続)大学受験が終わった2;ただの自慢2/2 | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

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最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

今回もただの自慢の項になる。

まず、東大がどういう大学かを。



このツイートからすると
京大レベルから見て東大は別格という感覚がある人もいるらしい。

さらに東大生からしても理科Ⅲ類は別格らしい。
(もちろん京大の校風が好きで言ってる人は別なんだろうが。)


しかし、私立文系の「俺ら地頭いいから」には笑う。
これをツイートした人はホントにうまいとこ突く人やなぁと。

で。

東大受験って、
受験塾界隈ではどういわれてるかを整理する。
これはyoutubeの塾チャンネルで言ってた事。



・東大を目指すレベルからすると、

 国内の大学は「東大か?」「それ以外か?」の2つでしかない。
・それくらい東大は別格
・全国の大学の中で、最も受験科目数が多い
・他大学は、早慶はもちろん、旧帝大も、京大ですら、

 一つでも特異な科目があれば合格のチャンスはある。
・東大にそれはない。

・苦手な科目が一つでもあると東大合格は不可能。
・ジェネラリストとして、全部ができないといけない。
・理系でも二次試験で、国語も英語もあるんです。
・文系でも二次試験で、数学の数Ⅰ、Ⅱ、数学ABあるんです。
・ジェネラリストとしての大学は、

 総じて問題を解くスピードが求められるテストになる。東大はそうです。
・さらに東大は、

 各科目スペシャリストとして解かねばならない難問ばかり。
・つまり、スピード求められながら質も求められる。

・つまり、万能でないといけないのが東大です。
・よって、根性論に聞こえるかもだが、

 合格するために一番大事なことは「東大に行くのだ」という覚悟です!
・筑駒、灘のように気軽に東大行くかって感じではダメです。あの2つは別です。
・私、高校は名高い開成ですが、

 開成レベルではみんなちゃんと覚悟してましたよ。筑駒、灘は別なんです。

 

この動画を、ワタクシは愚息の2次試験前に見てしまい、

こんな難しい東大にホントにこやつ(息子)は受かるのか?

と不安になった。(結果受かったんだが)

 

で。愚息の出身校を見てみよう。

東大受験の合格率のこの圧倒的数値を見て欲しい。
 



灘は関西だからアレだとしても、
1校だけ群を抜いている。

なんと、学生数における東大合格率が54.4%である。

  ※現役浪人合わせて。

生徒数の半数が東大に行くって、

上澄みしか居ないというのの証左であろうかと。

  ※東大には女子はわずか20%の人数しかいないのに、

   女子校である愚女の出身校も31.2%の生徒が

   東大に受かっているのには驚かされる。どんな女子高なんやと。


愚息は中学受験なのだが、
中学受験においてその学校はまた別格というのが、
中学受験において一番実績のあるSAPIXのテストで分かる。

 

 



サピックスオープンというのはテストなんやけど、
合格率80%というのは、俗に言うA判定だと思うが、
そのサピックスオープンの偏差値67という圧倒的高成績で
開成は「ま合格でしょう」のA判定と出るのに、

筑駒受けても「このままでは落ちます」の40%。

という違いである。

それだけレベチの筑駒だが、

前項で進学校とは認識していないと言った。

 

それは次のツイートにうまく表現されてた。

全くその通りだと思う。

内部事情をこれだけ知ってるというツイート主は

親御さんであるとかの関係者かな?知らんけど。

 

 

筑駒生は

上記の「共通テスト2か月前にやる」という

文化祭に命を懸けている。

 ※教師は全く手を出さない。全て生徒の手作り。

 ※これを高3が担当し、時期は11月頭である。

 

で、文化祭について

筑駒卒業生らしき方のツイートがあったんで、

それは次の画像なんだが、

読むと狂気的というのが分かると思う。

 

 

この世界線は、おそらく校内競争があったりする、

授業自体が受験対策になってる超絶進学校からすると

狂気的だといえよう。

 

