秋保温泉の共同浴場を出たとき、時間は1時半だった。
ここから、仙台に戻ると30分。
反対方向の今夜のお宿に向かっても30分だ。
チェックインの時間は午後3時だから今から行っても早すぎる。
それに、先に一人でチェックインしても
夕方旦那を迎えに行かなくちゃならないから、それも時間の無駄かなぁ・・。
なんていろいろ考えたけど、とにかく早くお宿に入りたかったのだ(笑)。
素晴らしいお風呂がいくつもある登録有形文化財のお宿♪
藩主伊達政宗公の別荘だったという
歴史に彩られた、浪漫あふれる秘湯・・。
ふ~~~む。
やっぱり行っちゃおう!(笑)
さすがに1時間も前に行っても迷惑だろうからと
途中コンビニに寄ったり紅葉の山道をゆっくり走ったりして
青根温泉 湯元 不忘閣
HP
住所: 宮城県柴田郡川崎町青根温泉1の1
TEL: 0224-87-2011
チェックイン・アウト 15時/10時
日帰り入浴 不可
場所は宮城蔵王、遠刈田温泉から10分ほど上った場所だ。
創業450余年・・。
歴代伊達家藩主が愛した癒しの湯。
滞在した政宗が感激しこの喜びを忘れないようにと
「不忘」と名付けたのが宿の名の由来だという。
仙台出張が決まったときに、ネットの予約サイトで探していて
青根御殿の写真を見て、ここしかない!!、と一目惚れ♪
予約してからこの日までが長かったぁ・・(笑)。
日本秘湯を守る会の会員お宿。
最近やたら秘湯を守る会にばかり泊まっているので
秘湯を守る会の会員宿の中から選んでいると思われているかもしれないけど
まったくそんな事は無いのよ。
普通にサイトで探していて、ここ、良い~~~!!ヽ(^o^)丿
と思うと、いつも秘湯を守る会なのよ(笑)。
しかも全部、各県のプレミアム宿泊クーポンを使って
るるぶトラベルからの予約なので、
守る会のスタンプは1個もゲットできていない(^_^;)。
秘湯の会のサイトからの予約でないとスタンプ押してもらえないのよね。
上の玄関から、渡り廊下でつながった旧本館、木造二階建て、
正面中央に入母屋造の車寄が設けられている。。
明治40年、39年の大火の翌年に建てられたもので、
昨年、平成26年7月の答申において、
国の登録有形文化財に指定されている。
本当に恐ろしく由緒正しきお宿なのだ。
温泉に文化人はつきものだが、ここもご多分に漏れず
与謝野鉄幹夫妻、田山花袋、芥川龍之介など多くの文人墨客が訪れたそうだ。
あらら、小さくてかわいらしい事♪
ゲゲゲ!!Σ(・ω・ノ)ノ!
朝、青葉城公園で見上げたあの大きな政宗公の銅像!
なんとあの像の原型がこれなのだそうだ!!
いうなればこちらを元に、あの大きな像が造られたというわけ・・。
こんな小さいのに、凄い~~!!(爆)
いよいよ楽しみなお宿だわねぇ(笑)。
こりゃ、歴女にはたまらんだろうなぁww。
なんて思いつつ、チェックイン時間にはだいぶ早いけど・・?
と、恐る恐る館内に入ってこんにちはぁ~~♪
と、お声をかける。
館主さんと思しき男性が出ていらして、どうぞと招き入れられる。
最近知った事だけど、チェックイン時間より30分くらい早くても
ほとんどのお宿は、何も気にせず入れてくれるのね♪
広々とした玄関ホールはシンプルに調度品が置かれている。
大きな衣装箱に「大湯」の看板。
片隅に床がくり抜かれて、井戸のような湧水場、なんとも不思議。
帳場の前には、『蔵湯』の貸切札が置かれている。
不忘閣には6か所の浴室があるのだが
それぞれが歴史を感じさせる素晴らしいもの。
普通のお宿ならそのうちのどれか一つあるだけでも
宿の顔としてウリになるようなすごいお風呂だが
その中でもこの『蔵湯』は、趣が通常と異なり人気が高いのだという。
そんな浴場を無料で貸切利用するための貸切札がこれ。
使い方はまたあとで(笑)。
あ、ちなみに『蔵湯』も登録有形文化財となりました♪
『あとで連れを迎えに出ます。』と断っておいて一人でチェックイン。
「え? 仙台まで!?」と驚かれた(^_^;)。
お部屋は高台にあり、70~80段の階段を登ります。
サイトからの予約だとこの高台の部屋しか取れないので
一番にチェックインして、もし空きがあれば
階下の部屋に変更してもらえないかしら??
