Vol 942
加古川のオーダーメイドサロン
フェリーチェで全国にステキな旦那様
通称「ステ旦」を増やしている
おおやなるひこです
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
最近、仕事においても質の高い時間を
過ごしたいと言う欲求が出て来た
というより、いつもそう考えている
そんな中、本屋でも「フロー状態」
という言葉をちょこちょこ目にするようになってきた
そこでフロー状態とは
何かについて調べてみた
するととても分かりやすいサイトがあったので
その内容を抜粋して紹介したいと思う
なぜか、私も愛用して年間サブスク契約をしている
Dropboxのサイトに掲載されていた下記内容だ
↓
【フロー状態に入る】
フロー状態とは、個人やチームが
物事に没頭できるように
するための技法であり、
ある活動に完全に没頭し集中できる心理的状態を指し、
その作業自体から充実感や満足感が得られるような状態
を言います
誰もが仕事をしている中でが完全に集中して
仕事をしているときに、
こうした感覚に気がついたことがあるかもしれません。
フロー理論:その歴史
「フロー」という言葉が生まれたのは
1975 年のことです。
芸術家が寝食を忘れ、無我夢中になって
作品に打ち込む姿を見た心理学者の
ミハイ・チクセントミハイ氏が考案しました。
<フロー体験とは>
ではフロー状態になるというのは、
具体的にどういうことなのでしょうか。
チクセントミハイ氏は、文化や教育、
そして地域にかかわらず、以下の要素を
フロー状態の確固たる証拠として挙げています。
非常に高いレベルで集中できる
行動と認知の両方が融合する
自意識が失われる
タスクへの取り組みが容易に感じられる
作業中のタスクが自分の管理下にあるという強い感覚がある
時間感覚が変わり、時が経つことに気付かない
たとえ完了していなくても、作業すること自体に喜びを感じる
他の心理学者は、成功できるという予感や
すぐに手応えを感じられることを
特に重要な要素として挙げています。
芸術家に当てはめて言えば、
絵筆を動かす度に作品が一歩ずつ完成へと
近づくという実感がこれに該当します。
<フローが起こる条件>
フローの研究はもともと芸術家を対象としていましたが、
フロー状態はスポーツ、ビジネス、
さらには趣味で行うランニングなど、
さまざまな場面で発生するものです。
フローとは、以下の要素によって
作り上げられる心理状態と言えます。
明確な目標
達成可能な課題
取り組み自体に喜びや達成感がある活動
(これは「自己目的的」とも呼ばれます)
たとえばキャンバスを前にした画家のように
真のフロー状態になるには、
以下のことも必要かもしれません。
取り組んでいるタスクに情熱や事前の好ましい感情を持っている
そのタスクに取り組むことで、スキル レベルや
一般的な達成感が向上する感覚がある
<仕事でフロー状態になることはできるのか>
今の仕事が大好きだという人でも、
業務内容のすべてに情熱を注げるわけ
ではありません。
しかし、それをもって業務中のフロー状態が
不可能だというわけではありません。
チクセントミハイ氏は、フローは一般的な幸福感だけでなく
モチベーションとも相関があることを示唆しています。
職場に置き換えてみると、企業文化、ワーク ライフ バランス、
オフィスや在宅勤務の環境はすべて、
フローの心理状態を作り上げるうえで一定の
役割を担っていることになります。
無意味なタスクに取り組んでいては、
フロー状態にはなれません。
画家が作品作りに深く没頭できる主な理由は、
彼らが絵を描くこと自体に個人としての
責任、プライド、達成感を強く感じているからです。
つまり、共同でタスクやプロジェクトに挑んでいる場合は、
チーム内でこうした感覚を共有できなければならないということです。
<チームをフローに導くには>
業務の中には魅力的でないものもあるかもしれません。
しかし理想的には、仕事でベストな結果を出したい
という信念を持っているべきです。
これは、自分に適した仕事に就いているのか、
別の職を探すべきなのかを考えるうえでの
重要なポイントとなります。
士気が高く協調的なチームは、
以下の点を実践することで、フロー状態や
それに近い状態に入ることができます。
● 集中を乱す要素を排除する
すぐにフロー状態に入ることはできません。
タスクに本腰を入れるためには時間がかかり、
そこから集中していくためには
もう少しの時間が必要になります。
こうした過程で、邪魔が入らないようにしておくことが重要です。