もう一つ、

筑駒の東大合格率のエゲツなさが分かる事実がある。


東大に本気で行きたい人だけが入る

『鉄緑会』という塾で表現できる。

(実際は国立医学部もダーゲットのようだが)

この塾はエゲつなくて、

入塾するにはエリート校の生徒でないと入れない。

そのエリート校は、なんと不遜なことに塾が指定している。

(開成、筑駒、麻布、海城、駒東、
 筑附、桜蔭、女子学院、雙葉、豊島岡、
 聖光、栄光、渋幕、渋渋、早稲田の15校)

指定校以外も入れるらしいが、

それには入塾テストに合格せねばならない。
(東大合格する為の学び舎に入る為の

 合否ある入塾テストって。。。苦笑)

つまり、

エリート校の中でも東大を狙える更なるエリート達が集う塾。

泣く子も黙る『鉄緑会』。

在籍している塾生の公式発表はないが、

全学年の在籍数の発表はあるようなので、

そこからあたりを付けると一学年1,000名くらいらしい。

1,000名が東大合格のノウハウ満載の鉄緑会にて

鍛えられて受験勉強頑張って東大を受ける。

で、多くが合格する。

その数、2024年度はなんと482名!!!

塾生の約半分が受かるって凄すぎる!!!

ん!?
泣く子も黙るエリート集団鉄緑会の

東大合格率48.2%!?

「え?筑駒とほぼほぼ一緒やんけ。」と。
エリート校のトップ層が集って頑張って約50%!?
筑駒は3か月半頑張って約50%。。。。

筑駒エゲつなし。。。

 

おそらく、

コツコツと受験対策をやってた人だろう。

こういうツイートをしている。

 

 

で、そこまで言われる愚息はどういった感覚かというと、

もちろん自分らが頭が別格に良いというのはそこそこ自認はしているが、

「頭がいい奴はどこにでもいる。」

「て言うか、皆がいう頭いいって結局何?」

「受験は所詮、運ゲー。」

「東大に合格するのはその分野で頭いいだけ」

「落ちたからって頭悪い訳ではないよ。」

というのがデフォルトである。

ま、校内に自分より凄い奴らばっかだとそうなるんやろなと。

 

さてさてさて。

 

これで、
一応子供自慢はし尽くしたかなと。

この自慢は
聞かれない限りできないのだが、
ちょいちょい合格祈願焼肉店を標榜する事を
知ってるお客さんからは聞かれる事がある。

「お子さん、高校どこなの?」と。

娘も、息子も、Top of the Topなんで、
お答えしたら、決まって同じ反応になる。

「あ。別だ。」とか。
「地頭が違うのね。」とか。
「そら、普通に東大行くよ。」とか。

「ウチの子はそれとは違うから。」とか。

 

つまり、こういったツイートの感覚になる。

 

 

それはあながち間違っていないし、
ワタクシ自身も、そう感じてはいる。

だがしかしタカシ。だ。

だからと言って、
何も学べないという事はない。

と思ってる。

それだと、
歴史上の偉人から学ぶことは何もないという話になる。

つまり、別格だから、

「参考にならない」訳ではないと思う。


で。

愚息の中高生活から合格への道のりが
あまりにも異質だと思ったので、
そこから、学べる事を思案してみようというワケ。

長くなったが、
愚息の学校が、
受験勉強に対して、
この項で説明した、
狂気的なものであった事を列記してみて、
この自慢の項は終える。


1.学校(教師)に大学受験のウェイト低く進路指導全くなし
2.だから、授業は受験対策とはほぼほぼ無関係のものである
3.文化祭は、全て高3の生徒任せ
4.しかも文化祭開催時期は、11月
5.文化祭のせいで、高3の8月9月10月は全く勉強する時間が取れない
6.文化祭終了後から受験勉強開始し、3か月半で東大に合格する
  ※正確に言うと文化祭終わって翌日片付けして、
   3日間ほど打ち上げあって、その後から勉強開始。

 

 

つづく(屁理屈をこねてみるへ)