福島、桃買いに行こう~~♪ 湯めぐり最終話。
の間にお邪魔した、2軒目のお宿だよ♪(*^。^*)
3年前の9月に、やはり桃買いに湯めぐりで
飯坂・鯖湖湯 へ行ったとき
一目ぼれした、歴史を感じるお宿!
・・・これではないよ。
これは、鯖湖湯・激熱だぁ・・。゚(゚´Д`゚)゚。
入浴料払って、こんなに熱い温泉に入ったのは
あとにも先にも、ここだけだぁ~ww。
草津や野沢の無料共同浴場とかだと
もっと熱くて、入浴断念なんてのもあるが(爆)。
それは、無料だから笑って許せるねん!ヽ(`Д´)ノ
鯖湖湯の隣に、まるで時代劇のセットのような、
貯湯塔と湯かけ薬師如来さま。
櫓の上に樽が乗っているのねぇ(´0ノ`*)。
この辺って、タイムスリップしたように情緒があって素敵。
そのすぐ相向かいに・・・。
飯坂温泉 なかむらや旅館
住所:福島県福島市飯坂町湯沢18
TEL:024-542-4050
日帰り入浴 (要予約)
料金 700円
時間 10時~15時 (1時間)
今、こうして画像で見ても惚れ惚れする。
なんとも見事な、白壁土蔵造りの建物である。
なかむらや旅館さんは、元々は土湯温泉で旅館業を営まれてたとの事。
度重なる洪水や大火に、初代さんが飯坂への進出を決意。
当時の花菱屋さんの建物を買い受けて、明治23年にこの地で開業されたそうです。
明治21年の飯坂の大火で街中が焼け落ちても
江戸時代に建てられたこの建物(江戸館)は
土蔵造りのため類焼を免れたといいます。
創業から120年あまり。
土蔵造三階建ての本館建物は
平成10年に国の有形文化財に登録されました。
そんな素晴らしいお宿に憧れて
次回は絶対にここで入浴するのだ!!と♪
前回は残念ながら、日帰り入浴の時間を過ぎていたんだもん。
途中、高速のSAから電話確認を入れるも
「これから清掃をするため本日の入浴は1時過ぎ」との事。
たぶん旦那さんだと思うのですが、そのおっしゃり方が
とっても丁寧で、非常に「申し訳ない」という感じで
こちらが恐縮してしまうほどでした。
はい!もちろん結構です♪
それでしたら、その頃にお伺いいたしますヽ(^。^)ノ
と電話を切って、先に微温湯温泉に向かったのはすでにご承知の通り。
で、1時半過ぎかなぁ・・ちょっと遅くなった(笑)。
どっひゃあ~~~!(T▽T;)
ただ今 入浴できません
だってぇ・・・・。
どうしよう?どうしよう?
まだお掃除終わってないの?
それとも、先客さんあり??
悩んでいても仕方ないので、取りあえず・・・、
こんにちは~♪ さきほどお電話したものですがぁ~(*^。^*)
と、入口を入ると・・・。
風格あるお女将さんが、
お待ちいたしておりました。さぁ、どうぞ(*^。^*)。
とにっこり。
なんと! なかむらや旅館さんの日帰り入浴は予約制で
あの「じゃあその頃伺います(*^。^*)」と言って
名前も告げなかった電話で、予約として待っていてくださったのです!
うわぁーーん、そうとは知らず遅れて申し訳ありません!m(__)m
促されるままに、趣ある帳場に上がらせていただきます。
古いものを大切に美しく保つって大変でしょうに・・。
お分かりでしょうが、ここ、おじゃる☆のツボです( ̄ー ̄)ニヤリ
わぁ~♪ と感嘆の声を上げながら
「二人で1400円でよろしいでしょうか?」
と代金を差し出すと
「先に頂戴してよろしいんですか?」と・・。
おじゃる☆は日帰りでお邪魔して
これほどに丁寧にく接していただいた記憶はほとんどありません。
(ただ単に物忘れが激しいだけではない!‥と思う(^_^;)。)
しかもしかも!!
「タオルはお持ちですか?」ともお尋ねくださり
「はい、大丈夫です。」と答えるおじゃる☆と・・・。
「あ、忘れた・・。」というバカ旦那!!!
