鳴尾の民 presents 路線バス blog-r-c244 画像は、平23の運用に就いている、臨海所属のR-C244です。

都営バスに精通しているのであれば、この車輌の魅力はここで語るまでもないかもしれませんが、近年の都営バスを語る上で欠かすことのできない1台です。近年の都営バスでは、導入から12年での引退が原則となっていますが、D代のほぼ全て、E代の一部よりも長くにわたって活躍、晩年は木11乙、平23といった古参車おなじみの系統での活躍を続けてきました。


C244は現在、引退しています。今回の新車、W代三菱の深川への導入→M代CNGエルガが深川から臨海へ転属→C244が玉突き除籍、となりました。コード番号は深川の新車に託されることになり、影も形も残っていません。コート番号くらいは臨海で引き継いで欲しかったというのが個人的な希望だっただけに、少し残念な気もします。


これで都営バスのC代は全廃、D代も残りわずかとなり、都営バスからツーステップ車が全廃する日もそう遠くはないような気がします。







★掲載車両解説★

型式:NE-LV288L

登録番号:足立22 か 5251

導入年度:1997年度

車号:R-C244(臨海)

床形状:ツーステップ

ドア形状:前→2枚折戸 中→4枚折戸

側窓形状:メトロ窓

シャシーメーカー:いすゞ自動車

ボディメーカー:いすゞ

ミッション:5速MT

所属:臨海支所

撮影地:長島町交差点~葛西駅前間

備考:CNG車