最初に書いておきますが、
今日のブログは長文です。
久しぶりに思いのたけを書き綴りたいと思います。
いやー、こうやってブログ書けるくらい
回復したというこっちゃ。
嬉ぴい。
27歳で通信制の大学に入学した時、
ふと本屋で目に留まった1冊があった。
福澤諭吉の『学問のすゝめ』
いつか読んでみたい。
その時、漠然と思った。
それから月日は経ち、
読みたい本を読む時間全てを
読まねばならない本を読む時間につぎ込み、
ひたすらレポートを書き続けた。
周りに気をかける時間も、
のんびり過ごす時間も、
ありとあらゆる時間を犠牲にする勢いで。
とにかく効率的、合理的を追及した。
もともと効率的、合理的を好む性格ではあったけど、
これまでの人生の効率的、合理的なんか
比じゃないくらい、効率的、合理的を追い求めた。
1年次より2年次、
2年次より3年次、
それは年次を重ねるごとに強くなっていった。
教育心理で、
人格=性格+行動傾向
というのを学んだ時に感じたことがある。
人間の性格というものは固定されてて、
行動傾向は変化させることが出来ると言われる。
いわゆる高校デビューとか大学デビューっていうのは、
行動傾向が変わっただけであり、
それに伴って他人に見える人格は変わったように見えるけど、
根幹部分にある性格というものは固定されているという意味をさす。
マラソンの打ち上げなどで
無理して盛り上げてるなーと思う人は、
ある意味性格はそういう人じゃないのに、
無理矢理行動傾向を変えてるんやなっていうあれです。
(伝わるかな?)
これ以上例えを書くと
話が脱線するので、本筋に戻しますが、
何が言いたいかと言うと、
私はこの3年間で
効率的、合理的、人との繋がりやのんびりする時間を排除するという行動傾向を重ねたことで、
いつの間にかこれらの人格を形成してしまって、
反対に位置する行動をすることが、
まるでいけないことをしているような気になってしまって、
結果的に自分で自分を苦しめてたということに気が付いた。
ていうか、それくらい追い込まないと
働きながら4年で180単位は取れへんということなんやけど(^_^;)
どんどん精神がしんどくなるのを感じてたけど、
守らねばならない生活があり、
また、昔のように金銭的に苦労する生活に
逆戻りしたくないというプライドもあり、
仕事を続けながら勉強に没頭した。
それでもしんどさの限界を越えて、
会社にいないといけない理由もわからなくなり、
去年の春頃から「退職」を考えない日はなかった。
いろんな人に相談するも、
結論は出ず、
その間も心身ともに疲弊していくのを感じ、
走ることで息抜きも出来ず、
身体は太り、
それが余計にストレスになり、
一体私は何のためにこんなに頑張ってるのだろう。
そんなことを思っていた。
間違いなくこのまま過ごせば病気になる。
自分の身体が発する危険信号を感じながらも
それでも踏ん張ることしか出来なかった。
会社を続けるべきか。
辞めるべきか。
もし続けるべきであれば、
続けたいと思える状況になってほしい。
そんな風に思ってた。
そんな中で、
2つの出来事が起きて、
私の状況と考え方が大きく変わった。
ひとつは3月に昇給の辞令を受けたこと。
実は、大学に通っていることを会社に告げた時点で、
「こいつはいつか辞める人間」
そう思われて昇給がストップしていた。
ただ、それは事実だし、反論も出来ない。
こうやって働かせてもらえるだけありがたいことなので、
自分に出来ることは一生懸命やってた。
でも、給料が上がったのだ。
それも飛び級。
年収ベースでいうと、
50万ほど上がり、
私の中での会社に対する思いが変わった。
単純な話やけど、
やっぱりお金って大事な訳で。
これまでやってきたことが
認めてもらえた。
素直にそう思えた。
そしてもうひとつ。
コロナの影響で、在宅勤務になったこと。
これは私にとってはとんでもなく大きい出来事で。
あまりのストレスで適応障害になってた自分は、
周囲の音に敏感になっており、
また、会社の自席は周囲との距離が近すぎることが理由で、
ものすごくストレスを感じていた。
それが自宅で静かな環境で仕事が出来るようになって、
目に見えるように体調が回復していった。
仕事の効率も上がり、
これまで時間的に余裕がなく出来なかったことが
次々とこなせるようになり、
それによってストレスが解消され、
という善のスパイラルが回りまくったのだ。
整理出来てなかった書類や衣服を捨て、
買い足したいものをゆっくり吟味し、
部屋を必要なものだけに統一し、
無駄に引き落とされてた固定費を棚卸し、
録画だけして見れてなかった番組を見て…
こういうことさえも、
我慢していたということだったのだ。
テレビもほんとに見てなかった。
時間泥棒って思って。
でも、心の余裕が出来たことで、
少しずつ見れるようになってきた。
そんな中で先日、
NHKの歴史秘話ヒストリアで
福澤諭吉が特集されていたのを見た。
私は、こういう歴史番組はほとんど見ない。
興味がないから。(←)
でも、社会教諭を目指す身として、
最近なるべく歴史系番組に触れるようにしている。
正しくは、
母親が「あんたが興味持ちそうやと思って」と、
バラエティ番組を見ずにこれをかけてくれていたところ、
目に留まったというのが正しいんやけど。
当の本人の母は、
途中で爆睡してたけど、
私は引き込まれるようにその番組を見た。
そして番組が終わると同時に図書館で本を予約していた。
自分が読みたいと思った本を取り寄せて、
ゆっくり読むという心の余裕も
この2ヶ月で取り戻すことが出来たってことに気が付いた。
あー、回復してるわぁ。って。
文語体は読むのに時間がかかるし、
現代語訳にした訳やけど、
これが大正解。
本の内容は、
また別の機会に書くとして、
このタイミングで、
またこの本に出会えたのも、
きっと意味があったのだろう。
そんな訳でだいぶ回復しました。
最後に言いたい。
こういうものすごくキツイ期間でも、
私の存在を決して否定することなく、
歩幅を合わせて支えてくれた人がいる。
そっと応援してくれた人がいる。
この人たちがいなかったから
きっと私は踏ん張ることが出来てなかったと思う。
そういう人に対しての恩は絶対に忘れない。
この場を借りてお礼を言います。
ありがとうございます。
そしてそういう人に対しては、
これからしっかり恩返ししていこうと思う。
そして、これからの働き方や生き方を
改めて考えていこうと思う。