チッ!! ホントばかばか!ヽ(`Д´)ノ
でも女将さん、嫌な顔ひとつなさらずに
「少々お待ちくださいね」と奥に引っ込み
これ新しいものではありませんが、良かったらお持ち帰りください(*^。^*)。
と、名入りタオルを2枚下さったの。
もう、本当に感動です!!
ここは絶対に泊まりで来たいヽ(^。^)ノ
おもてなしの心を教わった気がします♪
帳場から左手の廊下を進み
突き当りは蔵になっています。
廊下の右側に、若草色と山吹色の暖簾。
二つある浴室のどちらかを、貸切で1時間利用できるんです。
まずは両方を見学させていただき、気に入った方で入浴ヽ(^。^)ノ
・・と言っても、行く前からお目当ては決まっていたのだけれどね(笑)。
まずは、山吹色の「寛ぎの湯」。
建物からとてつもなく鄙びた湯殿を想像していると
ちょっと期待を裏切られたような気持にもなりますが(笑)
寛ぎの湯の特徴は、シャワー付きのカランが設置されていること。
そして、湯船は素敵な檜の香りが漂います♪
手入れの行き届いた中庭も眺められて
これはこれで、良い感じ♪
でも!!ヽ(^。^)ノ
おじゃる☆の目当ては断然、若草色暖簾の「興右衛門の湯」!!
だって、だってぇ~~♪
この浴室の石は、旧鯖湖湯の寒水石をつかい、昔風に造りました。
そうなんです!!ヽ(^。^)ノ
日本最古の木造共同浴場と言われた旧鯖湖湯が
平成5年に建てかえられた際に
その旧浴場の寒水石をもらいうけて、この浴室に使用したんだって。
こちらがその「興右衛門の湯」です。
ん?寒水石?
御影石って聞いてたけど、違うのかな?
だいいち、寒水石ってどれの事だろう?(^_^;)
床石に使用されてるのかしら??
それとも、源泉溜めの石臼?ww
詳しくはわからないけど、そんなことはどうでもいいや(爆)。
飯坂の激熱湯がザンブラと掛け流しであります!!
湯溜臼でいったん冷まされるけど、まったく効果なし(爆)。
女将さんの、「熱かったらうめてくださいね。」
のお言葉に甘えて、ホースでガンガン加水です。
そんなに入れたら源泉の良さがわからぁーん!!ヽ(`Д´)ノ
と、お叱りを受けるのは百も承知ですが
最近は、源泉の持ち味がどうの、濃さがどうのというよりは
気持ち良く入れる湯温が一番(爆)。
循環されていなければ、それで良し(^_-)-☆
それに、加水して多少薄まっても
浴室内には素敵な芒硝臭がしっかり漂う♪
浴感はさほど特徴は無いけれど
とにかく、豊富な湯量と
この美しく済んだ無色透明のお湯が良い!
黒い御影石もツルツルとして柔らかいのよ。
いや、石だから固いけど、なんか触感がね(笑)。
こちらには風呂椅子もカランもシャワーもないけれど
湯桶とシャンプーと石鹸はあります。
床に座って洗いましょう(笑)。
大正15年の成分表。
現在の分析表は見当たらず画像なし。
泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉
源泉:飯坂温泉 湯沢分湯槽 泉温 51.0℃ pH値 8.6
おトイレは、奥のものをご利用ください。
と、女将さんがおっしゃっていたので
トイレには行きたくなかったが
建物見学がしたくてトイレを借りた(笑)。
廊下の奥には、重厚な土蔵。
建物の中にこの壁があるのって珍しくない?(*^。^*)
客室に続く階段と
どこもかしこも、時代が感じられます。
おトイレは圧巻で、これまた歴史的価値のありそうなガラス絵。
画像は遠慮しましたが、行かれたらぜひ見学を(笑)。
本当に素晴らしいお宿で、素晴らしい女将さん。
いつかきっと泊まりで伺いたい。
心からそう思える飯坂温泉なかむらや旅館さんでありました。
なかむらやさんに泊まって、今度はこちらで日帰り入浴したいわね♪
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