こんにちは
今日はブログのUPに失敗しました。
さっき、お昼頃に、この記事一度UPされたの
ご覧になったかたもいらっしゃるのでは・・?
ランチに出かける前に焦ってUPして
出先で から確認したら・・・。
な、なんと!
画像が一つも表示されないじゃあないの
おじゃる☆の は
画像があってそれに補足説明する・・
みたいな物なので
画像がないと何が何やら・・
慌ててその場で下書き保存して
今こうして から再度書き直してます
失敗した理由はわかってるんだけど・・
まさか からはちゃんと見られるのが
からはダメとは思わなかった・・。
えへへ、お勉強になりました。
さて、今日はランチ・・というより
文化財指定したいようなレトロなお店のご紹介。
たまには、まじめに語っちゃおうかなぁ~
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桐生には後世に残したい
歴史のある洋食屋さん があります。
異国調菜『芭蕉』
桐生市本町5丁目345
0277-22-3237
営業時間 11:40~20:45
定休日 火曜日 および 第2・第3水曜日
桐生本町、群銀の裏通りです。
も5台くらいならOK
昭和12年(うちの母の産まれた年だわ・・)
ビルマ大使館の調理人として腕を磨いた
先代の小池魚心さんが開いた異国料理店は
何回もの増改築を重ねて現在のこの姿になりました。
現在はご子息が2代目を継ぎ
当時のままの味を守っていらっしゃいます。
芭蕉はすべて魚心さんの設計によるもので
そのセンスが隅々まで行き渡っています。
魚心さんは染色民芸品の収集家であり
すぐれた版画家、染色家
また生活美の探求者であったそうです。
生活に密着した民芸品が所狭しと飾ってあり
客席も一つ一つ趣が違います。
最近は『古民家風』建物の
レストランや旅館がブームですが
芭蕉は正真正銘の古民家であり
その歴史はもう70年以上にもなります。
その間ずっと地元や常連の方々に愛されてきたのです。
上が芭蕉の実際の雰囲気です。
暗くて何がなにやら・・ですね。
フラッシュを炊くと雰囲気は損なわれますが
展示品がご覧いただけるでしょうか(下)。
魚心さんの最大の作品である芭蕉は
訪れる人たちの心を打ち
シャンソン歌手のイベット・ジローや
石井好子もこの店を愛し、度々訪れたとか・・。
(う~ん、昔過ぎてわかりません・・ )
多くの文人墨客も押し寄せ
昭和30年ごろには版画家の棟方志功も
芭蕉を訪れその店内の様子に感嘆したといいます。
馬小屋がモチーフの店内ゆえ の飾り物が多いです。
魚心さんは、棟方志功に馬の壁画を
描いてもらうことになったのですが
それは、出入り口の上部に
間口約3メートル、高さ約2メートルという大きなもの
1953年5月 志功は依頼された馬と共に
周囲に裸の天女が舞う絵を描きました。
しかし、魚心さんはこの裸の天女が店の雰囲気に合わないと
一晩にしてその絵を・・
棟方志功の直筆壁画の大作を・・
漆喰で塗り潰して
しまったのです!!
そのまま時は流れ、壁画が封印されて50年以上・・。
一昨年、2代目の英断により封印は解かれ
漆喰の覆いを取り外された志功の壁画は
再び日の目を見ることとなったのです。
塗り込められた長い年月の間に
すっかり落ち着いた色合いとなり
芭蕉の雰囲気にぴったりの壁画に姿を変えました。
魚心さんもこれなら許してくださるのではないでしょうか。
壁画を眺められる2階席
2階席への階段
これは会社の同僚たちとランチに行った時の画像。
予約をしていったので奥まった広い部屋に通されました。
天井は萱葺き、壁は藁入りの土壁。
店内全てこうなので、いたるところに消火器が・・。
正直・・ちと怖いですな・・^_^;
お待ちかねの ランチは4種類。
昔ながらのインドカリーセット
馬小屋カリーセット(あっさりカリー)
芭蕉ランチ(ハンバーグ)
馬小屋ランチ(串カツ)
どれもコーヒー付きで1000円です
わたしは『昔ながらのインドカリーセット』
ちょっと辛いカレーですがコクと甘みもあり
大変美味しくいただきました。
実は私ここ初めてなのですが
店の雰囲気に一発でノックアウト
何度でも通いたいお気に入りのお店となりました
今度はぜひハンバーグも食べてみたいな♪
群馬県内の方、ぜひ一度足を運び
棟方志功の壁画をその目でご覧になってください☆
この記事は以前別のブログに書いたものを
加筆訂正しUPしております。