群馬の温泉地の一つ、川場村の塩河原温泉。
2年ほど前に、
当時、唯一の宿泊施設だった渓山荘が閉館して、
群馬の温泉地が一つ消滅したぁ!!。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
・・とおじゃる☆が嘆いておりました事、まだ記憶に新しいかとww。
しかしその塩河原温泉がこのたび復活いたしました!
渓山荘さんではなくて、
創業100年の湯元『みやた館』さん♪
15年ぶりの復活であります!!
やったぁ~~♪ヽ(^。^)ノ
この情報、利根川温泉掲示板のONKEN21さんが
わざわざコメント欄にてお知らせくださいましたの♪
いつもありがとう!ONKENさん(^_-)-☆
場所は、大人気な道の駅、川場田園プラザのすぐ近く。
田園プラザから3~400mなので歩いて行っても良いし、
駐車場も広いので車で行っても大丈夫。
ただちょっと細く入り組んだ場所で地図を見てもわかりづらい。
結局、利根沼田望郷ラインを信号から西に向かうと、
田園プラザを過ぎてすぐの右に入る路地に
『みやた館』の小さな看板が出てました。
それに従い右折、さらにすぐにまた右折で
こんな道を100m程進むと・・、あった!(#^^#)
小さな白い建物がいくつかあるけど、みんなみやた館さんの物。
塩河原温泉 湯元本家 みやた館
http://kcandd.wixsite.com/miyatakan/map
住所: 群馬県利根郡川場村荻室甲12番地
TEL: 0278-52-3561
日帰り入浴 可
料金 700円 / 小人350円
時間 午前11時~午後8時
日帰り入浴は積極的に受け入れて下さるようです。
時間は11時からとなっているけど、
事前に電話で確認したら「1時ごろならお湯がたまる」
との事だったので、電話確認してから訪問した方が確実かと。
また、終了時間も早まる事があるそうです。
車は暖簾のかかっている一番奥の建物前に停めました。
玄関先にこういう暖簾の温泉旅館って珍しくない?(笑)
なんだか可愛い~~!!(#^^#)
ガラガラと開ける。
こんにちはぁ~♪(#^^#)
事前に電話かけて来たので待っていて下さった♪
床がピカピカ綺麗!!
あ、今回はお一人さまです。
旦那仕事だけど、GWだし・・。
一人でもどこか出掛けたかったんだww。
川場までならドライブ気分で1時間少々だもんね(^_-)-☆
玄関に飾られた大きな水牛の角と、これまた大きなスズメバチの巣!
昨年のアシナガバチの急襲が脳裏をよぎる・・・怖ぁ~~!!(((( ;°Д°))))
入浴料700円を払って廊下突き当りの浴室へ。
木のぬくもり、白い壁。
良い感じ~~(#^^#)。
昭和51年の温泉分析書!
塩河原温泉=渓山荘って思っていたけど、
湯本はこちらみやた館さんで、すぐ裏の河原から自然湧出しているのだそうな。
大正時代の開業で、湧出地のすぐ脇で湯治宿を営んでいたらしい。
昭和になって10年の間に4回鉄砲水で流されて、
それでもその都度奮起して再開したけれど、
さすがに5回目に流された時は廃業を余儀なくされたのだと・・。
あとで女将さんが話してくれました。
右が男湯「宮田の湯」。
正面が女湯「塩ヶ原の湯」。
脱衣所はトイレ付き。
こじんまりと清潔。
脱衣棚がお洒落!
浴用タオルは山積みされてましたが
その他のアメニティーは無し。
ドライヤー完備。
浴室はタイル張り。
窓が大きくとられ、光が差し込んで明るい♪
泉温が18℃と低いために、
湯舟に満たされている湯は加温・循環・消毒あり。
だけど、塩素臭は全く感じず、トロスベとした柔らか~いお湯!!
そうだった、塩河原のお湯ってこんなに良いお湯だったんだ!!ヽ(^。^)ノ
湯温計設置あり♪
41℃?
う~~ん、窓が開け放たれて、
露天のように爽やかな風が通るのでもっとぬるいような印象。
メッチャ気持ちが良い~~!!
