青根温泉は約500年の歴史を持つ温泉地で

 

現在も、不忘閣の他に4~5軒の旅館が点在する。

 

「アオヌキ」という木の根元から湧出しているのが発見され

 

青根温泉と呼ばれるようになったのだそうだ。

 

 

 

発見後すぐから伊達家のお殿様の保養所として御殿湯が置かれる一方

 

共同浴場「大湯」を中心に湯治客も多く訪れたようだ。

 

青根の大湯は面白い造りで、出入り口が二つあったらしい。

 

一つは普通に日帰り客用の出入り口。

 

もう一つは、不忘閣の宿泊客用の出入り口。

 

「大湯」は共同浴場でありながら、不忘閣の内湯でもあったのだ。

 

 

 

その「大湯」が老朽化を理由に閉鎖されたのが2006年。

 

新しい共同浴場『じゃっぽの湯』が開設されたが

 

大湯のような風情も趣も無いただの日帰り施設。

 

「大湯復活」を望む声に不忘閣が立ち上がった。

 

2008年、石造りの大きな湯船をそのままに

 

伝統建築の手法で、土壁と木造の「大湯金泉堂」を完成させたのだ。

 

現在は不忘閣の内風呂として、宿泊客の実が利用できる。

 

 

 

 

その入り口がこちら。

 

建物と部屋をご紹介した際に、白い外観の登録文化財の画像を載せた。

 

そのちょっと先にある浴室棟である。

 

ここも登録文化財なのかどうかは不明(笑)。

 

あまりに建物が入り組んでいてww

 

どこからどこまでが一つの建物かよくわからない(^_^;)。

 

 

 

貸切以外のお風呂は、すべて8時で男女湯が入れ替わる。

 

ここ大湯は、朝の8時から夜の8時までが女湯。

 

夜8時を過ぎて、朝の8時までが男湯となる。

 

紺の男暖簾とか赤の女暖簾とかは出ていない。

 

 

 

どこの浴室にも、上の案内板が置かれているだけなので

 

ときどき頭がごちゃごちゃになって、

 

あれ?今ここ女湯?男湯?ってわからなくなるのだ(^_^;)。

 

 

 

だからあんな事件も起きた・・・トホホ。

 

まぁ、その件はまたあとで(爆)。

 



 

大湯への出口の前の廊下に、草履の並んだ棚が置かれている。

 

大湯に行くときはこれに履き替えて扉から外に出るのだ。



 

ちなみにここは、旦那が合流してから

 

(といってもおじゃる☆が迎えに行ったのだが(^_^;))

 

最初におじゃる☆が入った浴場。

 

女湯なのでその間旦那は新湯に行った。

 

大湯と新湯が、男女が反対になっているのだ。

 


 

 

不忘閣の扉を開けると目の前に大湯の石壁。

 

扉の木板が新しい。



 

そして大湯!!

 

じゃじゃ~~~~ん♪ヽ(^o^)丿


 

 

 

さすが元共同浴場大湯!!

 

貫録の広さである。

 

というか、夕方と朝とここにも2回入ったけど

 

2度とも誰とも会わなんだ(^_^;)。

 

いや、どこの浴室もすべて貸切だったなぁ・・。


 


 

ここも脱衣棚は置かれておらず、

 

壁際に六つの脱衣籠が置かれているのみ。

 

石組みは、昔のものそのままなのだろう。


 




 

見上げれば、幾重にも巡らされた太い梁、高い天井、湯気抜き。

 

古さと新しさのまじりあった贅沢を感じる。

 

ここに一人だなんて、本当にもったいなさすぎる(^_^;)。

 



 

 

入口方向をパチリ。

 

数段の階段を降りて入るのだ。



 

階段隣の丸いたらいは何に使うのであろうか?

 



使った形跡はあるものの、源泉は投入されていない。

 

 

 

ちなみに、不忘閣のお風呂で洗い場があるのは

 

新湯、御殿湯(大・小)のみである。

 

この三ヶ所にはソープ・シャンプーが置かれている。

 

大湯は広いけれど、浸かる事に専念するのだww。



 

 

これだけふんだんに木材が使用されていながら

 

浴槽の中も縁も昔ながらの石造り。

 

昔はここに同じ大きさの湯船が二つ並んでいたらしい。

 

簀子のような板張りの下には女湯があった。

 

与謝野晶子もここの湯舟に浸かったんだろうなぁ・・(笑)。



 

誰もいないと泳ぎたくなる人が続出なんだと

 

お食事処のお姉さんが言っていたww。

 

年齢にかかわらず・・いい大人と言われる方々もね(^_^;)。

 

おじゃる☆は熱くて泳ぐ気にはならなかった。

 

ただじっと目をつぶってお湯を味わうのみww。

 

あ~~、ホント良いお湯、大好き♪♪♪♪ ←☆4つww



 

源泉は館内の浴槽全て蔵湯と同じ混合泉だ。

 

もちろんの源泉掛け流し! 

 

これまた館内すべて一緒。



 

浴感も香りも同じようなのだが

 

やはり木材がふんだんに使われていると

 

ほのかにその香りが漂い、よりリラックス効果が発揮されるww。



 

 


 

湯温は広いからもうちょっと冷めているのかと思ったけど、熱かったねぇ(^_^;)。

 

浴槽内で適温の設定温度になるように湯量調整しているんだろうな。

 

昔ながらの湯守はやっぱり偉大だ。

 

あれ? 全自動の機械制御だったりして?(爆)


 

 

 

そうそう、ここまでの画像はチェックイン時にデジイチで撮ったものでww

 

ここから下は翌朝iPhoneで撮ったもの。



 

夜の8時から男湯になり入れなくなってしまうけど

 

朝の8時で再び女湯になるので、

 

朝食を食べてから待ちわびて入ったの♪



 

まったく雰囲気が異なるのは、

 

時間のせいか? カメラのせいか?(笑)

朝日の差し込みが美しい!!



 

この格子窓は、光の角度を計算して設けられているのかね?

 

 

 

 

あまりに綺麗で、ぼーーっと長い時間眺めていたっけ(笑)。

 

結局全部で七回入った不忘閣の温泉。

 

最後の〆はこの朝日の輝く大湯金泉堂でありました♪

 

 

 

温泉編はまだまだ始まったばかり(爆)。

 

次回は御殿湯!

 

自己満の世界でごめんなさいm(__)m。

ダウン

 

 

 


 

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