6年 人間は成長したか? | おバカな2人の二人三脚

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早いもので、6年が経ちました。
2001.9.11 -アメリカ同時多発テロ事件-

今でも、はっきりと思い出します。
その日は、沖縄を襲った台風の様子が気になり、遅い食事をとりながら NHKのニュースを見ようとTVを点けました。
しかし、そこに映し出されていた映像は、台風ではなく、もうもうと炎上する高層ビルでした。

「何これ。 特撮? 映画?」
事態がよく飲み込めないまま、なると画面を見ていると、再びビルが大爆発しました。
 (これが2機目の旅客機の衝突だったことは、後で知ることとなります)

場所が世界貿易センタービルだと判り、その考えられない事態に唖然としました。
はっきりしない情報が錯綜していましたし、次から次へと伝えられる出来事は、どれも信じ難いものでした。 言葉は悪いですが、夢のようでした。
 - ペンタゴンが炎上! 3機目の衝突の可能性があります!
 - ただいま世界貿易センタービルの片方が崩壊したようです!
 - ペンシルベニア州に4機目の飛行機が墜落しました!
 - これは現実です! テロリストによる攻撃です!

ほんとに、アメリカはどうなっちゃうんだろう?
世界はどうなっちゃうんだろう?
また大戦が始まるのか?

なるとは、そんな会話をしながら、生々しい映像を朝まで見続けました。

―― あれから6年。
僕はあの事件をきっかけに、ひとつのモノの考え方が変わりました。
巧く表現できないので、内容には触れませんが。

アメリカ同時多発テロ事件で命を奪われた犠牲者の中に、僕の知り合いがひとりいます。
一度は一緒に仕事をしたことがある同期です。
その彼は転職したのですが、縁があって世界貿易センタービルで仕事をしていたのでしょう。
本当に無念だったに違いありません。