浴槽が浅くってのんびり浸かっていられるというのも、
ぬるく感じる理由の一つかも(#^^#)。
思っていた以上のトロスベが嬉しくて、
肩から腕に繰り返しお湯をかけては、スベスベを確認してしまうww。
湯口は木製。
昨年の12月にOPENしたばかりなのでなんせ新しいww。
源泉名 塩ヶ原の湯
泉質 温泉法第二条 フッ化物イオンの項により温泉に適合
泉温 18.8℃ pH値 9.3
入浴目線で洗い場、出入り口方向を。
カランを使ったら、なんと硫黄の香り!!
え?
お湯もヌルスベ!
源泉じゃ~~ん!!(爆)
浴槽のお湯は残念ながら循環で香りは消えてしまっているけど、
このカランのお湯に感動~~(笑)。
気づいて良かったぁ(爆)。
シャンプー類は2種類、
ラックスを使ったら髪がサラサラ~~になった(^_-)-☆
まだまだ知られていないようだし、
目立たない場所にあるので、
1時間弱ずっと貸切♪
GWだというのになんて贅沢なんだぁ~~!!
帰り際、大満足で女将さんにお礼を言い、
お暇をしようとすると珈琲をいれてくださった♪
特別サービスヽ(^。^)ノ。
玄関奥の部屋、宿泊客の食堂になっている。
美味しい珈琲をいただきながら、いろいろお話を伺った。
大正時代に開業の湯治宿。
川べりに湧く温泉。
昔は川原に湯小屋を建て湯治宿を営業していた。
昭和になって十年の間に4回鉄砲水に流された。
その都度奮起して再興したが5回目に諦めて長期休業となる。
その後40年の時を経て、現女将の母上さまが三代目として再開。
さらに15年の休業を経て、今回四代目の再開に至る。
某大型リゾートホテルでシェフとして腕を振るう息子さんが、
跡取りとして地元に戻ることも決まり、先行きが楽しみな再開となった。
あ、そうそう、さっきのカランからの源泉♪
カランだけじゃなくて、脱衣所の蛇口からも源泉なんだって!(爆)
なんて贅沢な!と驚いたら、
水道は料金がかかるけど、温泉はタダで湧いていると・・(爆)。
それはごもっとも。
そうか循環なのは加温しているからであって、
湯量自体は豊富なのねぇ~~!ヽ(^。^)ノ
なんとも楽しい女将さんとの語らい♪
その後、ご好意で客室も見学させていただいた。
部屋は全部で4部屋。
料金は二食付き 平日8000円、休前日9000円。
長期滞在にも応じるそうなので、その際は料金別途相談で。
部屋の入口には、由緒ありそうな長~~い額縁が!!
家系図みたいな?
図じゃないけど(笑)。
難しすぎて読めん!!
こちらは8畳のお部屋。
棟続きで女将さんが営む『飲み処 まこちゃん』があるので、
夕飯の後一杯飲みたいまぁ~~♪
ちょっと、歌いたい気分だなぁ、
というリクエストにもお応えできますよ(^_-)-☆
最後に男湯、宮田の湯も!ヽ(^。^)ノ
こちらは、少し小さな造りでL字型の湯舟。
お客がいないので湯口は止めてある。
その日の宿泊客の割合によっては、
男湯と女湯を入れ替えて対応することもできるそうだ。
また、体の不自由なご夫婦やその他、
内鍵をかけて家族風呂として貸切利用する事も可能との事。
とても明るくて快活な女将さんと、
トロスベ温泉が魅力の『塩河原温泉 湯元本家 みやた館』さん。
再開した湯元を心から応援したいおじゃる☆なのであります!
宿泊でも日帰りでも、ぜひご利用くださいねぇ~~!ヽ(^。^)ノ
温泉犬、リクくん(笑)。
でか!!
いやぁ、それにしても塩河原温泉の復活!!
ホント嬉しい~~。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
今日も応援、ありがとうーー!!ヽ(^。^)ノ
1日1回、愛のポチをお願いしまぁ~~~す♪