日本に住んでいた頃、
妊婦さんが付けていたマタニティーマークのキーホルダーをよく見かけた。
かわいいマークだなぁ。幸せなんだろうなぁ~。いいな。
くらいにしか思っていなかったけど、
職場で3か月で上司や周りに妊娠報告した人がいて、
『まだ3か月で報告なんて、こっちが気を使うだけじゃんね、』
『キーホルダーもわざとらしく見える。』
と、先輩が言っていたのを思い出した…。
その時に初めて、世の中いろんな意見があることを知った。
妊娠したことのない私は、”3か月でも妊婦は妊婦だしなぁ。”
”マークを付けてる人がいたら席を譲る。”位にしか思っていなかったし、
特に何も感じていなかった。
自分が妊婦になると、
初期のころは稽留流産が心配だし、
中期はお腹が出てきたり体力不足を感じたり、
後期はお腹が重いし、鼡径が痛くなったり本当につらい。
と、結構マイナートラブルってあるんだな。というのが正直な感想。
何が言いたいかというと、
NYに来て、もちろん日本みたいなマタニティーマークはなかった。
けど、皆優しいなって感じることがすごく沢山あった。
お腹が痛くてドアに寄っかかっていたら『大丈夫?』と声をかけてくれる人。
(多分妊婦とか関係なく話しかけてくれた。)
週末、旦那さんとBuybuy Babyに行った買い物帰り、
ベビー用品店の袋を持っている旦那に気づいた人が『座って!』と立ち上がってくれたり。
お腹が大きくなると、若い人も、おじさんも、声をかけてくれる。
満員電車に乗り込む際も、『座るべき人がいるわ!』と電車内の人に声を出してくれる人がいたり。
たった2駅だから逆に申し訳ない。と思って伝えても、『いいから!』と、
本当にNYの人達皆優しいなぁ。と感じる妊婦生活でした。
赤ちゃん連れの人のベビーカーを知らない人が階段で手伝ってあげている姿も良く目にした。
こうやって、マークがなくても優しい世の中ってあると思う。
親切にされたから私もしよう!っていうのは違う。けど実際嬉しく、本当に助かった。
優しい連鎖があるなと感じた。
妊婦だから!って強気な態度を取られると
『何なの?』と思う気持ちも分かるし。
病棟で働いていた時も、重症度が高い人を受け持たなくていいな~とか
正直、思ってしまった私もいたしな。
先日、旦那さんが職場の人たちに、
サプライズでBaby showerをしてもらったみたいで、
結構な金額のお金もいただいて。お返しはどうしよう?と検索してみたら
『お返しという概念がそもそもない。thankyou cardを落ち着いたときに渡しましょう』みたいな
記事が書いてあって、
日本だったら、内祝いで半額位の…とか、いつまでに…とか、
色々考えなくてはいけないのになぁ。と文化の違いを感じた。
生まれたらBabyと一緒に挨拶と、
チョコとか気持ち物とCardを渡そうかな。と考え中。
文化って本当に違うけど、
日本は、考えすぎな部分がありすぎるんじゃないかな~とも思う。
マタニティーマークにしても、本来は妊婦だと分かりやすくして、皆で助け合いましょうって事で始まったんだと思う。
(もちろん、そう思っている人が多数だけど、妊婦様という言葉が出来てしまったりする事実もある。)
そもそも、マークがなくても優しい世の中だったのに、マークがあることで不快に感じる人も出てし来てまったのかもしれない。
冠婚葬祭で包むのだって、本来はお祝いやお悔やみの意を表したことだから、
お返し文化は日本人の心としていい文化でもあるけれど、
本質とちょっと違うな、と思う部分もあるかな。
これは、日本のマーケティングとかが影響してきた部分もあるのかな。とも思う。
小さいころに、困っている人がいたら手を差し伸べる。って教わったけど、
本当に、助け合いだよね。
世の中にはいろんな考えの人がいるという事でもある。