笹湯・・・八ツ場ダムに沈む川原湯温泉の共同浴場。
2008年1月28日
これが、笹湯との初めての出会い。
湯めぐりをはじめて、3か月目のことでした。
今年の夏は、群馬DCに明け暮れて
アチアチの温泉から離れておりました。
10月に入ってからは、九州湯めぐりで頭がいっぱい。
それに、だって・・。
まさかこんなに早くに
お別れの時が来るなんて思ってもいなかったんだもん・・。
10月7日、全国の温泉マニアに愛された共同浴場、笹湯は
ダムに翻弄された川原湯の歴史を最後まで見届けることなく
その使命を終え、閉館いたしました。
(ケン74さんのブログ記事 で初めて知りました・・(´□`。)
ケンさん、ありがとうございました。)
素朴で秘湯感いっぱいの湯小屋。
その内部は、アブラ混じりの硫黄臭が充満し
浴槽と脱衣場に隔てるもののない一体感。
日の光を受けてキラキラと輝くタイル。
湯船には透明なお湯に大きな湯の花が漂っておりました。
源泉温度60℃越えの激熱湯と裸で格闘した事もありました。
飲泉すれば、卵出汁風味のそれは美味しいお湯でした。
今まで数多くの温泉を飲んできましたが(飲み物じゃないって・・(^_^;))
ここのお湯が一番好きな味でした♪
川原湯温泉のHPによれば
本来共同浴場は、家風呂を持たない地元の方々のためのお風呂。
それをいつからか、観光の方々にも開放して喜ばれてきましたが
ダム建設による地元住民の代替地移転もほぼ完了した今
この外来者のためだけに維持管理していくのも難しくなった。
・・というのが理由らしいです。
あまりに素敵な共同浴場だったので、本当に悲しいけれど・・。
50年間という長い間、苦しんできた地元の方々のご苦労を思えば
1日も早く新転地に、新生・川原湯温泉を築き上げて
再び観光客でにぎわう温泉街を取り戻してほしいと
心から願わずにはいられません。
その時にきっと、新共同浴場・笹湯に再び出会えると信じて・・。
なお、もう一つの共同浴場王湯は、新施設が建築されるまで
現在地においての営業を続けるそうです。
夏の豪雨の影響で閉鎖されていた
温泉神社下の足湯&温泉卵も再開されました。
混浴・聖天様の露天風呂も健在です。
いよいよ現実的になってきた、現・川原湯温泉の最後。
どうぞ心残りのなきよう、ファンのみなさま今一度足をお運びください。
おじゃる☆も最後にもう一度入っておきたかった・・笹湯。
川原湯温泉に行ってこなくっちゃ♪
昨日、消しちゃったのはこれなんです・・(´・ω・`)。
でもどうしても書きたかったの。
明日からはまた九州湯めぐりに戻ります♪
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