冬曇り 原色似合う ヨーロッパ 

セキレイが 挨拶に来る 冬の朝

節分や 昨日の空と 同じ雲

春立ちぬ 桃屋のパンを 二つ三つ (桃屋さんは沼津の老舗パン、総菜屋さんです。)

明日からは 春かと笑顔 恵方巻

如月の ビルの反射の 光かな

本閉じて 灯りを消すや 雪の音

セキレイが 今日も遊ぼと 冬の朝

暖冬と 言われてもなお 冬の朝

百均の手袋 三日で壊れる 

ラブライブ 昭和は遠くなりにけり

昭和まだ 令和の春に 生きている

ともかくも 義理が一番 バレンタイン

箱のチョコ 年に一度の バレンタイン

ハンガーに シャツしがみつく 春の風

 

とりあえず月中までの俳句を選んでみました。

如月の 一朶の雲や 輝けり