草津温泉共同浴場 翁の湯は
草津のメイン通り、西の河原通りから一本外れた
静かな環境にある小奇麗な施設です。
初訪問2008年、再訪2011年。
湯畑から西の河原に向かって歩き
大日の湯・極楽館を過ぎた少し先に
ホテル望雲への細い坂道がある。
それを登っていくと、広めの通りに出る、その正面だ。
通りに面して、何気なく建っているので
存在を知らなければ見逃してしまう・・。
草津の共同浴場って、ほとんどがそんな風に生活に溶け込んでいる。
周辺に駐車場は無いので、湯畑駐車場に停めて
ブラブラと街中を散策しながら湯巡りを楽しむのが良いだろう。
引き戸を開け、さらに内扉を開けると
5~6人は余裕の広さの清潔な脱衣所。
昔ながらの木の湯船と比べてしまえば
コンクリートの湯船はちょっと味気ない気がするけれど
酸性が強すぎて、釘はすぐに溶けてしまい、木だと痛みも早い。
長く大人数が利用するための耐久性を考えれば
やはりコンクリートがベストなのでしょう。
壁板は木材がふんだんに使用されて、温もりも伝わる。
脱衣所と浴室境のドアは素通しガラスなれど
浴槽に浸かると脱衣棚が見えない構造。
しかし、壁にガラス窓を設けて(画像の左端にちょびっと見えてるっしょ(笑))
見通しをよくしており、防犯上も安心できる。
屋根が高く、太い梁湯気抜きのある湯屋造り。
高い位置から燦々と陽が入り明るく心地良い空間です。
お湯は若干熱めながら加水するほどでは無かった。
充満する硫黄臭、蛇口からは無色透明の湯畑源泉が注ぎ続け
惜しげもなく、掛け流されていくこの上ない贅沢。
無料で入らせていただく、もらい湯の有難さ。
長湯はできないけれど爽快です。
源泉 湯畑源泉
泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温 53.9℃ pH値 2.1
もちろんの100%源泉掛け流し
共同浴場は、湯畑源泉利用が多いね。
湯畑は、酸性泉ながらピリピリしない柔らかい印象で好き♪
この長さだといくつでも書けるなぁ(爆)。
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ブログ村 源泉掛け流し温泉 (`∀´)
※共同浴場は、町民が地元の温泉の恩恵に充分預かれるようにと設置された
地域住民が清掃管理する生活のためのお風呂です。
だれでもが無料で入れる公共浴場ではありません。
以前は、18か所すべての共同浴場が
草津町の観光協会サイト に掲載されていましたが
現在は、白旗の湯・千代の湯・地蔵の湯のみ
観光客も入れる共同浴所として掲載されています。
では、他の共同浴場は、入ることはできないのかと
温泉好き仲間のブログやサイトでもいろいろ話題になりました。
ちょど1年ほど前に、観光協会の方とお話しさせていただく機会があった時に
それぞれの地元の方の意向もあって、サイトへの記載はああなったが
入ってはいけない訳ではない、でも推奨するわけでもない。
『地元の方々とのコミニケーションを図りながら
もらい湯の精神でご入浴ください』との事でした。
もらい湯の精神=他人のお家のお風呂に入れていただくような気持ちでマナーを守って。
・こんにちは、お邪魔します、入らせていただいてよろしいですか?
など、挨拶は大事。
・入浴前のかけ湯で体を清潔に。
・浴槽にタオルを入れない。
・勝手に水を入れない、共同浴場は総じて熱めです。
・貴重品ロッカーは無いので、管理は自分で。
・脱衣所は濡らさない!濡れた体を良く拭いてから脱衣所に上がる。
観光客との間でトラブラが多発したいくつかの共同浴場では
やむを得ず施錠して入浴を制限している所もあるようです。
これ以上そう言ったことが増えないようしっかりマナーを守りましょう。(^_-)-☆