つらつらと042 諸葛亮は生まれ変わっても馬謖を斬るか?③陳腐 | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

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最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

ダラダラやってしまいそうなんで、
先に若い頃に考えていた結論から、

つらつらしてみる事にする。
(基本は今も考えは変わらんと思う)

会社の腐敗については後日書く。

さてさて。

社会を変える大義が持てないなら、
会社は、従業員(特に正規社員)に対する影響に
焦点を合わせるべきだと考えていた。

 

シュンペーターも

人に影響与えなければ人として価値ない的な事を

確か言ってた。(確かとか言いながら不確か)

展開は、
勢いや財務に因らず、
人の成長に因るべきだと考えていた。

その意味では、今振り返ると
稲盛さんのアメーバ経営的な感じがいい
という感覚だったのではないかと思う。
(当時はまだ稲盛さんの著書は読んでなかったと思うが) 

そういう考えで仕事してきてしばらく経ってから、
一度会議で物議を醸した発言をしてしまった。

その発言は
「いや、そうじゃなんです。」
「私は治外法権的な感じでやっていきたいんです。」
的なものだった。

その顛末はまた書くとして、
どうしても、大きな資本の下であると、
スピードと規模と利益とを求められる。
だが、業種が違うのでそれは違うと考えていた。


ワタクシは、社会を変える目的がない下、
多店舗展開するならチェーン展開ではなく、
弱者としてずっと戦える規模感と組織体制でやるべきで、

陳腐化と戦う仕組みとしては
その弱者の戦略で戦える、

というかその戦略で戦わねばならない状況が、
その仕組みになりうると思っていた。

ある一例を挙げると極端な話、
メニューも価格も立地戦略も内外装も全て全く一緒でも、
屋号は違う屋号でやった方が良いのではないかと思っていた。
という話である。

それが、
陳腐化の進みを、
会社ではなく、店舗(若しくは小エリア)だけに
留まらせるのではないかと考えていた。

ついでに、
屋号も責任者に決めてもらえば、
俄然店を『作品』として仕上げてくるだろうと。
そうなれば、
収益体制を強く維持できる可能性が高くなるのではないかと。

それは、

スクラップ&ビルドの考え方が

ワタクシに合わずに受け入れられなかったのがあるかも知れない。

(それは後に様々なワタクシの失敗を招く)

それは今でも変わらない。
甘々な考えかも分からない。
甘々だとしても、それに気付ける立場にワタクシはない。
それは多店舗展開をやった事がないからだ。

まぁ、説得力のない話である。

で、それはそうと。
こんな組織だとキツいと思ってた形とは、、、

 

⇒つづく