『高齢化率、日本一!』
『消滅に一番近い自治体』
などという不名誉な称号で注目される過疎の村。
現在の住民は約1900名。
65歳以上の高齢者の占める割合は58%。
この村には昔、温泉が湧いていました。
いや違うな。
昔も今も、温泉はずっと湧いている。
ただ、集落の銭湯として賑わった共同浴場がなくなってしまっただけ。
その湯小屋が、68年ぶりに復活されたのだ。
復活の仕掛人は、村人と村外の有志。
その方法は、時代の先端を行く『クラウドファンディング』♪
限界集落と呼ばれ、消滅の危機に瀕する村を守るため!
地域活性化を目的に、
『温泉復活プロジェクト』は立ち上げられたのだぁヽ(^。^)ノ。
南牧村はおじゃる☆ブログでも2度ほどご紹介している。
2014年 火とぼし ☆ 南牧村伝統の火祭り
2018年 群馬南牧村 ☆ 大日向の火とぼし
2014年の火とぼしと、2018年の火とぼし。
火とぼしに2度も行っている。
というか、もはや火とぼしにしか行っていない(爆)。
おじゃる☆が知っている南牧村は
火とぼしと道の駅オアシス南牧だけと言っても過言ではない。
だからおじゃる☆は、
あの火とぼしの開催される大日向地区が南牧村の中心部で、
それより先は人家のない山道だと、勝手に思い込んでいたのだ。
下仁田ICから火とぼし臨時駐車場の活性化センターまでは、
距離にして約12km、時間にして20分ほどかかる。
今回の目的地、星尾地区は
そこからさらに奥へ10km、同じく20分かかるのだ。
ひゃぁ~~~~!南牧村、予想に反して奥が深い(;^_^A。
そしてその10kmの間、街道沿いにいくつもの集落が現存する。
山道に入り、もうこれで集落はお終わりだろうと思うと、
またけっこう大きな集落がある。
なかなかやるなぁ、南牧村(笑)。
長野県との県境、県道を進むと佐久市に到達する。
養蚕、コンニャク生産、林業で栄えた村だ。
かなり奥まで進み、そろそろ温泉か?
と思ったら目の前にどーーん!!
南牧村民俗資料館。
元は120年前に創立された小学校だそうだ。
平成6年に廃校になった。
昔はこんなに立派な校舎が必要なくらい子供がいたのか。
時の流れというものは残酷だ。
星尾地区へは、この橋を渡ってすぐ、
資料館の手前を右に曲がる。
今度こそ人家は終わり、あとは山道。
と思うと、まだまだ集落(爆)。
南牧村、恐るべし!!
でもここが目的地、南牧村最奥の星尾集落だ。
築百年越えの歴史的建造物の古民家群と石垣の風景が美しい。
石垣の上、見上げるとこれが『星尾温泉』。
凄いところに建っているなぁ(爆)。
駐車場は石垣の下に数か所ある。
坂道を上る。
木材が大量に準備されている。
星尾温泉、まだまだ発展途上(笑)。
どんな風に変化を遂げるのか楽しみ♪
星尾温泉 木の葉石の湯
https://hoshio-onsen.nanmokushoko.com/
住所: 群馬県甘楽郡南牧村星尾1162
TEL: 080-4414-1453 (担当:松林)
営業時間 11:00-18:00
(受付17:30まで レストランの営業は17:00まで)
定休日 月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
レストランは、毎週月曜日と隔週火曜日定休
大人(中学生以上) 1,000円
小人(4歳~小学生) 500円
焼き印の入湯手形は500円!
購入すると次回から200円引きで利用できるよ(^_-)-☆
受付では係の方が、村のこと、温泉のこと、古民家のこと、
いろいろたくさん説明してくださった。
この星尾温泉に傾ける熱い情熱が伝わってくるわ♪
築200年以上の古民家を借り受け、
プロに頼まず、手作業で改修した日帰り温泉。
残念ながら宿泊施設ではありません。
だから群馬の温泉地が一つ増えたわけではない(笑)。
こちらのテーブル席はレストランせせらぎ。
地元のおばあちゃんがお料理担当しているみたい。
新鮮野菜をふんだんに使用した美味しいご飯がいただける。
囲炉裏の休憩どころもあり。
この雰囲気、良いわぁ~(#^^#)。
『ゆ』の暖簾をくぐり、浴室棟へ。
ここから先は新規に増設された部分かな?
