色々な「お台場仕立ての違い」とかを書こうかと思っていたのですが。
また今日も飲んだくれてしまったので・・・。
スーツに使える、今ではほとんど忘れ去られた小物について書いてみます。
「ピンホールカラー」ってご存知でしょうか?
襟の中ほどに開けたアイレット(ハトメ)にピンを通して、その上にネクタイの結び目を乗せる仕様。「タブカラー」と同様に衿元を引き締め、ネクタイの結び目を押し出して、強調させるシャツカラーのスタイル。
これ自体、昨今ではほぼ「失われたスタイル」のような気がしますが。
そしてさらに忘れ去られている、普通のシャツでも同様の効果が得られる、「カラーピン」というパーツがあります。
また、「ダブルカフス」のシャツでのみ用いられる「カフリンクス」も今ではほとんど忘れ去られた小物かも知れません。
かつて愛用していた「カラーピン」「カフリンクス」が出てきたので載せてみます。
赤いカフリンクスはGALAMONDの物だった様な気もしますが、自信はありません。
間違いなくGALAMONDの物だったシンプルなシルバーの物は、残念ながら後輩にあげてしまいました。
昨今ではさらに使われる事のない「タイタック」や「ラペルピン」もありました。
他にも普通のシャツのカフボタンに被せて「カフリンクス」風に装飾するパーツ(名称不明)なども。
まあこういう小物が当たり前に使われていたのは「バブルの時代」ならでは、だったのかもしれませんが、最近のあまりにも無味乾燥なスーツスタイルを見るに、もう少しこういった小物が見直されても良いような気がします。
さて、おまけと言うかこちらの方が本題かもしれませんがw
最初の画像の器は本来アッシュトレイなのですが、野間口さん期ではありますがGALAMONDのノベルティ品です。
このロゴのバランスは本当に美しいですね。
あとはやはり最近では使われる事の少ない「マネークリップ」。これは前田さん期のものです。
・・・もう少し磨いておけば良かった・・・。でも、なかなか洒落たノベルティだと思いませんか?