集中して取り組むための時間を確保しておくのもよいでしょう。
ポモドーロ テクニックなどの時間管理術を使って、
作業中のタスクにフル コミットできるようにしてください。
また、電話をしまっておく、通知をオフにするなど、
不必要な妨害要素が他にもあれば遠ざけておくことを
おすすめします。
● 心を落ち着ける
白い壁に囲まれた静かな部屋で仕事をすれば
集中を乱されないかと言えばそうではありません。
とりとめのない思考、継続的なストレス、
日常生活のちょっとした心配事などが、
フロー状態に入る機会を台無しにしかねません。
フロー状態に入るためには、
自分自身の調和を整えるマインドフルネスの実践もおすすめです。
たとえば瞑想を日課にすることで、
心を落ち着けることができます。
こうした習慣は、雑念を払い、
目標に向かって前進するのに役立つでしょう。
● チーム メンバーそれぞれのタイミングを知る
人々の働き方は十人十色です。
朝一番にパフォーマンスのピークが来る人もいれば、
昼食後にエネルギーが全開になる人もいます。
チームがフロー状態をうまく活用できるようにするには、
全員に同じやり方を強いてはいけません。
フローとは、個人的体験であり、
自分自身を高めていくものです。
決して、上司から「今からフロー状態に入れ」と
言われるものではありません。
つまり、現実的な見通しを持つことが重要というわけです。
また、チーム メンバーがフロー状態になりやすい
ピーク時間についても把握しておくことが重要です。
昼食後に集中力が高まりやすいメンバーが
いるとわかっていれば、その時間に急な面談の予定を
入れずに済みます。
● 手応えのある仕事にする
ビデオ ゲームに何日も費やしてしまうのには、
心理学的に明白な理由があります。
同じ課題に何度も挑戦し続けると、
目標を達成したときに高揚感と達成感を味わうことができます。
ビデオ ゲームは仕事とは
あまりにかけ離れていると思うかもしれません。
しかしゲームの本質には、
フロー状態に入るうえでのモチベーションの
要件が隠されています。
具体的には、没頭できる環境、継続的なチャレンジ、
克服可能な知識的課題、向上や新たな技術の取得が
できているという継続的な感覚です。
実際に、チクセントミハイ氏のフロー概念をテーマにした
ビデオ ゲームまで存在します。
つまり、表計算ソフトで単純作業をしているメンバーは、
フロー状態になりにくいということです。
わかりやすく魅力的な方法でタスクを入念に組み立て、
各メンバーの強みが活かせるような割り振りをする必要があります。退屈こそがフローの大敵です。
● チームが集中できる環境を作る
ビデオ ゲームが熱中できるよう作られているのと同じで、
適切なツールを用意しておくこともチームの集中にとって効果的です。
アプリの切り替えが最小限になると、
集中して取り組めるようになります。
スマート ワークスペースのツールを使うと、
チーム メンバーは自分たちなりの自由な方法で
共同作業ができるようになります。
業務を自分の手で管理し、業務を通して
自己表現が可能になります。
その一例が、Dropbox Paper ドキュメントです。
汎用的な 1 つのテンプレートから、ビデオ ギャラリー、
プロジェクト タイムライン、To-do リストなどを作成できます。
チームで Dropbox Paper を使用すれば、
必要なツールが 1 か所に集約され、
各自が好きな方法で共同作業できるようになり、
フロー状態に入りやすい環境が生まれます。
● 長時間作業とフローは別物
「長時間の作業をするとフロー状態になる」
という誤解はしないでください。
フロー状態とは、時間の経過にさえ
気がつかない状態を言います。
そのタスク自体や作業自体が
やる気を生んでいる場合や、
作業に没頭するのが楽しすぎて
手を止められないような状態です。
一方で、単に長時間デスクに向かって
仕事をし続けるのは、必要に迫られて
無理をしているだけです。
目の前のタスク以外の何かに気持ちが
向いているときや、その作業に充足感や
前向きな気持ちを感じられないとき、
それはフロー状態とは言えないでしょう。
幸いにも、フロー自体は人が習得できるような
スキルではありません。
フローとは、自然に発生する体験であり、
工夫次第で生み出すことができる心理状態です。
うまくいかない場合は、タスク、アプローチ、環境に
ついて再検討してからもう一度トライしてください。
それでは今日も一日明るく前向きに参りましょう(^^)