脱衣所。
細長くて面白い造り(笑)。
正面のガラス戸の向こうが浴室ね。
プラ椅子の上に脱衣篭♪
4つしかないのか?
4つで足りるのか?ww
逆アングルで、トイレあり。
そして浴室!!ヽ(^。^)ノ
うわぁ、おじゃる☆の大好きな感じ♪
落ち着いた木造湯屋に、射し込む一条の光!
檜の香りに包まれる~。
あ、脱衣篭4つで足りるね(爆)。
定員4人だわww。
檜の浴槽の中にはかすかに赤茶の濁り湯。
あらぁ、なんか予想していたより全然本格的な素敵なお湯!
源泉はもう少し(200mくらいと言ったかな)山の上にあって
そこからパイプで引き湯しているんだって。
68年前はその上の方に共同浴場があった。
今はそこまで行くのは足場が悪くてちょっと大変みたい。
ぬる目でゆっくり長湯のできるお湯。
よく見ると細かな金色の湯の花が大量に舞っている。
伊香保の黄金の湯に似ているね(#^^#)。
お肌すべすべ、美肌の湯♪
窓の外は目隠しの葦簀。
こんもり緑と青空が覗いてるの、気持ちがいい!
こんなところも発展途上(爆)。
湯舟の中に、階段代わりの脚立ww。
源泉は蛇口からホースで湯舟に直接投入。
ホースの先の源泉を嗅いでみたら、ほのかに鉄臭い!
檜と鉄臭のコラボ、良いわぁww。
源泉温度が低いために、薪ボイラーで加温しているけど
循環せずに掛け流し!オーバーフローあり♪
もちろん消毒なんてありません(笑)。
源泉名 星尾の湯
泉質 ナトリウム・カルシウム 炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)
泉温 14.6℃ pH値 6.1
ただし環境に配慮して、シャンプーは禁止。
白樺の樹液で作られたオーガニック石鹸だけ使用可能。
独泉から、後客さん2名。
都会からの母娘さん。
数日前に放映されたTV番組を見ていらしたんだって。
数日前にTVで紹介されたんだ?
そういえば、旦那もそんなこと言ってたっけ(笑)。
でも、数日前にTVに出てもこのゆったりさん?(爆)
みなさん、ここ穴場よ!(*^^)v
露天風呂もなくて小さな内ぶろが一つ。
入浴料1000円というのは、少々お高く感じるかもしれないけど
限界集落の南牧村を応援する気持ちと、
68年前の温泉を復活させたその心意気!行動力に!
そしてこの星尾温泉を末永く存続させるために♪
どうぞご理解をお願いいたしますm(__)m
湯上りにいただいた、せせらぎ定食(800円)美味しかった(#^^#)。
この日のお惣菜は、
いんげんの胡麻和え、サトイモの甘味噌がけ、お野菜たっぷりおから♪
そして、お漬物も全部自家製だって!
塩加減がちょうど良いの!
ネギとわかめたっぷりお味噌汁もついて、嬉しいお昼。(=゚ω゚)ノ
旦那はいつも通りのうどん(爆)。
これも美味しそうだったわ(#^^#)。
ほかにも地元野菜カレーなどあるので
ぜひ入浴後にどうぞ~~♪
山の上で冬は閉鎖されちゃうのかと思ったら
この辺雪はそれほど降らないのですって。
だから通年営業です(笑)。
群馬県民の皆様、
全国の温泉好きの皆様!
南牧村の星尾温泉、どうぞよろしくお願いします(#^^#)。
今日も応援、ありがとうーー!!ヽ(^。^)ノ
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