出会いと言うのは有難いもので
先日の悠湯里庵
でご一緒させていただいた
埼玉からいらしたお姉さま（多分わたしより一回りくらい）
彼女も暇さえあれば一人で
飛ばし
周辺の山の
に出没するという。
湯船の中で、時間が経つのも忘れて温泉談義に花が咲く～
その時にお姉さまが力説していた『貝掛温泉』の素晴らしさ
はい、もちろん存じ上げてはおりますが
冬の間は無理でしょう～
豪雪地帯の新潟湯沢じゃねぇ～
う～ん、いやいや
道路はちょっと細い所はあるけど
雪かきしてあるから大丈夫よ～。
わたしも冬でも一人で行けたわよ～
もう、そんなこと聞いちゃったら、行きたくてしょうがないじゃない
はい、今週旦那の休みに合わせて、行ってきましたよ～
〒９４９－６２１１ 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣６８６
ＴＥＬ ０２５－７８８－９９１１
日本秘湯を守る会 奥湯沢 貝掛温泉
関越自動車道 湯沢ＩＣ から １２ｋｍ で約１５分
インターからは国道17号を群馬方面に戻る形になります。
最後の１００ｍほどだけが急な坂道と
最後の難関、車幅ぎりぎりに気を持った貝掛橋。
お宿のＨＰによれば、この橋細そうに見えて
トラックもポルシェも通れるそうなので安心してお出かけください。
でも、それって運転手の腕にもよると思うんだけどねぇ
上信越高原国立公園の一画
閑静な奥湯沢に佇む
庄屋造りの一軒宿
貝掛の敷居をまたげば、目の前に積まれた米俵
そして燦然と輝く日本秘湯を守る会の提灯
右手の『白雲』はお食事処
周囲にファミレスも蕎麦屋も何にもないので
お昼はこちらでいただくといいですよん♪
そして玄関の左手に帳場
とても歴史を感じる風格ある建物なのに
清掃が行き届き床もピカピカ清潔感があります。
日帰り入浴 午前11時～午後3時（受付は午後2時まで）
料 金 平日 大人 １０００円 土日 大人 １２００円
お食事処 午後12時～13時利用可能
いくつも角を曲がり、障子の並ぶ長い廊下を進んだ奥に湯殿 
期待で胸が膨らむ (((o(^。^")o))) ワクワク
脱衣所にはきちんと整頓された篭が並び 貴重品入れ完備（コイン不要）
浴室には大きな源泉槽と小さな加温槽が並びます。
源泉温度は３７度のぬる湯でいくらでも長湯ができます。
木製枕に頭をかけてゆったりと浮かんで楽しめば
体じゅうに気泡がつきなんとも柔らかな肌触り。
上がり際に熱湯に入って温まるのが
お宿お勧めの入浴法です。
でもね、熱湯にさっと浸かるだけでも
上がって着替えてる間にどんどん暑くなってきて
汗ばんでくるから不思議。
ぬる湯で芯から温まっていたのですねぇ。
貝掛温泉の魅力は、気泡のぬる湯だけにあらず
その歴史は鎌倉時代にまで遡り
眼の温泉として７００年もの間伝わる神秘の温泉
昭和初期までは「貝掛の目薬」が生産され
一般に販売されていたのだそうですよ。
この源泉の注がれ、白く泡立っている部分を手にすくい
そのお湯で眼を洗うと、現代病の一つでもあるドライアイや
白内障・眼底出血にも効果があるといわれています。
もちろんわたしも日頃のパソでの疲れ眼を癒してきましたよ～
とっても優しいお湯で、眼に入れても全く痛くない。
そんなにすぐ効くわけもないけど、すきっりした気分です。
雪見露天は 一郎さん風に 
(爆笑)
太い梁の湯屋造り
平日だったのでなんと常時貸切で
ちょこっと男湯にもお邪魔して見学
ずる～いやっぱり男湯は広いのよねぇ
女湯は、露天は加温湯のみだけど
男湯は、露天も源泉風呂と加温風呂両方あります。
宿泊すると、暖簾のかけかえ時間があるので
両方の温泉を楽しめるそうです。
クリックで大きくなるよ
ぬる湯を堪能し、お腹が空いたので一旦上がって
おじゃる☆お得意の昼食タイム！
かご膳 季節の野菜天婦羅と小鉢・ご飯・お吸い物・香の物
山の幸てんこ盛りで美味しい～
天婦羅は、うど・ふきのとう・朝鮮人参などの珍しい山菜
小鉢も同じく山菜を、キンピラや酢味噌和えなど
それぞれ素材の味を生かして調理したものばかりで
街中ではなかなか味わえない贅沢なお味でした。
貝掛三味そば 天婦羅・とろろ・わかめ（冷）
こちらは、旦那があっという間に平らげました。
わたしは食べていませんが美味しかったみたい。
その後旦那は、わたしの『かご膳』も半分食べてました。^_^;
食後にもう一度 温泉にゆっくり浸かります。
女湯はとうとう最後まで貸切でしたが
男湯には午後はお客がいらしたようで
やはり温泉談義に花が咲いたようです(≧ｍ≦) ぷっ！
浴室には飲泉処もあり、少々塩味の効いた美味しいお湯でした。
ぬるいので飲みやすいし、いっぱい飲んでしまった。(#^.^#)
長湯のできる源泉のぬる湯、雪見露天、眼の湯、飲泉
そして庄屋造りの本館と湯屋造りの湯殿
美味しい山の幸三昧のお食事
☆☆☆☆☆ 星５つの魅力的なお宿でした。
四季折々の表情を見に、必ずまた訪れたい新潟の温泉です
帰りは見事に
でした。新潟はまだ油断できないね。
↑ 貝掛温泉もちろん源泉掛け流し！
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