昨年の１１月、冬篭りに入る前の 温泉寺を訪ねました。
栃木県の日光湯元温泉、雪の季節（１２～４月）はお休みです。
お寺さんで入浴できる施設って全国的にも珍しいんじゃないかしら？
しかも『もちろん源泉掛け流し』と聞けば、どんなお風呂か期待は膨らみます。
紅葉の時期を終え、季節はもう冬
前回訪れた時は、臨時休業日で
入浴する事ができませんでした。
お寺の境内入り口に小さな立て看板。
『本日入浴できます』と書かれていればOKです。
『本日入浴できません』だったら、残念また出直しましょう。
入り口でお寺の奥様（？）に入浴料を払いいざ入館！
お線香の香る赤絨毯敷きの廊下を進むと、薬師湯が女性用らしい。
これって男女が日によって入れ替わるのかしら？ 聞くのを忘れました。
ここまでは改装もしているのでしょう、比較的綺麗に見えますが
湯殿はこの通り、素晴らしく歴史を感じる佇まいです。
濃い硫黄の香りに温泉成分のこびりついた小さな木の湯船、
すのこの敷かれた床。
濃い白濁湯はかなり熱く
奥の塩ビ管で源泉を湯船の外に流して湯温を調整します。
雰囲気はまるで湯治場、濃厚な香りに包まれながら
ゆったりと本物のお湯を堪能できる贅沢な空間です。
お風呂上りには、広間に用意されたお茶とお菓子で
汗が引くまで一休み・・ふぅ～(#^.^#)。
入浴料は１時間まで５００円
入浴時間 ９時～１６時まで
詳しくはこちらをご覧下さい。⇒温泉寺HP