トウモロコシでGO! | おバカな2人の二人三脚

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 ふたりで楽しいお気楽生活。 胸を張って前を向いて歩きましょ。

先ほどの雷は、あっけないほど あっさりと終わってしまいました。
まぁ、チャリで出掛けたなるにしてみれば帰りやすくなったからいいんでしょうけど、鑑賞している方としては ちと物足りなかったです。

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昨日27日より、首都圏でバイオガソリンの試験発売が始まりました。
このバイオガソリン、ご存知の方も多いと思いますが、バイオエタノールと石油ガスを合成した「ETBE」と呼ばれる液体燃料をガソリンに混ぜたもので、日本の場合はバイオエタノールの混合比率が3%となっているようです。
性能は一般のガソリンと変わらないため、一般の車でそのまま使用しても問題ないとのこと。 気になるお値段はレギュラーガソリンと同水準だって。

バイオエタノールは二酸化炭素を吸収する植物を原料としているため、二酸化炭素の排出量がゼロと計算されるそうです。 つまりは、地球温暖化の歯止め効果を期待されているわけですね。
僕は以前から発売を心待ちにしていたのですが、普及に向けては、いろいろな問題が山積しているそうです。

いわく。
 ・コストがかかる
 ・環境省と石油連盟で生産方式を巡り対立がある
 ・食料問題の引き金になる可能性がある(原料が穀物のため)
 ・その穀物を作るための農作機械がCO2を垂れ流す

そのあたりについて興味があるようでしたら、下のリンクを辿って下さい。 (別窓が開きます)

  ■ 自動車用バイオ燃料巡る 政府vs石油連盟のゴタゴタ (J-CAST)
  ■ 期待満タン、バイオガソリンが4月27日発売 (読売新聞)
  ■ バイオガソリンの増産 食糧問題の引き金になる可能性も (朝日新聞)


まぁ新しいことを始めようとするんですから、いろいろ問題はあるでしょう。 問題解決には、ぜひ前向きに取り組んでもらいたいと思います。 普及しないまま、いつの間にか立ち消えになってしまうのが、いちばん怖いことです。

ブラジルの地区によっては、エタノールだけで走るガソリン(100%エタノールだからガソリンとは言わないかな)もあるそうです。 そういう意味では、日本はまだまだ他国に遅れています。 エコ先進国を模範に、良いところは積極的に取り入れて欲しいものです。

ウチは滅多に車を使いませんが(6年で5000kmだよんww)、近くのガソリンスタンドで見かけたら、給油してみたいなぁ なんて考えています。

それにしても、トウモロコシで走る車って、なんか童話みたいですな。