先日の奥利根紅葉ドライブ で目指した温泉をご紹介しよう。
みなかみ18湯の中でも利根川の一番奥に位置する湯の小屋温泉。
洞元湖にそそぐ木の根沢渓流のほとりに湧く温泉で
17の露天風呂めぐり「龍洞」 にはお邪魔したことがあるが
残念ながら、葉留日野山荘も洞元茶屋もすでに廃業されている。
今回は、龍洞を訪れた際に目に留まった、すぐ奥に建つ趣ある旅館、
いずれ訪れたいと思っていた湯元館さんにお邪魔した。
といっても、龍洞に行ったのは今から3年前で、その間に湯元館にも変化があり(笑)
なんとこの5月に旧館での営業をやめて、
龍洞の手前に小さな日帰り専用の施設をOPENさせていたのだ。
湯元館の前から尾瀬片品に抜ける照葉峡方面に向かってパチリ。
道路右側の大きな屋根付きが龍洞の駐車場である。
湯の小屋温泉 源流の湯 湯元館 HP
住所: 群馬県利根郡みなかみ町藤原6219
TEL: 0278-75-2501
営業時間 11:00~19:00
休館日:無休
料金
男女別内湯 一人800円(2時間まで)
貸切露天風呂 一人1000円
キャンプもできるらしい。
まずは受付で、内風呂にするか貸切露天にするかの選択。
道すがらの紅葉風景にすっかり心を奪われているのだから
ここは当然景観を楽しめる貸切露天である。
内風呂はこの館内に、石風呂と桧風呂があるらしい。
OPENしたてで木造の美しい休憩所である。
案内された通りに、本館わきの砂利道を下って
この周囲がキャンプ場となっているらしいが
さすがにこの時期の平日とあっては利用者はいない。
なにもわざわざ「混浴中」と書かなくても・・。
「利用中」で良いと思うのだが(^_^;)。
「混浴中」だと余計に変な妄想を膨らませて
なんでいちいちそんな面倒臭い事を言うかというと
通常貸切風呂の場合、あのような使用中札の他に
内鍵をかけるのが一般的だが、この湯小屋には鍵がないのだ。
入ろうと思えば誰でも簡単に忍び込めてしまう(^_^;)。
荷物もあるし、ちょっと不安なのでできれば
つっかえ棒の一本でも置いてあると嬉しいww。
たたみ3畳ほどに脱衣用プラ篭が2つ置かれただけの簡素な脱衣所である。
引き戸を開けると露天風呂♪
すぐ目の前が先ほど歩いてきた木の根沢渓流。
3人も入ればいっぱいの小さな桧風呂だ。
木樋から投入される透明な源泉。
湯尻からは同量が溢れだす。
成分表や利用状況の掲示がなにのでよくわからないが
循環消毒は間違いなくされていないので
のぼり旗の通り(笑)、100%源泉掛け流しと思われる。
無色透明、穏やかに澄みきった美しいお湯が満たされている。
ちょい熱めの43℃程度と思われるお湯だ。
微かに芒硝臭が香り、若干のスベスベが感じられる。
強い特徴は無いが、柔らかくて優しいお湯。
しかし、小雨降る肌寒い日でありながら
いくらもしないうちに汗が止まらなくなる。
地味だが温泉パワーを秘めた、温まりの良いお湯でもあるww。
そしてなんと言ってもこの景観がたまらない♪
やはり200円を惜しんで内風呂にしないで正解(笑)。
いや、内風呂も写真を見た感じでは
大きくガラスの張られた景観の良い物ではあったが・・。
でもこの距離感で、渓流のせせらぎと秋色に染まった木々の彩りを楽しむ事はできまいww。
静かに目をつぶれば、ザァザァとせせらぎの音。
そして注がれる源泉、時おり山間に響く鳥の鳴き声。
汗ばむ額に秋の冷たい風が心地よい。
まったりのんびりと、自然に溶け込んでしまいそうだ。
時間制限はないので、ゆっくり丸々1時間堪能させていただいた。
これで鍵がかけられて、湯桶が風情ある木桶だったらパーフェクト(笑)。
あ、カランやシャワー、シャンプー類もなんにもない。
それでもこの季節は、絶対露天がいいなと、そう思う♪(^_-)-☆
受付棟に戻る途中、昔営業していた水色屋根の湯元館が見えた。
聞くとこちらでももう旅館としては営業していなかったそうだ。
日帰り入浴だけだったとの事。
源泉は表示が無いのでわからず。
HPには、
単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
源泉温度 55℃
とのみ書かれている。
建物の外にはなぜか「湯の小屋三号泉」の貼り紙。
これが源泉表示なのか?
謎である(爆)。
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