との魂胆もあったのですがww
残念ながら、紅葉の美しいこの季節
平日でありながら満室でありました・・δ(⌒~⌒ι) とほほ。

今年は、福島県甲子温泉大黒屋さんといい
先日の、新潟県栃尾又温泉自在館といい・・。
ホント秘湯の宿では恐ろしいほど階段を登りしたわ・・
。
でも、大黒屋も自在館も、浴室に降りるための階段だったから
ムリなら温泉を我慢すればいいだけの話し。
ここは部屋が上にあるのだから、温泉に入るときも
食事をするときも、何かといえばこの階段を降りてこない限り
高台の眺めがいいと言われる部屋に引きこもるしかないのだ(爆)。
いや、(爆)・・などと笑っている場合ではない!!ヽ(`Д´)ノ
しかも、70~90段と書かれていた階段は
やっと登り切ったと思ったその先に
再びの約20段!!(爆)
あとで旦那が数えたらちょうど90段あったそうだよww。
せめて下の階だったら70段だったのに(爆)。
あまりに疲れ果てて、部屋へ向かう廊下がまともに撮れなかった(爆)。
ブレブレだけど、雰囲気とどれだけ疲れるかを体感してくださいww。
建物はかなり侘び寂びを感じさせますが(爆)
部屋はそこそこ改装してあり、気持ち良く過ごせます。
10畳の本間にテーブルセットの置かれた広縁。
広縁は斜めっていてちょっと床が柔らかい。
そのうち落ちるんじゃないか?(^_^;)
と心配になる(爆)。
お部屋の名前は『ほ』です。
変な名前・・(^_^;)。
い・ろ・は・に・ほ・へ・と・・なんだろうなぁ、きっと(笑)。
二つあるのは、金庫の鍵があるからです。
さすがに90段の階段を上がっただけの高さは有り
眺望は素晴らしいです♪
遥かな山並みの向こうに仙台の街も見えるそうな。
本間の手前に3畳の踏み込みつき。
開いたドアの向こうが廊下です。
ドアの手前に昔ながらの小さな洗面台があり
その左側がトイレのドア。
トイレ汚くは無いけど古かったような記憶が・・(^_^;)。
右側にはお風呂場のドア。
ただし、お風呂は使えないので開けないように・・と案内してくれた仲居さん。
何も考えずに「はぁ~~い!」とお返事したものの
今回この記事を書くために、あれこれ調べていたら
何も言われずにそのお風呂場のドアを開けてしまった方のブログに遭遇。
あまりに怖くて貼ってある画像が見られなかったよ・・(^_^;)。
だって、『○感のある方は閲覧注意!』とか書いてあるんだもん~~。
おじゃる☆、○感はないけど、ビビリだから眠れなくなる(爆)。
お茶請けは、山ぶどうのお菓子。
お部屋に対するおじゃる☆の感想は
写真の枚数から察してください(爆)。
例えば、大黒屋さんのお部屋の紹介記事 はこんな感じ・・。
我ながらわかりやす過ぎる(爆)。
ここは再訪したいお宿ではあるけれど
その時は絶対に高台の部屋には泊まらない!!
階下の部屋(4部屋だけ)は、改装も綺麗。
ちょっとだけ高いみたいだけど泊まってみたい♪
箪笥の中に、丹前、浴衣、バスタオル、
名入りタオル、名無しビニール巾着、歯ブラシ、足袋。
あぁ~~~、巾着にも名前入れて欲しかったなぁ・・(´□`。)。
最近この名無しの真っ白巾着のお宿多いのよ。。
さてと、お部屋までのご紹介も一通り終わったので
他のお客さんが来ないうちに、まずは貸切の『蔵湯』~~♪ヽ(^o^)丿
他のお風呂もひと回り写真撮って来ましょうかねww。
一度降りたら、まとめていろいろ済ませて来なくっちゃ(^_^;)。
極力上り下りの回数を減らすのだぁ~(笑)。
次回から数回に分けて浴場編、続きます!!o(^^o)(o^^)o
ホント、良いよ~~~♪(笑)
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