鳥取市国府町国分寺にある「因幡国分寺」
因幡国分寺(いなばこくぶんじ)は、鳥取県鳥取市国府町国分寺にある黄檗宗の寺院。
山号は最勝山。
本尊は薬師如来。
奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、因幡国国分僧寺の後継寺院にあたる。
古代
創建は不詳。天平13年(741年)の国分寺建立の詔ののちの創建とされる。
延長5年(927年)成立の『延喜式』主税上では、国分寺料として稲3万束が規定されている。
その後の変遷は不詳。
近世
『因幡民談記』によれば、元々は草堂であったが、延宝年間(1673-1681年)に活禅によって堂宇が再建され、鳥取藩から寺料2万石を受けたという。
天保5年(1834年)の「寺院山伏神主御免地帳」では境内平地1反3歩のうち4畝余が除地とされている。また本寺は興禅寺(鳥取市栗谷町)であった。
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